シフォンサンドを作ろう
シフォンケーキをカットして、サンドイッチのようにクリームなどをサンドしてデコレーションするシフォンサンド。
食べやすくて見た目にも華やかなので、よく作るという方も多いのではないでしょうか。
サンドするクリーム・トッピング・シフォン生地を変えて、いろいろなバリエーションを楽しめるのもうれしいですよね。
今回は、シフォンサンドを作る上でのポイントやバリエーションのアイデアをご紹介します。
シフォンサンド作りのポイント
シフォンサンド作りの基本的なポイントをご紹介します。
どのバリエーションのシフォンサンドにも共通したポイントなので、参考にしてみてください。
シフォンケーキをカットするときのポイント
20cm程度のシフォンケーキなら8等分、15cm程度なら6等分か8等分がちょうどよいです。
それ以上カット数が少なくなると、クリームと生地のバランスが悪くなるように思います。
また、クリームを入れる部分に切り込みを入れますが、切り込みが深すぎるとシフォンケーキが切れてしまうので注意。
トップをきれいに飾るためのポイント
シフォンケーキに入れるクリームは、切り込みの高さまで絞ってから、トップを飾りましょう。
しっかりとクリームを入れることで、切り込みの上部が少し開いた状態になり、上にのせるクリームやトッピングが飾りやすくなります。
ポイントを踏まえてシフォンサンドを作ってみよう
今回は紅茶味のシフォンケーキを使ってシフォンサンドを作ってみます。
「ミルクティーシフォン」の詳しいレシピページはこちら。
サンドするクリームは、お好みのものをご用意ください。
シフォンケーキとの相性を考えて、紅茶とチョコのクリームなどにするのも◎
たっぷり絞れるように、クリームは多めに準備しておいてくださいね。
作り方
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切り込みを入れたシフォンケーキに、クリームを切り込みの高さまで絞る。
*見えない部分なので、飾り絞りではなくまっすぐ絞ればOK。
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トップをお好みの絞り方で仕上げれば出来上がり!
シフォンサンドのアレンジバリエーション
シフォンサンドのアレンジバリエーションをご紹介します。
クリームや材料を変えれば、さまざまなアレンジシフォンサンドを楽しめますよ。
いつものシフォンケーキをシフォンサンドに
カスタードと生クリームのダブルクリームをサンドすれば豪華になります♪
作り方
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切り込みを入れたシフォンケーキに、カスタードを8分目まで絞る。
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お好みの口金で生クリームを絞る。
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お好みのフルーツを飾って出来上がり!
これからの季節は、トッピングにさつまいもの甘煮などをのせても。
カスタードの代わりにつぶあんを入れるのもおすすめです。
和風っぽいシフォンサンドなら、抹茶のシフォンケーキで作るのも◎
「抹茶香るふんわりしっとりシフォン」の詳しいレシピページはこちら。
シフォンサンドをケーキ仕立てに
ティラミス風シフォンサンド
ティラミスをイメージしたシフォンサンドは、私がよく作るシフォンサンドの一つ。
ティラミスクリームとコーヒーシロップを染み込ませたシフォンケーキを層にして、ティラミス風に仕上げます。
シフォンサンドにする場合は、ティラミスクリームはかためのものが仕上げやすくておすすめ。
マスカルポーネと生クリームを1:1で混ぜて、お砂糖を加えたものを用意しました。
作り方
- 切り込みを入れたシフォンケーキに、ティラミスクリームを一層絞る。
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コーヒーシロップを染み込ませたシフォン生地を入れる。
*コーヒーシロップは、インスタントコーヒーを濃く作ったものでOK。
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ティラミスクリームを絞る。
切り込みの高さまで絞ったら、お好みの絞り方で仕上げる。 -
ココアパウダーを振って出来上がり!
ティラミス風シフォンサンドには、プレーンのシフォンケーキも良いですが、コーヒーやチョコレートのシフォンケーキもよく合います。
「コーヒーシフォン」の詳しいレシピページはこちら。
モンブラン風シフォンサンド
マロンクリームをバターと生クリームで絞りやすいかたさに調整したものを用意すれば、モンブラン風のシフォンサンドを作ることができます。
作り方
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切り込みを入れたシフォンケーキに、生クリームを半分くらいまで絞る。
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栗の渋皮煮をカットして入れる。
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生クリームを切り込みの高さまで絞る。
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マロンクリームを絞り、栗の渋皮煮を飾れば出来上がり!
*マロンクリームを絞る口金は、中サイズを使用しています。
モンブラン風のシフォンサンドには、シナモンやココアのシフォンケーキもよく合いそうです。
シナモン風味のシフォンケーキの詳しい作り方は、「クリスマスのモンブランシフォン」のレシピページをご覧ください。
お好みの材料でシフォンサンドを楽しんで
ふわふわのシフォンケーキとクリームは相性抜群!
シフォンサンドは、シフォンケーキをより楽しむのにぴったりなメニュー。
クリーム・トッピング・シフォン生地を変えれば、バリエーションも豊富に。
食べやすくて、見た目も豪華なのでおすすめです。
ぜひいろいろな組み合わせで楽しんでみてください。