練りパイで簡単♪贅沢ブルーベリーパイを作ろう!
ブルーベリーは、濃厚な味わいと体にうれしい栄養素が豊富!
夏に食べたくなるブルーベリーで爽やかなパイを楽しみませんか?
今回のコラムでは、素朴な焼きっぱなしスタイルが魅力的な、アメリカ風のブルーベリーパイのレシピをご紹介します。
練りパイタイプで簡単にできるのがうれしいポイント!
ブルーベリーパイのレシピ(18cmタルト型1台分)
今回はパイ皿でなく、ご家庭によくある「18cmのタルト型」を使いました。
憧れの編み込み模様のパイを作りましょう♪
練りパイ生地を作る
材料
- 薄力粉…180g
- 砂糖(グラニュー糖)…10g
- バター(食塩不使用)…100g
- レモン皮(黄色部分のみ)…1/2個分
- 卵黄(Mサイズ)…1個
- 水…40g
- 塩…2g
下準備
- 材料は全て冷やしておく。
- 塩は水に入れて溶かしておく。
作り方
- 薄力粉・グラニュー糖・レモン皮・バターをボウルに入れ、さらさらの状態になるまで混ぜる。
*フードプロセッサーがあれば、それで作業してもよい。
- 卵黄と塩水を加え、まとまるまでカードで混ぜる。
- ラップにとって平らにし、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
フィリングを作る
材料
- ブルーベリー…400g
- 砂糖(グラニュー糖)…120g
- レモン汁…20g
- コーンスターチ…30g
作り方
- 材料を全て鍋に入れ、中火にかける。
- 絶えずゴムベラで混ぜ、約10分間炊く。
- バットにあけ、ラップをして冷ます。
*炊き上がり時の状態は、全体に粘りがあり、果肉もほぼ溶けてつやのある状態。冷めると固まる。
成形・焼成
材料
- 全卵…適量
*塗り卵に使うので、茶こしでこしておく
作り方
- 休ませておいた練りパイ生地を分割する。140gを底生地に、残りを上生地に。
- 底生地を型より一回り大きくのばし、敷き込む。
冷蔵庫に30分間ほど入れる。
*生地を休ませるのは焼き縮みを防ぐため。
- 上生地を20×30cm程度にのばし、冷蔵庫に30分間ほど入れる。
*のばす際に強力粉(分量外)を台に薄く広げると、一層作業しやすい。
- 3cm幅の帯が9本取れるようカットする。
*使うのは8本。1本は予備。 - 底生地を敷いた型にブルーベリーフィリングを入れる。
- 生地のふちに水を塗り、3cm幅にカットした生地を4本のせる。
- 1本ずつ間隔をあけて持ち上げ、横に生地を通す。
次の生地では先に持ち上げなかった生地を持ち上げ、生地を通す。
以上のような作業を4回繰り返し、上生地を編み込む。
- めん棒などでふちだけ押さえ、生地を落とす。
- 塗り卵を塗り、200℃に予熱したオーブンで40分間焼成する。
- 粗熱が取れたら型から外して完成。
「ブルーベリーパイ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
今回のレシピのポイントをご紹介します。
パイ生地について
パイ生地には、さまざまな配合があります。
今回使用したのはバターを織り込むタイプではなく、バターを粉に入れて混ぜる練りパイタイプ。
卵黄も加え、風味豊かに仕上げています。
すべての材料をよく冷やし、手早く作業するのがサクサクパイへの近道です。お部屋も涼しくしてください。
フィリングについて
フィリングは、通年手に入りやすい冷凍ブルーベリーを活用しました。
cottaには大容量の冷凍ブルーベリーも充実。ストックしておくと、お菓子作りやちょっとしたトッピングなどにも大活躍間違いなし!
もちろん、フレッシュブルーベリーが手に入ればそちらでも構いません。
コーンスターチで程よいとろみとかたさをつけ、焼成後も外に焼きこぼれないなめらかな仕上がりを目指しました。
パイを引き立てる絶品フィリングです。
おすすめの食べ方
このパイは、焼けて粗熱が取れたくらいもおいしいですが、冷蔵庫に入れておいて翌日食べるのもおすすめ!
フィリングの味が落ち着いて、また違った味わいが楽しめます。
その際は、トースターで軽くリベイクしてもいいですよ。
バニラアイスなどを添えるのも魅力的!
編み込み模様が美しい、アメリカンブルーベリーパイ
今回は、ブルーベリーたっぷりで楽しむアメリカンパイのレシピをご紹介しました。
編み込んだ生地が美しいホールのブルーベリーパイは、焼きっぱなしでもテーブルの主役になる存在感と魅力があります。
練りパイで簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。