ハトメプライヤーを使ってみよう
皆さんは「ハトメ」をご存じですか?
日頃から、ラッピング・靴・紙など、いろんなものに使われているのを目にする機会があるのではないでしょうか。
今回は、ハトメを取り付けることができる「ハトメプライヤー」の使い方を詳しく解説。
ハトメを使ったラッピングアイデアもご紹介します。
ハトメとは?
「ハトメ」とは、書類をまとめるときや靴などにひもを通すときのための穴のこと。
そして、開けた穴が破れたりしないように補強するための金具のことも「ハトメ」と呼びます。
この金具は、補強以外にも見た目を良くするなどの効果もある便利なものなんですよ。
ハトメを取り付けるための道具・ハトメプライヤー
ハトメを取り付けるための道具を「ハトメプライヤー」といいます。
cottaさんでは、ハトメとセットで売っているので別々に買わなくても大丈夫。
もしハトメを使い切ってしまった場合は、ハトメプライヤーぴったりサイズのハトメが単品で売られているので安心ですよ!
ハトメにはいろいろなサイズがあります。
別売りのものを購入する場合は、サイズを確認してくださいね。
ハトメプライヤーの使い方
ハトメプライヤーを使って、ハトメを取り付けてみましょう。
少しコツが必要なので、写真も一緒に確認してください。
使い方
- ハトメを取り付けたい部分に、4~5mmくらいの穴を開ける。
- 穴にハトメを入れる。
- ハトメプライヤーは、尖ったほうが下(ハトメの裏面)に来るように持つ。
- ハトメプライヤーで、ハトメをまっすぐ押さえる。
- 体重をかけるようにして、ぎゅっと力強く挟む。
- ハトメの裏が写真のように丸く整っていれば、完成。
ハトメが穴から抜けなくなり、穴自体が補強されています。
*「穴あけポンチ」を使用するか、サイズが合えば紙用の「パンチ」を使ってもOK。
*ハトメの平らな面が表面に来るようにしてください。
*ハトメの裏がきれいに丸まるように、3回くらい挟んでください。
挟むのが甘いと、ハトメが抜けてしまいます。
失敗例を見てみよう
ハトメとハトメプライヤーがずれていたり、まっすぐに押さえられていなかったりすると、写真のように裏ががたがたに…。
成功したものと失敗したものを並べてみると、一目瞭然ですね。
ハトメがきれいに丸まっていないと触ったとき危ないですし、穴から抜け落ちてしまいます。
もし失敗した場合は、角度を変えて再度挟んでみてくださいね。
ラッピングにハトメを使おう!
ハトメを使ったラッピングアイデアを二つご紹介します。
オリジナルタグを作ろう
タグにハトメが使用されているのを見たことはありませんか?
紙で作ったタグも、ハトメを使えば補強されるので破れにくくなり◎
ゴールドのハトメがアクセントになった、オリジナルタグを作ってみましょう♪
作り方
- トレーシングペーパーにお好きなイラストや文字を描き、画用紙と合わせる。
- トレーシングペーパーと画用紙が離れないようにハトメを使ってくっつけ、穴を補強すればタグの完成。
二枚重ねて、パンチなどで穴を開ける。
*トレーシングペーパーは薄い半透明の紙。100円ショップなどで購入することができます。
焼き菓子などを入れた丸いボックスをラッピングしてみましょう。
使用したボックスは「エコマル 160 グリーン(中)」です。
ハトメに紙糸を通してボックスに留めれば、オリジナルラッピングの出来上がり。
「ハトメを使ったタグラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
クリスタルパックを使ったテトララッピング
一時期ブームになったテトララッピング。
シンプルなクリスタルパックを使ったラッピングも、ハトメを取り付ければアクセントに♪
作り方
- クリスタルパックの中にお菓子(今回はスノーボールクッキー)を入れる。
- クリップシーラーで口を留める。
- 穴を開けてハトメを取り付け、リボンを通して結ぶ。
- シールを貼って完成。
*きちっと詰めたほうがきれいなテトラ形になります。
「ハトメを使ったテトララッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
ハトメで押さえられているので、リボンもきれいに結べます。
ハトメでワンランクアップ♪オリジナルラッピングを楽しもう
ハトメを取り付けることで素材が補強されラッピングもしやすく、見た目のアクセントにも◎
使い方がわからず悩んでいる方のお役に立てると、うれしいです。