ホワイトチョコレートを使ってお菓子を作ろう!
茶色いチョコレートとは違った風味を持つホワイトチョコレート。
真っ白な見た目とミルキーな味わいが特徴的ですよね。
「ホワイトチョコ大好き」という方や、「苦いチョコは苦手だけど、ホワイトチョコなら食べられる」という声もよく聞く気がします。
今回は、ホワイトチョコレートの原料や特徴などについて、詳しく解説。
ホワイトチョコレートを使ったチーズケーキのレシピもご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。
ホワイトチョコレートの原料と特徴
チョコレートの原料はカカオ豆。
カカオ豆からは、カカオマスとカカオバターが作られます。
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カカオマス
カカオ豆を砕いて皮などを取り除き、いって香りを引き出してすりつぶしたもの。
色は茶色で、チョコレート独特の苦み成分が含まれています。 -
カカオバター
カカオマスの中の脂肪分。
色は白で、苦み成分は含まれていません。
ホワイトチョコレートの主原料は、カカオバター・砂糖・乳成分。
茶色いチョコレートの主原料は、カカオマス・カカオバター・砂糖。
ミルクチョコレートの場合は、これに乳成分が加わります。
ホワイトチョコレートの特徴1: 白さ
チョコレートといえば茶色いイメージがありますが、それはカカオマスが茶色いため。
ホワイトチョコレートにはカカオマスが含まれていないため、色が白いのです。
ホワイトチョコレートの特徴2: 甘さ
茶色いチョコレートよりホワイトチョコレートのほうが甘さを感じやすいのは、カカオマスに含まれる苦み成分がないため。
苦みがなくまろやかな味わいのホワイトチョコレートは、お菓子作りでは他の食材との相性も良く合わせやすいといえます。
ホワイトチョコで作るミルキーチーズケーキのレシピ
材料(12cmのデコ型1台分)
- クリームチーズ…100g
- グラニュー糖…25g
- 全卵…55g
- ホワイトチョコレート…50g
- 生クリーム…100g
- レモン汁…2g
- バニラペースト…3g
- コーンスターチ…10g
- ホワイトチョコレートのコポー…適量
下準備
- 型にオーブンシートを敷いておく。
- クリームチーズと全卵は常温に戻しておく。
- オーブンは焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
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クリームチーズをボウルに入れ、ホイッパーでなめらかになるまで混ぜる。
- グラニュー糖を加えて混ぜる。
- 全卵を2回に分けて加え、その都度混ぜる。
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別のボウルにホワイトチョコを入れ、温めておいた生クリームを加えて溶かす。
*生クリームは直前に温め、熱いものを入れるのがポイント。
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4のホワイトチョコを3のボウルに少しずつ加え、その都度ゆっくり混ぜる。
- レモン汁とバニラペーストを加え、混ぜる。
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コーンスターチを加えて混ぜる。
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型に流す。
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焼成。
電気オーブン、約170℃ 40~45分間。
ガスオーブン、約160℃ 40~45分間。*お使いのオーブンによって火力は違いますので、焼成温度や時間は調整してください。
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粗熱が取れたら型から出し、冷蔵庫で一晩休ませてからカットする。
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仕上げにホワイトチョコのコポーをのせれば出来上がり!
「ホワイトチョコレートでミルキーチーズケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
お菓子作りでホワイトチョコレートを使うときの注意点
ホワイトチョコレートはカカオバターが主原料のため、茶色いチョコレートより脂肪分が多いのが特徴。
お菓子作りで使うときは分離しやすいため、注意しましょう。
ホワイトチョコレートでお菓子作りを楽しんで♪
ミルキーな甘みのホワイトチョコレート。
さまざまな材料と合わせやすいので、ぜひいろいろなお菓子で活用したいですね。
今回ご紹介したレシピは、ホワイトチョコレートの良さ生かした、とってもなめらかなチーズケーキ。
仕上げにホワイトチョコレートのコポーをのせ、見た目にもホワイトチョコレートらしさがある冬らしいケーキに仕上げました。
ぜひ試してみてください。