ピスタチオのお菓子を楽しもう!
ナッツにはさまざまな種類があり、ナッツを使ったお菓子にも多くのレシピがあります。
そんなナッツの中でも、ピスタチオは独特の味わいと鮮やかなグリーンの色が人気。
お好きな方も多いのではないでしょうか。
今回は、ピスタチオを使った2種類のお菓子レシピをご紹介します。
魅力的な食材、ピスタチオ
たくさんの栄養が詰まっているピスタチオ。
美容や健康に良いといわれている成分がたくさん入っていることから、「ナッツの女王」とも呼ばれています。
製菓用のピスタチオ製品の中でも手に入れやすいのは、皮をむいたホール状のピスタチオ。
他にも、細かくカットしたピスタチオダイスや、生地に混ぜやすいピスタチオパウダーなどもあり、とても便利に使えます。
ピスタチオチョココルネのレシピ
刻まなくてもすぐにお菓子作りに使えるピスタチオダイスはとっても便利。そんなピスタチオダイスをトッピングに使って、ラングドシャ生地の焼き菓子「コルネ」を作ってみました。
シャブロン型がなくても作れるレシピなので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
ラングドシャ生地を作る
材料(約20個分)
- 無塩バター…30g
- 粉砂糖…30g
- 卵白…20g
- 薄力粉…10g
- アーモンドパウダー…5g
下準備
- 無塩バター、卵白は室温に戻しておく。
- オーブンは160℃に予熱しておく。
作り方
- 室温に戻した無塩バターに粉砂糖を入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで立てる。
- 卵白を5~6回に分けて加える。
- 薄力粉とアーモンドパウダーをふるい入れ、ゴムベラで混ぜる。
- 8mmの大きさの丸口金を付けた絞り袋に3を入れ、2cmくらいの円形に絞り出す。
- 160℃のオーブンで15分間ほど焼き、全体がきつね色になったら取り出す。
- 清潔な手袋をはめ、ラングドシャ生地が温かいうちに円すい形に巻いて冷ます。
*分離しないように少しずつ加えるのがポイント。
キャラメルガナッシュを作る
材料
- スイートチョコレート…100g
- グラニュー糖…20g
- 生クリーム…30g
- 無塩バター…20g
下準備
作り方
- グラニュー糖を鍋に入れてカラメルを作り、温めた生クリームを加える。
- 湯せんにかけて半分ほど溶かしておいたスイートチョコレートに1を加え、きれいに乳化させる。
- 無塩バターを加えて混ぜる。
- 8mmの大きさの丸口金を付けた絞り袋に3を入れておく。
仕上げ
材料
- ピスタチオダイス…適量
下準備
- ピスタチオダイスは、160~170℃のオーブンで3~4分間ローストしておく。
作り方
- 円すい形に整えたラングドシャ生地にガナッシュを絞り入れる。
- ガナッシュが固まる前にピスタチオダイスを付ければ完成。
「ピスタチオチョココルネ」の詳しいレシピページはこちら。
ピスタチオパウンドのレシピ
ナッツを入れた焼き菓子特有のしっとり感がおいしいパウンドケーキ。
今回のコラムのために、生地の中にはピスタチオパウダーを入れ、仕上げにもピスタチオダイスをまぶしたレシピを作りました。
ピスタチオ好きにはたまらないパウンドケーキに仕上がっています。
材料(18cmパウンド型1本分)
- 無塩バター…90g
- グラニュー糖…80g
- 薄力粉…60g
- ベーキングパウダー…2g
- ピスタチオパウダー…25g
- 牛乳…20g
- 全卵…80g
- ピスタチオダイス…30g程度
- ホワイトチョコレート(コーティング用のもの)…適量
下準備
- パウンド型には型紙を敷いておく。
- 無塩バター、全卵は室温に戻しておく。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく。
- ピスタチオダイスは、160~170℃のオーブンで3~4分間ローストしておく。
- オーブンは170℃に予熱しておく。
作り方
- 無塩バターをほぐし、グラニュー糖を加えて白っぽくなるまでハンドミキサーで立てる。
- 溶いた全卵を少しずつ加えていく。
- 薄力粉・ベーキングパウダー・ピスタチオパウダーを加える。
- 牛乳を加え混ぜ、型に流して170℃のオーブンで40分間焼成する。
- 完全に冷めたパウンドケーキの表面に溶かしたホワイトチョコレートを塗り、ピスタチオダイスをまぶす。
*途中で分離しそうになったら、ここで先にピスタチオパウダーを加える。
「ピスタチオパウンド」の詳しいレシピページはこちら。
手軽にピスタチオ風味を楽むなら
今回のパウンドケーキでも使用したピスタチオパウダーは、ピスタチオがお好きな方に特におすすめ。
アーモンドパウダーと置き換えて使うこともできるので、フィナンシェやパウンドケーキ、サブレなども手軽にピスタチオ風味に。
タルトに絞るアーモンドクリームをピスタチオクリームにすると、見た目のイメージや風味を変えることができます。
気軽に使ってみることで、新感覚のお菓子に出会えそうな素材です。
動画でおさらい
ピスタチオの風味と色を楽しんで
他にはない独自の魅力をもったピスタチオ。
ぜひお菓子作りに取り入れて、楽しんでくださいね。