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【カヌレ型活用!】さつまいもとクルミのモンキーブレッドのレシピ

date
2022/10/27
writer
Sakiko
category
パン作り

カヌレ型でパンを焼いてみませんか?

フランスの焼き菓子・カヌレを焼くのに欠かせない「カヌレ型」。
上面と側面に丸みのあるへこみが入って、上から見ると花のような形をしているのが特徴的で、他にはない何ともかわいらしい形ですよね♪

デザインが美しいカヌレ型を、カヌレ以外にも活用できたら…と思ったことはありませんか?

今回は、カヌレ型を使ったパンのレシピをご紹介します。

カヌレ型でパンを焼く5つのメリット

パン生地を型に入れて焼くメリットはたくさんあります。

メリット1.型に入れて焼くときれいな形に焼き上がる

メリット2.型を通して熱が伝わるため、ふんわりやわらかく仕上がる

メリット3.発酵の見極めがわかりやすい

さらに今回ご紹介するレシピなら、2つのメリットが加わります♪

メリット4.食べきりサイズで作れる

メリット5.シロップを使用したパンだから、表面がカリッと中はふんわり焼き上がる

おいしくきれいに焼き上がる、いいことずくめのレシピです。

おすすめのカヌレ型

ご紹介するレシピで使うカヌレ型は、「テフロンカヌレ型」。

テフロン加工された型なので型離れも良く、お手入れが楽!パンにも、とっても使いやすい型です。
重ねて収納できるので場所をとらないのも◎

さつまいもとクルミのモンキーブレッドのレシピ(カヌレ型6個分)

カヌレ型の良さをフルにいかした、秋らしいパンをご紹介します。

さつまいもの甘煮を作る

材料

  • さつまいも…70g
  • きび砂糖…5g
  • 水…10g
おすすめのアイテム
カップ印 きび砂糖 750g

作り方

  1. さつまいもは7mmにカットし、水に浸してアク抜きする。

  2. ザルに上げて耐熱ボウルに戻し、きび砂糖と水を加える。

  3. ラップをして600Wの電子レンジに3分間かけ、やわらかくなるまで加熱する。

  4. 粗熱を取っておく。
    *水気が残っている場合は、キッチンペーパーで取ってください。

  5. フィリング用50gと、仕上げ用に残り分を分けておく。

クルミをローストする

材料

  • クルミ…20g
おすすめのアイテム
cotta 生クルミ 100g

作り方

  1. 160℃のオーブンで10分間ローストして粗熱を取っておく。

  2. さつまいもと同じ大きさになるようにカットする。

シロップを作る

材料

  • バター…15g
  • きび砂糖…15g
  • 水…5g

作り方

  1. 鍋にバター・きび砂糖・水を入れ、火にかける。

  2. バターと砂糖が溶けるまで加熱する。

  3. カヌレ型に流し入れておく(5g/1個)。
    *型にシロップを入れておくと、パン生地がスムーズに入れられます。

パン生地を作る

材料

  • 強力粉(ゆめちから)…100g
  • イースト…2g
  • きび砂糖…10g
  • 塩…1.5g
  • 卵…12g
  • 牛乳…60g
  • バター…12g
  • 黒ごま…3g

下準備

  • オーブンを予熱する際に、天板も一緒に温めておく。

作り方

  1. ボウルに強力粉から塩までの材料を入れる。
    全卵と牛乳を加え、こねる

  2. 粉気がなくなったらバターを加え、薄いグルテン膜ができるまでこねる。
    黒ごまを加え、軽くこねる。

  3. フィリングを混ぜ込む。
    台に生地を広げ(20×15cmくらい)、さつまいもの甘煮とクルミの2/3量を全体に散らす。

    上下を1/3ずつ折り畳んで残りの具材を散らし、さらに1/3ずつ折りたたむ。

  4. 35℃で35~40分間、一次発酵させる。
    *発酵の完了目安は、生地に指を指して穴が小さくなってこなければOK。

  5. 生地を6等分し、丸める。

  6. ラップをかけ、15分間ベンチタイムをとる。

  7. 生地を軽く押さえてガスを抜き、丸め直す。 型に入れやすいように、とじ目を横にして生地を転がして細長くする。

    とじ目を上にして型に入れ、軽く押さえる

  8. 35℃で30~35分間、二次発酵をとる。
    *発酵完了の目安は、生地が8分目まで上がってきたらOK。

  9. 210℃に予熱したオーブンを200℃に下げ、12~13分間焼く。
    *オーブンによって火力に違いがあります。温度、時間を調整しながら焼いてください。

  10. 型から取り出し、ケーキクーラーの上で冷ます。
    仕上げ用のさつまいもをトッピングしたら、完成。

さつまいもとクルミのモンキーブレッド」の詳しいレシピページはこちら。

きれいに焼き上げるための3つのポイント

カヌレ型の形をきれいに出すための、ちょっとしたコツをお教えします。

ポイント1.生地を細長く成形する

生地を丸め直した後に、とじ目を横に向けて少し細長くしてから、型に入れるのがポイント。

底の部分までしっかり生地が行き渡り、型通りに焼き上げることができます。

丸いまま入れてしまうと、底まで生地が届かずに焼き上がってしまうので、型の模様がきれいに出ません。

ポイント2.型外しは、少し時間を置いてから

2つめのポイントは、オーブンから出して40秒~1分間ほど置いて、型外しすること。

カリッとなったシロップが、パン生地と同じきれいな模様になります。

ポイント3.温かいうちに底を安定させる

このパンは、パン底が丸く焼き上がるため、ころんころんといろんな方向に向いてしまいます。

温かいうちにパンの側面に手を添え、グッと下に押しつけて底辺を安定させるのが3つめのポイントです。

おいしい食べ方

このパンは、冷めたてを頬張ると、ふんわり生地とカリッとしたキャラメリゼの2つの食感が楽しめます。

時間が経つとトロリとした食感になって、それもまたおいしい。

レンジで20秒間ほど温め直すと、パン生地がふんわりとなって、焼きたての感じが蘇りますよ。

お菓子にもパンにも!カヌレ型を使いこなそう

食べきりサイズのカヌレ型は、パンにも使いやすい型!お菓子だけでなく、パンにも活用してみてくださいね。

秋の食材をふんだんに使った、かわいくて甘いパンを召し上がれ♪

【おすすめの特集】さつまいものお菓子とパンレシピさつまいものお菓子とパンレシピの特集はこちら

date
2022/10/27
writer
Sakiko
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

シンプルな材料で作るパンが好き♡時々お菓子も♡ ちょっとしたコツでグッと美味しくなるパン作りをお伝えしています。 おうちでもワンランク上のパンを♪ 少人数制のパン教室、fleurirpanを主宰しています。

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