鮮やかな見た目の映えスイーツ
グラデーションチーズケーキとは、名前の通り色調などを段階的に変化させ、目にも鮮やかなグラデーションに仕上げたチーズケーキのこと。
今回は、カットするととてもかわいい映えスイーツ・グラデーションチーズケーキのレシピをご紹介。
「どうやって作るの?」「こうなるのが不思議!」という皆さんの疑問を解消します♪
グラデーションチーズケーキのレシピ(15cm底取れ型1台分)
グラデーションチーズケーキは、作り方が少し変わっているレアチーズケーキ。
一層ごとに生地を固めるのではなく、順番に流し入れて作ります。
土台のクッキー生地を作る
材料
- 市販のクッキーやビスケット(お好みのもの)…90g
- 無塩バター…40g
作り方
- 袋にクッキーを入れ、めん棒などでたたいて細かく砕く。
- バターを電子レンジに10秒間ほどかけて溶かす。
砕いたクッキーの袋に溶かしバターを入れ、もんでなじませる。
- 15cm型に入れ、スプーンの背などを使ってぎゅっと押して敷き詰める。
*特に端をしっかり押すのがポイント。
- できたら冷蔵庫に入れておく。
レアチーズ生地を作る
材料
- クリームチーズ…200g
- マスカルポーネ…90g
- プレーンヨーグルト…60g
- レモン汁…大さじ1
- コンデンスミルク…30g
- 砂糖…55g
- 生クリーム…230g
- ゼラチン…10g
- 水…大さじ2
- 抹茶…3.5g
- お湯…10g
- 抹茶…2g
- お湯…10g
- 抹茶…1g
- お湯…10g
*小数点以下が量れないスケールの場合は、気持ち多めに量ってください。
下準備
- 材料を計量し、室温に出しておく。
作り方
- やわらかくしたクリームチーズとマスカルポーネをボウルに入れ、コンデンスミルク・砂糖・レモン汁を加えて混ぜ合わせる。
*クリームチーズとマスカルポーネがかたい場合は、湯せんにかけたり電子レンジで軽く加熱したりするとやわらかくなります。
- ヨーグルトを入れて混ぜる。
- 生クリームを入れて混ぜる。
- ゼラチンに水を入れ、電子レンジに5秒間ほどかけて溶かす。
- 3のボウルを湯せんにかけ、30℃くらいの温度にする。
溶かしたゼラチンを入れて混ぜる。
- 生地を3種類取り分ける。
分量は、80g ・130g ・190g(残りはボウルのまま置いておく)。
- 抹茶をお湯で溶かす。
生地80gに入れる分
抹茶3.5gにお湯10gを入れて混ぜる。生地130gに入れる分
抹茶2gにお湯10gを入れて混ぜる。生地190gに入れる分
抹茶1gにお湯10gを入れて混ぜる。*しっかり混ぜてもダマがある場合は、こしてダマを取り除いてください。
- それぞれの生地に入れてよく混ぜる。
*薄い緑・少し濃い緑・濃い緑の3種類ができます。
抹茶によって色の濃淡は変わります。薄い場合は抹茶を足してください。
- ボウルに残したままの白いレアチーズ生地を含め、4つの生地温度が30℃あるか確認する。
- ここから、グラデーションにする工程。
冷蔵庫に入れておいた型を取り出し、白いレアチーズ生地を流す。
- 次に190gの薄い緑色のレアチーズ生地を流す。
*10cmくらいの高さから、真ん中に注ぐように入れるのがコツ!
- 続いて130gの少し濃い緑色のレアチーズ生地を、同じく10cmくらいの高さから真ん中に注ぐように入れる。
- 最後に80gの濃い緑色のレアチーズ生地を、10cmくらいの高さから真ん中に注ぐように入れる。
画像のように、4色見えていれば成功◎
- 冷蔵庫で4時間冷やす。
- 温かいタオルを型の周りに当て、型から外しやすくなったところで外す。
- 温めた包丁でカットしたら、完成。
「抹茶のグラデーションチーズケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
グラデーションチーズケーキの最大のポイントは、生地の温度!
美しいグラデーションを作るための生地の温度は、30℃がベストです。
温度が高い生地は線がぼやけ、グラデーションがわかりにくくなってしまいます。
温度が低い生地は平らに広がらず、綺麗な見た目になりませんでした。
温度計で30℃になるよう測るのがおすすめです。
もし温度計がない場合は、さらさらでもなく、どろっとでもなく、なめらかで少しとろみのある生地になるようにしてください。
ここさえ気をつければ、カットしたときグラデーションがはっきり見えるお菓子になります。
グラデーションになる不思議なチーズケーキを作ろう!
グラデーションチーズケーキのレシピ、いかがでしたか?
「どうやって作るの?」と気になっていたという方も大勢いらっしゃったのではないでしょうか。
工数はかかりますが、基本的な作業は混ぜるだけと簡単です。
作ろうと思えば、1時間かからずできちゃいますよ♪
おいしさはもちろん、かわいい見た目はお誕生日ケーキなどにも喜ばれること間違いなし!
ぜひ作ってみてくださいね。