香りを楽しむデコレーションケーキ♪
今回は、ひとくち食べればふわっと心地よい紅茶の香りに癒される、そんなデコレーションケーキのレシピをご紹介します。
あえてフルーツなどは使わずに、紅茶の風味を存分に味わっていただけるケーキを目指しました。
より紅茶葉の香りを出すための工夫などもお伝えします。
使用する紅茶について
今回ジェノワーズに使用する紅茶は、ティーバッグの中身をそのまま使います。
リーフティーの場合はミルなどで細かくしてからお使いください。
茶葉が大きいと口当たりが悪くなるため、注意が必要です。
また、クリームには風味と扱いやすさを考慮して紅茶のパウダーを使用しています。
アールグレイデコレーションケーキのレシピ(5号サイズ1台分)
ジェノワーズを作る
材料
- 卵…100g
- 砂糖…60g
- 水あめ…5g
- 薄力粉…60g
- アールグレイ茶葉…2g
- 水…10g
- 牛乳…25g
作り方
- 耐熱容器に茶葉と水を合わせて入れ、ラップはせずに電子レンジ600Wで20秒間温める。
- 大きめのボウルに卵を割りほぐし、砂糖と水あめを加えて混ぜる。
- 50℃程度の湯せんにあて、卵が人肌程度になるまで温める。
- ハンドミキサーの中速から高速で、生地がふんわりするまで泡立てる。
- ハンドミキサーを低速にして生地のキメを整える。
- ふるった粉を加え、ゴムベラで底から返すように粉気がなくなるまで混ぜる。
- 1のミルクティーに生地の一部を加え、軽く混ぜ合わせる。
- 6のボウルに戻し、ゴムベラで底から返すように混ぜる。
- 型紙を敷いた型に生地を流し入れる。
- 余分な空気を抜くために、型をトントンと台に数回たたきつける。
- 天板ごと190℃で予熱しておいたオーブンに入れる。
- 焼成後すぐに型から出し、逆さにして焼き縮みを防ぐ。
牛乳を加えて混ぜる。
*濃いめのミルクティーを作ることで、紅茶の香りがしっかりと出ます。
*ここではハンドミキサーで泡立てず、軽く混ぜる程度でOK。湯せんが冷めてしまった場合は再度温め直してください。
*流れ落ちた生地の跡がくっきりと残るまで泡立てましょう。
ここがポイント
きめ細かな生地を作るためにとても大切な作業です。大きな気泡が見えなくなるまで行ってください。
低速で整えた生地は大きな気泡がなくなり、つややかでふんわりした状態。
*混ぜ終えた生地はふんわりとしています。
*出来上がった生地はサラサラ流れ落ち、跡がすーっと消える状態。
ここがポイント
最後の生地(色が濃くなっている生地)は気泡がつぶれています。状態の良い生地となじませるよう、ゴムベラで軽く混ぜておきましょう。
170℃で約28分間焼成。
*ご家庭のオーブンの様子を見ながら焼いてください。
*5分ほどしたら元に戻してOK。
シロップを作る
材料
- アールグレイ茶葉…1g
- 水…30g
- 砂糖…13g
作り方
- 全ての材料を小鍋に入れ、中火にかけて沸騰させる。
- 茶こしでしっかりとこし、使用するまで冷ましておく。
火を止め、フタをして数分間蒸らす。
デコレーションして仕上げる
材料
- 生クリーム(35%)…200g
- 砂糖…18g
- アールグレイパウダー…3g(好みで調整してもよい)
作り方
- ボウルに全ての材料を入れ、ハンドミキサーでツノが軽くおじぎをするまで泡立てる。
- スライスしたジェノワーズにハケでシロップをうつ。
- ホイッパーですくえる程度に泡立てた生クリームをのせ、平らに広げる。
- 2枚目のジェノワーズは両面にシロップをうって重ねる。
- 工程3と4を繰り返す。
- 全体にクリームを薄く塗り、「下塗り」をする。
- 冷蔵庫でしっかり冷やして安定させる。
- クリームを足して「本塗り」。トップ・側面・角をパレットナイフで整える。
- 8分立てにしたクリームを絞る。
- エディブルフラワーやハーブなど、好みで飾りつける。
- 出来上がり。
*今回は、グルグルとらせん状に絞りました。
「アールグレイデコレーションケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
お気に入りの紅茶で試してほしい♪
アールグレイの風味が存分に楽しめるデコレーションケーキのレシピ、いかがでしたか?
今回はティーバッグとパウダー、2種類の紅茶アイテムを使用してみました。
紅茶の種類や茶葉・パウダーによって、風味が変わると思います。好みのものでお試しくださいね♪