枝豆でパンを作ろう!
鮮やかなグリーンが夏を感じさせてくれる枝豆の旬は7月から9月。今が真っ盛りです。
ビールのお供というイメージが強いですが、お料理メニューの幅も広いですし、いろんなバリエーションがいっぱいです。
今回は、そんな夏の定番、枝豆を使ったパンを作っていきたいと思います。
緑の枝豆と真っ白いパンのコントラストが爽やかで、夏らしい食欲をそそるパンです。
枝豆は鮮度が大事
枝豆は大豆を未成熟の段階で収穫したものです。
とっても栄養価が高く、ゆでてもさやがあるため、その栄養価が失われにくいという利点があります。
生の枝豆は時間が経つと豆が痩せて甘みも減るので、購入したら早いうちにゆでることをおすすめします。
ご家庭で塩ゆでしたものを冷凍保存もできますので、使いたいときまで冷凍しておくのも便利です。
塩ゆで方法
- 鍋にたっぷりの水を用意する。
- 鍋の水に対して4%の量の塩を用意する。
- 枝付きの枝豆は、はさみなどで枝から切り離し、さやの両端をカットしておく。
- 用意した塩のうち1/3を利用し、3の枝豆を塩もみし、10分間程度置く。
- 鍋の水を沸騰させ、残りの塩を入れて、4を4分間程度ゆでる。
- お湯を切り、水洗いはせずにそのまま冷ます。
冷凍保管する際は、さやのまま密封袋に入れて冷凍庫へ。
流水で洗う程度で、さやから実をとることができて便利です。
枝豆とチーズの白パンの作り方
材料(10個分)
- 強力粉…250g
- インスタントドライイースト…3g
- 砂糖…15g
- 塩…4g
- 水…160g
- 枝豆…100g
- チーズ…80g
作り方
- 枝豆をゆでて、一つずつさやから出しておく。
実の部分のみで約100g 計量する。 - 材料をこね機などに入れてこねる。
- こね上がったらボウルに移し、ラップをかけて常温で40分~1時間程度一次発酵をする。
- 約40~45gに10分割する。
軽く丸め、ぬれ布巾などをかぶせて、ベンチタイムを約10~15分間取る。 - 軽く手で押さえ、上下にめん棒をかけて伸ばす。
枝豆10g とチーズ5g をのせて、軽くめん棒をかけ、丸める。 - 35~40℃で20分間、二次発酵をする。
2倍くらいの大きさになるのが発酵完了の目安。 - 表面に軽く強力粉を振って、焼成。
ガスオーブンなら、150℃で8分間。
電気オーブンなら、160℃で10分間。
*冷凍の枝豆を使用する場合は、冷凍庫から出したてを使うと生地が冷たくなりすぎしまい、発酵までに時間がかかることがあります。常温に戻してからお使いください。
*こね機の種類によって、こね時間は調整してください。
*約3倍くらいの大きさになるまで、しっかり発酵させる。
*室温で発酵させる場合は、ぬれ布巾をかぶせておく。
*お使いのオーブンによって調整してください。
枝豆をパン生地に加えるときのポイント
今回のように成形の段階で枝豆を入れてもよいですし、こね上げの少し前に混ぜ込んでも大丈夫です。
混ぜ込む場合、こね機でこねてしまうと枝豆がつぶれてしまうので、手で混ぜ込むときれいに混ざります。
シルフォームを使って、小さな丸パンに
30~35g の小さめに分割、成形してシルフォームに入れて焼き上げると、小さな丸いパンが焼き上がり、とってもかわいいです。
その場合、焼き時間は1分間程度、短めにしています。
シルフォームを使った「ふわふわ真っ白の枝豆パン」の詳しいレシピページはこちら。
枝豆の色が鮮やかなかわいいパン
真っ白な中にきれいなグリーンが見え隠れするかわいらしいパン。
夏休みのランチにもお勧めですよ。