サイズいろいろ!ディッシャーを使いこなそう
アイスクリームを盛りつけるときに使用するディッシャーには、とても多くのサイズがあるのをご存じでしょうか。
豊富なサイズからどれを購入したらいいのか迷ってしまう方も多いディッシャー。
今回のコラムでは、お探しのサイズが見つけられるようにサイズ比較をしてみました!
アイスクリームだけではない、いろいろな使い方もご提案します。
ディッシャーとは
ディッシャーとは、一定量で食品を盛り付けることができる調理器具(デッシャーと表記されることも)。
ステンレス素材などの金属製で、半球の形状をした丸型が一般的。
内側に沿って金属片が動くことで、半球状の形を保ったまま中身を押し出すことができます。
アイスクリームディッシャーというと、イメージできる方も多いのでは?
ディッシャーの使い方
ディッシャーは、ハンドルの部分を握ると半球の内側に沿って金属片が動きます。
ディッシャーを使うときは、食材をしっかりすくい取って表面をならすのがコツ。アイスのようにかたいものは、何度も削り取るようにするときれいにできます。
盛り付けたいところへ移動し、持ち手を握って中身を押し出せば、ディッシャーの形そのままの丸い形に。
ディッシャーのサイズ比較
cottaさんで取り扱いのある、スーパーディッシャーを並べてみましょう。
サイズは全部で7種類。
商品名には、ナンバリングと容量が記載されています。
左から、#10(90cc)・#12(80cc)・#14(60cc)・#16(50cc)・#18(35cc)・#20(25cc)・#22(20cc)。
直径は、大きいものから68mm・65mm・59mm・55mm・50mm・44mm・42mmです。
アイスのコーンにちょうどいいサイズはどれ?
シュガーコーンとホームコーンカップにアイスをのせるなら、どのサイズがよいか試してみましょう。
シュガーコーンにちょうどいいのは?
直径47mmのシュガーコーンには、
- #18(35cc)だとぴったりのるサイズ
- #16(50cc)、#14(60cc)だとコーンよりちょっとだけ大きめ
- #12(80cc)だとたっぷり大きめ
個人的なベストサイズは#16(50cc)。
お好みで小ぶり、たっぷりめをチョイスしてみてください。
小ぶりな#18(35cc)は、2段アイスも楽しめそうですね♪
ホームコーンカップにちょうどいいのは?
直径58mmのホームコーンカップには、
- #16(50cc)、#14(60cc)だとぴったりのるサイズ
- #12(80cc)だとちょっと大きめ
- #10(90cc)だとたっぷり大きめ
※アイスはディッシャーにほぼすり切りでのせています。すくい方によっては少し印象が変わることもあるのでご承知おきください。
ディッシャー活用術:クッキー生地をすくう
同じ分量にすくえるディッシャーはアイスだけではなく、お菓子作りのいろんな場面で活躍します。
ディッシャー活用の定番、アメリカンクッキーの生地で比較してみましょう。
同じ分量で簡単に成形できるので使い勝手抜群♪
ご紹介した7サイズで生地を取り分け、大きさの参考に卵を置いています。
斜め横から見てみると、大きさはもちろんのこと、生地の高さにもちがいがあるのがわかりますね。
焼き上がりのサイズ比較はこちら。
同じ生地で#10~#22までのサイズの違いは下の画像のようになりました。
生地の配合はもちろん、ディッシャーで取り分けてからそのまま焼くか、押さえてから焼くかで広がり方(焼き上がりサイズ)は変わります。
ディッシャー活用術:マフィン生地をすくう
こちらもディッシャー活用の定番、マフィン型♪
今回は、cottaさんオリジナルのマフィン型で試してみました。大・中・小それぞれに生地を入れるのにちょうどよいディッシャーはどのサイズなのでしょう。
マフィン型にも、生地をすり切って型の真上にかぶせて持ち手を握るだけで一定量が簡単に入ります。
cotta 垂直マフィン型 大
大サイズには、#16(50cc)・#14(60cc)・#12(80cc)・#16(50cc)×2杯分をそれぞれ入れてみました。
結果はこちら。
- #16(50cc)…少し生地量が少なく感じる
- #14(60cc)…ふつうに盛り上がった仕上がり
- #12(80cc)…ちょこっとキノコ形
- #16(50cc)×2…しっかりキノコ形
型から出してみると、より分かりやすいですね。
cotta 垂直マフィン型 中
中サイズには、#18(35cc)・#16(50cc)・#14(60cc)・#18(35cc)×2杯分をそれぞれ入れてみました。
結果はこちら。
- #18(35cc)、#16(50cc)…ふつうに盛り上がった仕上がり
- #14(60cc)… ちょこっとキノコ形
- #18(35cc)×2…しっかりキノコ形
中サイズも型から出して並べてみましょう。
cotta 垂直マフィン型 小
小サイズには、#22(20cc)・ #20(25cc)・#22(20cc)×2杯分・#20(25cc)×2杯分をそれぞれ入れてみました。これ以上大きいサイズは型との直径が合わず、生地が入れにくいため2サイズのみです。
結果はこちら。
- #22(20cc)、 #20(25cc)…どちらもふつうの盛り上がった仕上がり
- #22(20cc)×2、#20(25cc)×2…どちらもキノコ型とはいえ、ちょっと多すぎる印象
どちらのサイズも、キノコ形にするなら2杯ではなく1杯半くらいの量がちょうどよいと感じました。
※マフィンも配合によって膨らみが変わるので、多少イメージが変わることもあるとご承知おきください。
他にもまだまだ!ディッシャーは使える
同じ分量できれいな半球状に取り分けられるディッシャーは、他にもいろいろ使えます。
クッキーやマフィンの生地を分けるだけでなく、大福など作る際にあんを等分に分けるのにも便利!
お料理なら肉団子やコロッケなどの生地の分割に、ポテトサラダやカボチャサラダなどの盛り付けにと大活躍♪
アイデア次第で使い道はまだまだあるはずなので、アイスだけじゃもったいない!
ぴったりなディッシャーは見つかりましたか?
今回のコラムでは、いろいろなサイズのディッシャーを比較してみました。
ご家庭で活躍しそうな用途に応じて、ぴったりサイズのディッシャー選びに役立てていただけたらうれしいです♪
18-8スーパーデッシャー ♯10(90cc)
18-8スーパーデッシャー ♯12(80cc)
18-8スーパーデッシャー ♯14(60cc)
18-8スーパーデッシャー ♯16(50cc)
18-8スーパーデッシャー ♯18(35cc)
18-8スーパーデッシャー ♯20(25cc)
18-8スーパーデッシャー ♯22(20cc)