カリッと香ばしいナッツのキャラメリゼを作ろう
ナッツとキャラメルの組み合わせは、誰もが大好きな王道コンビですね。
中でも、ナッツをカラメルでコーティングするキャラメリゼは、おうちでのスイーツ作りでも人気。
つやつやピカピカ、カリッと香ばしいナッツキャラメリゼにチャレンジしてみませんか?
道具をそろえて、場所の準備をしよう
キャラメリゼの作業をはじめてしまうと、なかなか手が止められません。
きちんと場所を整えて、準備万端に!
完成したナッツを広げるスペースを確保し、ベーキングシートなどを敷いておきます。
道具や材料も手の届くところに置いておきましょう。
ナッツのキャラメリゼの作り方
材料
- お好みのナッツ…100g
- グラニュー糖…40g
- 水…10g
- バター(又は好みのオイル)…5g
*今回はアーモンドを準備しました。
道具
- 手鍋
- 耐熱ゴムベラ
- ベーキングシートまたはクッキングシート
- フォーク2本
下準備
ナッツをローストしておきます。
アーモンドなら、170℃予熱のオーブンで10~12分間程度ロースト。
*ポイントは、香ばしくておいしい!の少し手前でローストを止めておくこと。
キャラメリゼしていく工程でも火が入っていきますので、ローストの時点でちょうど良く仕上げてしまうと、ちょっと焦げてしまいますので注意しましょう。
作り方
- 水とグラニュー糖を手鍋に入れて中火にかけ、シロップ状になるまで煮詰めます。
- 鍋の中心まで沸騰して10秒間くらいたったら、ナッツを一気に加えて耐熱ゴムベラで混ぜていきます。
- 透明だったシロップが、急に入ってきたナッツの衝撃で白く再結晶化します。
この結晶を少しずつキャラメル状に溶かしていくイメージでゴムベラを使い混ぜていきます。 - 全体がキャラメル状になったら火を止め、バターを加えて混ぜます。
- 準備しておいたシートの上にナッツを広げ、フォークを使って手早く一つずつに広げていきます。
- 冷めたら完成です。
*この時のシロップの温度は110℃ほどになっています。
ポイントは、再結晶化したあとキャラメル状にするタイミングです。
丁寧に絶え間なく混ぜて、熱の入り方に偏りがないようにすると焦げません!
焦げそうだけれども、まだ溶かしたい白い結晶部分が残っている…。
そんな場合は早めに火を止めて、余熱で結晶部分を溶かす、なんていう技も使えますよ!
余談ですが、我が家ではナッツを入れて砂糖が再結晶化した状態でおつまみや節分の豆などにして食べています。
白く結晶化した甘いナッツも大人気!
その場合は、ナッツのローストはしっかり行います。
ぜひそちらも召し上がってみてください。
保管はどうするの?
乾燥した密閉容器などにシリカゲルを入れて保管するのがよいでしょう。
とはいえ、湿気の多い夏はどうしても砂糖が湿気を吸収して状態が悪くなりますし、ナッツの酸化もどんどん進んでしまいます。
あまり長く保管せず、当日か翌日に使い切ってしまうことをおすすめします。
何よりも作った人の特権、出来たてのキャラメリゼは格別です!おいしいものはおいしいうちにいただいてしまいましょう♪
ナッツのキャラメリゼで自家製ヌガーグラッセを作ろう!
キャラメリゼを使用するスイーツといえば、チョコレートでコーティングするアマンドショコラ。
ですがこの夏、自家製キャラメリゼでぜひ挑戦していただきたいのが、南フランス銘菓のアイスクリーム、ヌガーグラッセ!
はちみつがたっぷり入ったメレンゲに生クリームを合わせて、刻んだキャラメリゼと洋酒漬けドライフルーツを混ぜ込んで固めた、ふんわりアイスです。
甘くて濃厚なアイスに香ばしいナッツがアクセントになって、スプーンが止まらなくなること間違いなし!
小さな器で固めても、大きなアイスケーキにしても楽しめます。
ぜひぜひ、こちらのレシピでトライしてみてくださいね!
「ナッツが香ばしい!ヌガーグラッセ」の詳しいレシピページはこちら。
まとめ
いかがでしたか?
香ばしいキャラメリゼナッツ、ぜひ試してみてくださいね!