マフィン型で小さなガトーショコラを焼いてみませんか
ガトーショコラといえば、丸型で焼いて切り分けて食べるのを想像しますよね。
今回は、マフィン型を使ったミニサイズのガトーショコラのレシピをご紹介します。
マフィンサイズならカット不要!ラッピングしてプレゼントもしやすいのでおすすめです。
ガトーショコラとは
ガトーショコラ[Gâteau au chocolat(ガトー オ ショコラ)]はフランス語。
直訳すると「(焼いた)チョコレートケーキ」という意味で、本来は焼いて作ったチョコレートのお菓子全般を指すんだそう。
日本では、生地にチョコレートを混ぜて焼き上げたケーキのことを「ガトーショコラ」と呼んでいます。
チョコレートをしっかりと感じる濃厚な味わいのガトーショコラは、チョコレート好きにはたまらないケーキ。
多くのレシピでは丸いデコ型で焼かれています。
マフィン型で作る本格ガトーショコラのレシピ(6個分)
メレンゲを使う王道のガトーショコラを、直径約6cmのマフィン型で焼き上げるレシピ。
サイズは小さく手軽だけれど、味は本格的です。
材料
- クーベルチュールチョコレート(カカオ分58%)…60g
- 無塩バター…30g
- 生クリーム(乳脂肪分36%)…25g
- 卵黄…40g(Mサイズ2個)
- 細目グラニュー糖…20g
- 薄力粉…10g
- ココアパウダー…20g
- 卵白…60g(Mサイズ2個)
- 細目グラニュー糖…25g
- トッピング用粉砂糖…適量
下準備
作り方
- ボウルにチョコレート・無塩バター・生クリームを入れ、50℃くらいの湯せんにかける。
チョコとバターが溶けてきたらゴムベラでしっかりと混ぜ合わせる。
- 卵黄にグラニュー糖(20g)を加え、泡立て器で白っぽくなるまでしっかりと混ぜる。
- 1を2のボウルに入れてよく混ぜる。
*冬場はメレンゲを作っている間に温度が下がってしまいます。使うまで50℃の湯せんに当てておくとよい。
- 卵白にグラニュー糖(25g)を一度に加え、ハンドミキサーで泡立てる。
*あまりボリュームは出さずにツヤのあるきめの細かいメレンゲを作りたいので、最初に全量のグラニュー糖を加えるのがコツ。
- 3にふるっておいた薄力粉とココアパウダーを入れる。
- 粉気がなくなるまでしっかりと混ぜ合わせる。
- 6のボウルにメレンゲをひとすくい加え、泡立て器でしっかりと混ぜる。
- 7の生地をメレンゲのボウルに入れる。
ゴムベラで底の生地をすくうようにしながら全体を混ぜていく。
- メレンゲが残らないようにムラなく混ぜる。
*メレンゲのボリュームがあるとマフィン型から溢れてしまうので、デコ型で焼くときより気持ち多めに混ぜても大丈夫。
- グラシンケースを敷いたマフィン型に等分に入れる。
- 180℃に予熱したオーブンで20分間焼成する。
焼けたら型に入れたまま冷まし、冷めたら冷蔵庫に入れて冷やす。
- 仕上げにトッピング用粉砂糖を振って完成。
「マフィン型で作る本格ガトーショコラ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
マフィン型での作り方は通常サイズのガトーショコラとほぼ同じですが、メレンゲの立て方と生地の混ぜ方にポイントがあります。
ポイント1.メレンゲは砂糖を全量入れて泡立てる
卵白には、最初から全量の砂糖を入れて泡立てていきます。
砂糖を3回に分けて入れるとしっかりとしたボリュームのあるメレンゲができますが、今回はボリュームを抑えたいのであえて一度に加えて泡立ててください。
ボリュームのあるメレンゲは焼成時に大きく膨らみますが、冷めたときに表面が落ち込み、腰折れする原因に。
大きい型で焼くならそれでもよいですが、マフィン型で焼くと生地が溢れ、画像のように形が悪くなってしまいます。
ポイント2. メレンゲとチョコレート生地はしっかり混ぜる
メレンゲとチョコレート生地はしっかり混ぜても大丈夫。
混ぜすぎはよくないですが、メレンゲの気泡を壊さないよう混ぜる回数を減らそうとしなくても問題ありません。
混ぜる回数が少ないと、生地にボリュームが出て型から溢れてしまいます。
おすすめラッピング
マフィン型で焼いたガトーショコラは、プレゼントにぴったり!
袋に入れてリボン付きタイを留めるだけでかわいく仕上がりますよ。
「マフィン型ガトーショコラのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
バレンタインにおすすめ!マフィン型でガトーショコラ
今回は、マフィン型で小さく焼き上げる本格的なガトーショコラのレシピをご紹介しました。
切り分ける必要がなく、プレゼントにぴったり!
持ち運びもしやすいので、バレンタイン用のお菓子作りにもおすすめです。
今年のバレンタインは、マフィン型を使ったガトーショコラに挑戦してみませんか。