旬のブルーベリーでアメリカンスイーツを作ろう♪
夏になると見かけるおいしそうなブルーベリー。
国産の新鮮なものも手に入りやすいこの季節。ブルーベリーを使って、手軽でおいしい焼き菓子を作りませんか?
今回ご紹介するのはブルーベリーバックルのレシピ。
シナモンなどを効かせた生地にブルーベリーの果汁が染み出し、コクと甘酸っぱさのある味わいはコーヒーのお供にもぴったりです。
ブルーベリーバックルとは
ブルーベリーバックルとは、シュガーバッター法で作るバターケーキの一種で、アメリカの郷土菓子。
重すぎない生地の上にブルーベリーとクランブルをたっぷりのせて焼き上げる、焼きっぱなしのアメリカらしいお菓子です。
名前の由来は諸説ありますが、「バックル」には「歪む」「崩れる」などの意味があり、焼き上がりのラフな見た目から名付けられたといわれています。
ブルーベリーバックルのレシピ(15×15cm角セルクル1台分)
ラフな焼き上がりが印象的なブルーベリーバックル。
暑い季節でも気軽に作れる焼き菓子です。
クランブルを作る
材料
- 無塩バター…30g
- グラニュー糖…20g
- カソナード(グラニュー糖で代用可能) …15g
- アーモンドパウダー…30g
- 薄力粉…30g
作り方
- 材料を全てボウルに入れる。
- 手を使ってバターに粉類をまぶしながら、バターを細かくちぎっていく。
- バターを指でつぶしながら、満遍なく擦り合わせていく。
- そぼろ状になったら、使う直前まで冷凍庫で冷やしておく。
生地を作る
材料
- 無塩バター…60g
- グラニュー糖…80g
- 全卵…60g(L1個分)
- 卵黄…20g(L1個分)
- サワークリーム…50g
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…3g
- シナモンパウダー…1.5g
- ブルーベリー…100g
下準備
- 無塩バターは常温に戻しておく。
- 薄力粉・べーキングパウダー・シナモンパウダーを合わせてふるっておく。
- 全卵と卵黄を混ぜ合わせておく。
- 型にクッキングシートを敷いておく。
- オーブンを焼成温度より20℃高い設定温度で予熱しておく。
作り方
- 無塩バターをボウルに入れてほぐす。
- グラニュー糖を2回に分けて加え、そのたびにホイッパーで混ぜる。
- 下準備で混ぜ合わせておいた全卵と卵黄を4回に分けて加える。
加えるたびにホイッパーで混ぜる。
- 別のボウルにサワークリームを入れ、3の生地をひとすくい入れたらホイッパーでしっかり混ぜる。
*サワークリームを生地でのばすイメージ。
- 4の生地を3のボウルに全て入れる。
- 下準備でふるっておいた薄力粉・ベーキングパウダー・シナモンパウダーを2回に分けて加え、そのたびにゴムベラで混ぜる。
- クッキングシートを敷いた天板の上に、下準備で紙を敷いておいたセルクルを置く。
- 生地を入れてゴムベラでなだらかに整える。
- ブルーベリーを満遍なくのせる。
- 冷凍庫で冷やしておいたクランブルをのせ、焼成。
ガスオーブン、約180℃で35分間程度。
電気オーブン、約190℃で35分間程度。
*オーブンによって火力が異なります。焼成時間・温度は調整してください。
- .型から外して冷ます。
- お好きな大きさにカットして、完成。
「ブルーベリーバックル」の詳しいレシピページはこちら。
このレシピのポイント
絶品のブルーベリーバックルを焼き上げるポイントをお教えします。
クランブルについて
クランブルは必ず冷凍庫でしっかり冷やした状態のものを使うのがコツ!
凍ったものを手でほぐしながら生地の上に満遍なくふりかけましょう。
クランブルが冷えていないと焼いている間に生地と一体化してしまい、クランブルのカリカリ食感がなくなってしまうので要注意!
また、アーモンドプードルや2種類の砂糖を使うことで、味に深みのあるクランブルが出来上がるので、ぜひ材料をそろえて作ってみてくださいね。
型について
今回のレシピでは15cmの角セルクルを使いましたが、他の型でも大丈夫。
デコ型などで丸く焼いてもかわいいかと思います。
カットの仕方を変えるだけでもいろんな見え方になり、いろいろ楽しめますよ。
サワークリームについて
サワークリームを入れる際は、必ず別のボウルでサワークリームを伸ばしてから入れてください。そのほうがきれいに混ざります。
サワークリームが手に入りにくい場合は、水切りヨーグルトで代用できます。
アレンジ提案
ブルーベリーバックルは、フレッシュのブルーベリーだけでなく冷凍のブルーベリーを使っても大丈夫です。
また、りんごなど他の果物に置き換えるのもおすすめ。夏が終わっても楽しめます。
ブルーベリーの季節に楽しみたい焼きっぱなしのアメリカンベイク
今回は、焼きっぱなしのアメリカンベイク「ブルーベリーバックル」のレシピをご紹介しました。
フレッシュのブルーベリーがおいしい季節。冷たいお菓子もいいですが、ブルーベリーを贅沢に使ってしっとり焼き上げた茶色い焼き菓子も楽しみませんか。
ぜひ作ってみてください。