いろいろな味のカスタードクリームを作ろう
そのまま食べてもじゅうぶんおいしいカスタードクリーム。
そんなカスタードクリームをいろいろな味にアレンジして、もっとおいしく楽しんでみませんか?
今回は、基本のカスタードクリームを作ってから、味をアレンジする方法をご紹介します。
この方法なら、いろいろな味に気軽にチャレンジできますよ。
基本のカスタードクリームから作る4種のアレンジクリーム
基本のカスタードクリームを作る
材料(作りやすい分量)
- 卵黄…2個
- 牛乳…200ml
- グラニュー糖…50g
- 薄力粉…20g
- バニラビーンズ…1/2本(味のアレンジをする場合にはなくてもよい)
作り方
- ボウルに卵黄を入れて溶きほぐし、グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜる。
- 薄力粉をふるい入れ、軽く混ぜ合わせる。
- 沸騰直前まで温めた牛乳を少しずつ加えて混ぜる。
- ザルでこしながら鍋に入れて中火にかけ、ゴムベラを絶えず動かしながら混ぜる。
- ふつふつと沸いてきたら、ツヤが出るまで2〜3分間かき混ぜる。
- バットなどに移し、空気が入らないようにラップをしてから氷水に当て、上から保冷剤をのせて急速に冷やす。
- 冷えたカスタードクリームは、バットからきれいに外れる状態。
ゴムベラで持ち上げて、たらりと落ちるようになったら出来上がり。
冷えたら冷蔵庫へ入れる。
ここから、いろんな味にアレンジしていきます。
カスタードクリームの詳しい作り方は、コラム「カスタードの作り方いろいろ」をご覧ください。
1.チョコカスタードにアレンジ
チョコシュークリームやチョココロネなどにも活用できて、チョコ好きにはたまらないカスタードクリームです。
材料(作りやすい分量)
- 上記の基本のカスタードクリーム…全量
- チョコレート(スイート)…50g
- グランマルニエ…お好みで
作り方
- カスタードクリームをボウルに入れ、泡立て器でほぐしてなめらかにする。
- チョコレートは湯せんにかける。
- カスタードクリームに溶かしたチョコレートを加えて、よく混ぜる。
- 出来上がり。
グランマルニエを加える場合は、ここで入れる。
*チョコレートは温かいうちに混ぜないと、固まってダマになってしまうので注意。
カスタードクリームを作る過程でチョコレートを混ぜることもできます。
その場合は、カスタードクリームが炊き上がって火を止めた段階でチョコレートを加え、余熱で溶かして混ぜればOK。
チョコレートの量を減らしてしまうと味がぼやけた感じになってしまうので、減らしすぎないようにしてください。
カカオのパーセンテージが高めのチョコレートを使用するのも、ビターな味になりおすすめです。
2.紅茶カスタードにアレンジ
アールグレイの風味豊かな大人なカスタードクリームです。
材料(作りやすい分量)
- 上記の基本のカスタードクリーム…全量
- 紅茶葉…3g
作り方
- カスタードクリームをボウルに入れ、泡立て器でほぐしてなめらかにする。
- 紅茶葉を加えて混ぜる。
- 出来上がり。
3.ストロベリーカスタードにアレンジ
サーモンピンクの色味がかわいらしい、甘酸っぱいいちご味が楽しめるカスタードクリームです。
材料(作りやすい分量)
- 上記の基本のカスタードクリーム…全量
- フリーズドライいちごパウダー…10g
作り方
- カスタードクリームをボウルに入れ、泡立て器でほぐしてなめらかにする。
- いちごパウダーを加えて混ぜる。
- 出来上がり。
4.コーヒーカスタードにアレンジ
コーヒーの芳醇な香りが味わえて、苦すぎず子どもでもおいしく食べられるコーヒーカスタードクリームです。
材料(作りやすい分量)
- 上記の基本のカスタードクリーム…全量
- カフェリーヌエスプレッソ…3g
作り方
- カスタードクリームをボウルに入れ、泡立て器でほぐしてなめらかにする。
- カフェリーヌエスプレッソを加えて混ぜる。
- 出来上がり。
*粉末のまま加えても溶けます。
一度にいろいろな味のシュークリームを楽しもう
基本のカスタードクリームを作ってから味を変えられるので、何種類もの味のシュークリームを作るのもおすすめです。
いろいろな味のシュークリームが並んでいると、みんなで「何味と何味を食べようかな?」と選べて楽しめます。
ご家族でのティータイムに、またはパーティーなどにいかがでしょう。
「いろいろカスタードのシュークリーム」の詳しいレシピページはこちら。
アレンジ次第で楽しめるカスタードクリーム
カスタードクリームは作るのが難しいイメージですが、慣れれば家にある材料で気軽に作れるクリーム。
今回ご紹介した味以外にも、抹茶・ラムレーズン入り・オレンジピール入りなどもおすすめです。
パンやビスケットに塗ったりクレープで包んだりと、ぜひ楽しんでみてください。