米粉でもちもち♪グルテンフリーがうれしい米粉クレープ

薄く焼き上げた生地にお好みの具材を包んで食べる人気のお菓子、クレープ。
米粉を使えばグルテンフリーで、小麦アレルギーをお持ちの方でも楽しめます。粉をふるう手間も、生地を寝かせる時間も不要です◎

今回はもちもち食感が美味しい米粉クレープ生地のレシピとアレンジレシピをご紹介。小麦粉で作るクレープ生地との違いについても解説します。

米粉クレープ生地のレシピ(直径26cmのクレープパン 5枚分)

素朴な味わいが楽しめる、プレーン生地のレシピ。
今回はクレープパンを使いましたが、26～28cmのフライパンでも作れますよ。

材料

• 菓子用米粉ミズホチカラ…80g
• グラニュー糖…20g
• 塩…ひとつまみ
• 牛乳…180g
• 全卵(M玉)…1個
• 無塩バター…10g

作り方

1. ボウルに菓子用米粉ミズホチカラ・グラニュー糖・塩を入れ、ホイッパーで混ぜる。
   

2. 牛乳を耐熱性の容器に入れて30秒間程度温め、半量を1のボウルに入れ、グルグルとしっかり混ぜる。
   ＊牛乳が冷た過ぎると溶かしバターを入れたときに冷え固まってしまうので、少し温めるのがコツ。
   

3. 全卵を入れてよく混ぜ、残りの牛乳を加え、さらに混ぜる。
   

4. 無塩バターをレンジで溶かして加え、よく混ぜる。生地をザルで一度こす。
   

5. 生地の出来上がり。
   ＊このまますぐに焼いてもよいですし、後で焼きたい場合はラップをして冷蔵庫で休ませても可。一晩置いてもOKです。生地の状態はそれほど変わらないので、食べたいときに焼いてください。
   

6. クレープパンを熱し、適量の油(分量外)をごく薄く引く。
   ＊26～28cmのフライパンでも可。
   

7. 焼く前に生地をしっかり混ぜる(底の方に米粉が沈んでいるため)。お玉1杯分の生地を流し入れ、中火で焼く。
   

8. 表面がポコポコとして端にほんのり焼き色がついてきたら、菜箸で少し引っ掛けて手でひっくり返す。裏面は10秒間程度焼く。
   ＊熱ければフライ返しを使ってください。
   

   10.米粉クレープの出来上がり。
   

焼きたてはもちもち！ほんのり甘く、そのまま生地だけ食べても美味しいです。
お好みでバターを添えたり、粉砂糖をかけたり。メープルシロップや黒蜜などと合わせるのもおすすめです。

レシピのポイント

小麦粉で作るクレープ生地は通常、材料を全て混ぜた後に休ませます。

一方、米粉のクレープ生地は休ませてから焼いても、休ませずにすぐに焼いても、焼き上がった生地の状態はほとんど変わりません。そのため生地を仕込んだらいつ焼いてもOKです。
焼きたてが一番もちもちしていて美味しいので、食べる直前に焼くのがおすすめ。

おすすめの食べ方

米粉クレープがさらに美味しくなるアイデアをご紹介します。

おすすめアレンジ！米粉のブリュレクレープ

生地が焼けたら、クレープ屋さんで人気のブリュレクレープにアレンジしてみてはいかがでしょう。カスタードクリームにも米粉を使用すれば、全てグルテンフリーで作ることができますよ。

パリッとしたキャラメルと、トロトロクリームがたまらない♪出来たての美味しさを手作りで楽しんでみてください。

「米粉のブリュレクレープ」の詳しいレシピページはこちら。

季節の食材で作るクレープ

シンプルな味わいの米粉クレープはどんな食材にも合います。秋は栗やさつまいもなどを使ったモンブランクレープがおすすめ。

クレープ包装紙がなくても、オーブンシートと厚紙を使えば、クレープ屋さんみたいな包み方ができますよ。

「米粉のモンブランクレープ2種」の詳しいレシピページはこちら。

ココアや抹茶で生地をアレンジ！お皿に盛り付けてカフェ風に

生地にココアパウダー6gを加えるとココア味に。

抹茶パウダー4gを混ぜると抹茶味にアレンジできます。

何枚か重ねてお皿に盛り付け、アイスやフルーツなど添えるとカフェ風スイーツに！クレープ生地は薄いのであっという間に焼けるのがうれしいところ。
生地だけ仕込んでおいて、おやつやおもてなしにサッと焼き、出来たてクレープを楽しむのはいかがですか♪

小麦粉で作るクレープとの違い

小麦粉で作るレシピと米粉で作るレシピでは、どんな違いが出るのか試してみました。

「基本のクレープレシピ【もちもちおいしい】」で紹介しているレシピをもとに、強力粉を同量の米粉に置きかえて比較します。

検証1．焼く前の生地

焼く前の生地の見た目に違いはありません。

すくってみたところ、米粉で作るクレープ生地は、強力粉で作ったものより粘度が低く、サラサラとしていました。

検証2．生地を焼く作業

米粉の生地の方がサラっとして薄く広げやすく、フライパンで焼く場合はのびがよくて焼きやすかったです。ただし、薄く焼き過ぎると破れやすくなるので注意が必要。

小麦粉で作る場合より、やや米粉の割合を増やした方が焼きやすいと思いました。

検証3．生地の焼き色、食感

焼き色の入り方に少し違いがありました。小麦粉は焼き色がつきやすく、米粉の方はうっすらとした焼き色に。

味や食感はほとんど差がなく、どちらも同じくらいもちもちです。

米粉で作れば、簡単・美味しい・すぐ焼ける♪

今回は米粉を使ったクレープのレシピやアレンジ方法をご紹介しました。

米粉クレープは生地を作ってすぐに焼けます。食べたいと思ったらあっという間に作れますよ。
甘いデザート系はもちろん、お食事系にアレンジしても◎ パンがないときにサッと焼いて、朝食や軽食にもおすすめです。

焼きたてもちもち食感が美味しい米粉クレープ、ぜひ気軽に作ってみてくださいね。

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