いちごパウダーを使ったことがありますか?
乾燥したいちごを粉末状にしたいちごパウダー。
甘酸っぱくて良い香りがして、お菓子のアクセントにぴったりの食材ですね。
アイデア次第でいろいろ活用できるいちごパウダーを使って、手作りスイーツをかわいらしく彩りませんか?
いちごパウダーの魅力
粒子が細かく、どんな食材にも混ぜ込みやすいいちごパウダーは、簡単にお菓子にいちごの風味と色合いを出してくれます。
生地やクリームへ5~10%程度のいちごパウダーをふるわずにそのまま加えると、驚くほどいちごの風味が。
かわいらしい色といちごの粒感も加わるので、お菓子の個性を出すのにぴったりです!
いちご大福を作ってみよう!
いちごパウダーを和菓子の求肥に混ぜたら、ほんのりピンク色、甘酸っぱいいちご求肥の出来上がり。
電子レンジで作る求肥で、旬のいちごを使った大福なんていかがでしょうか?
材料 (6個分)
- 白玉粉…50g
- 水…80g
- いちごパウダー…5g
- 上白糖…35g
- 白あん…72g
- いちご…6粒
- 片栗粉…適量
下準備
白あんを12gずつに分け、いちごを包む。
*いちごの先端(果頂部)を、白あんから少し出した状態にしておく。
作り方
- 白玉粉と水をホイッパーでしっかり混ぜる。
- いちごパウダーと上白糖を加え混ぜ、ラップをして500Wで1分間加熱する。
- 一度耐熱ゴムベラで混ぜ、再びラップをして500Wで2分間加熱し、しっかり糊化させる。
- 片栗粉を広げたバットに求肥を広げ、6等分(25g程度)する。
- 白あんといちごを求肥で包み、余分な粉を払う。
- 出来上がり!
いちごクッキーを作ってみよう♪
いちごパウダーを使って、1種類の生地から何通りものクッキーを作ってみました。
焼成の際は低温でじっくり粉に火を入れて、いちごのピンク色がほんのり残るように焼き上げるのがポイント。
ほとんど同じ素材でできていますが、仕上げ方で表情が変わり、いろんな色のいちごクッキーが楽しめます。ぜひお試しくださいね。
基本の生地
材料
- 無塩バター…100g
- 粉砂糖…60g
- 卵黄…20g
- 薄力粉…200g
- アーモンドプードル…40g
- いちごパウダー…8g
作り方
- 無塩バターを室温に戻し、ゴムベラでクリーム状にする。
- ふるった粉砂糖を加え、ゴムベラですり混ぜる。
*空気は含ませず、きちんと混ざったらOK。
- 卵黄を一気に加えて混ぜる。
- 薄力粉とアーモンドプードルをふるい入れ、ゴムベラでさっくり混ぜる。
- 全体がそぼろ状になったら生地を二等分する。
- 片方はそのまま混ぜて一塊にして、ラップで挟み、めん棒を使って3mm厚に伸ばす。
もう片方はいちごパウダーを加え、同様に伸ばす。
*今回はプレーンといちごで生地を分けましたが、全ていちご味にしたいときは、全体に16gのいちごパウダーを加えてください。
- 生地を冷蔵庫で2時間ほど休ませる。
- お好みの型で抜く。
*抜き終わった生地はまとめて、ラップで挟んで伸ばせば、また型抜きできます。打ち粉は必要ありません。 - シルパンやオーブンシートを敷いた天板に並べ、130℃で30分間程度焼成する。
*いちごパウダー入りの生地が茶色くなってしまったら魅力が半減してしまうので、焼成温度や時間はご家庭のオーブンによって調整してください。
トッピングで味の変化を楽しもう♪
生地が2種類できたら、今度はいちごパウダーを使ったトッピングで味に変化をつけていきます。
粉砂糖をまぶす
- 粗熱が取れて、ほんのり温かいクッキーにいちごパウダー入りの粉砂糖をまぶす。
*粉砂糖50gに対し3gのいちごパウダーを合わせて混ぜた袋に入れ、フリフリすると、きれいにまぶすことができます。 - 余分な粉を軽くふるい落としたら出来上がり。
いちごパウダーの色をアクセントに、パウダーだけ後からかけても面白いかも。
アイシングでコーティングする
- 粉砂糖50g・いちごパウダー5g・水10gを混ぜてアイシングを作る。
- クッキーの表面をアイシングに付けて、余分なアイシングは縁を指で触って落とす。
- オーブンシートを敷いた天板にのせ、220℃に余熱したオーブンに2分間ほど入れて表面を乾かす。
*表面がぶくぶく泡立たないように気を付けておく。
チョコレートを挟む・付ける
- 溶かしたコーティング用ホワイトチョコレート30gにいちごパウダー3gを入れて混ぜる。
- 1をクッキーの端に付けたり、スプーンでクッキーの内側に垂らしてサンドしたりして楽しむ。
いちごパウダーはお菓子作りの強い味方!
いちごパウダーを常備しておけば、手軽に華やかないちごフレーバーを楽しむことができますね!
バレンタインデーやホワイトデーなど手作りお菓子を贈る機会の多い季節、いちごパウダーはお菓子作りの強い味方になってくれそうです。