人気のホワイトチョコレートで作る絶品生チョコ♪
口の中でとろける食感がたまらない「生チョコレート」。
今回はホワイトチョコレートで作る生チョコのレシピをご紹介します。
ミルキーで濃厚な味わいが人気のホワイトチョコレートは、いざ生チョコを作ろうとすると「分離した」「固まらない」など意外に扱いが難しい部分も。
失敗しやすいポイントを知って、おいしいホワイト生チョコを作りましょう♪
ホワイト生チョコのレシピ(2.5cm角のもの16個分)
口どけなめらかな仕上がりで、一度食べたらやみつきになること間違いなしのレシピです。
材料
- 製菓用ホワイトチョコレート…150g
- 生クリーム(乳脂肪分36%)…50ml
- 無塩バター…5g
- トッピング用粉糖…適量
下準備
- 湯せん用のお湯(50℃)を沸かします。
- バターを常温に戻しておきます。
- 15×15cmの容器やバットにオーブンシートを敷いておきます。
作り方
- ボウルにホワイトチョコレートを入れ、湯せんにかけて溶かします。
*ホワイトチョコレートは高い温度の湯せんにかけると分離しやすいので、50℃の湯せんを準備しましょう。水分が入らないよう、鍋より大きめのボウルを使うのがおすすめです。
- 生クリームを耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで20秒間加熱します。
*少量の生クリームは鍋を使うと沸騰しやすいため、電子レンジがおすすめ。沸かさず、沸騰直前になるよう気をつけましょう。
- 生クリームをホワイトチョコレートのボウルに加え、1分間ほど置きます。ゴムベラで中心に円を描くように静かに混ぜます。
- 全体にツヤが出てきたらバターを加えて混ぜ、余熱で溶かします。
*チョコやバターの溶け残りがある場合は、湯せんにかけて完全に溶かします。
- 容器に流し入れて平らにし、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。
- オーブンシートを外し、2.5×2.5cmにカットします。
*お湯で温めた包丁で切るのがコツ。一切れごとに包丁の汚れをふき取りましょう。お湯が熱すぎると側面が溶けるので注意してください。
- トッピング用の粉糖をふるい入れたバットに置き、表面にも茶こしなどでトッピング用粉糖をかければ完成。
「材料4つで簡単♪ホワイト生チョコ」の詳しいレシピページはこちら。
分離する!固まらない!ホワイト生チョコが失敗する原因と対策
茶色のチョコレートは、カカオマス・カカオバター・砂糖などの材料で作られていますが、ホワイトチョコレートにはカカオマスが入っていません。
カカオバターなど油脂分が多く、ビターチョコレートよりも低い40~45℃で溶けるという特徴があります。
ホワイトチョコレートで生チョコを作る際の失敗の原因と対策を見ていきましょう。
分離する原因
- 湯せんの温度が高かった
- 生クリームの温度が高かった
- 生クリームの量が多かった or 少なかった
- チョコレートと生クリームに温度差があった
- 水分が入ってしまった
チョコレートが分離する原因はいろいろありますが、だいたいこの5つが当てはまるといってもいいでしょう。
特にホワイトチョコレートは高温で分離しやすいので、湯せんや生クリームの温度に気をつけましょう。
温度差での分離を防ぐため、チョコレートを湯せんで溶かした状態で温めた生クリームと合わせると失敗しにくくなります。
分離したときの対処法
分離してしまったときは一度湯せんにかけて溶かし、冷水で冷やして混ぜるという作業を繰り返すと復活することがあります。
それでもなめらかにならない場合は、温めた生クリームを少しずつ加えて混ぜてみてください。うまくいけば乳化してツヤのある状態になりますよ。
残念ながら、水分が入って分離した場合は戻すことができません。
固まらない原因
- 生クリームの量が多かった
- 植物性クリームを使った
- 冷やす時間が足りていない
ホワイトチョコレートが固まらない一番の原因は、チョコレートと生クリームの比率です!
ホワイトチョコレート:生クリーム=3:1の比率が目安。
ビターチョコレートやミルクチョコレートは2:1のレシピが多く、これをホワイトチョコレートに変えてしまうと固まりません。
また、植物性クリームは動物性クリームに比べると固まりにくいため、チョコレートを増やすなど対策が必要です。
固まらないときの対処法
ホワイトチョコレートは油分が多く固まるのに時間がかかるので、焦らず冷蔵庫でじっくり冷やし固めましょう。
生クリームの分量が多く、いくら冷やしても固まらない可能性もあります。
その場合はチョコレートの分量を増やしてみてください。
一度冷やした生チョコと追加のホワイトチョコレートをそれぞれ湯せんにかけて溶かし、混ぜ合わせて再び冷やします。このときの温度も45℃以上にならないよう注意!
アレンジも簡単!
固める前のガナッシュに具材を加えれば、お手軽にアレンジ生チョコが楽しめます。
おすすめアレンジ1.フリーズドライ ストロベリーピース
フリーズドライ ストロベリーピースは、ホワイトチョコレートに加えると映えてきれい♪
ホワイトチョコレートのミルキーな甘さに、いちごの甘酸っぱさがよく合います。
おすすめアレンジ2.フレーバーパウダー
抹茶パウダーや紅茶パウダーを温めた生クリームと混ぜ合わせれば、いろいろな味の生チョコに変身!
自分のお好みの味をお楽しみください♪
失敗なしでホワイト生チョコを作ろう!
ビターチョコレートやミルクチョコレートに比べて分離しやすく、難易度もちょっぴり高いホワイトチョコレートですが、ポイントを押さえれば大丈夫!
やさしいミルクのコクと口どけなめらかな食感が味わえます。
失敗の原因に注意して、おいしい生チョコ作りを楽しみましょう。