甘酒を使ってパンを作ろう
少し前まで甘酒といえば、お正月とひな祭りに飲むイメージではありませんでしたか?
今ではいつでも手に入り、スーパーなどではたくさんの種類の甘酒が販売されていますよね。
また、調味料として料理に使われることも。
今回は、甘酒を使ったパンのレシピをご紹介します。
甘酒の種類
甘酒は「米こうじ甘酒」と「酒かす甘酒」の2種類に分けることができます。
最近では、米こうじと酒かすを両方使用した甘酒も販売されているようです。
米こうじ甘酒
米こうじ甘酒は、しょうゆやみそ作りに使われる米こうじを使って作られます。
アルコール分はほとんど含まれません。
栄養たっぷりの米こうじ甘酒は、「飲む点滴・飲む美容液」と呼ばれることも。
聞いただけで、お肌がつやつやで元気いっぱいになりそうなネーミングですよね!
酒かす甘酒
酒かす甘酒は、酒かすを水に溶かして薄めた後、砂糖を加えたもの。
こちらはアルコール分を含みます。
酒かす甘酒は、古くから庶民の間で親しまれていたそうです。
甘酒でもちもちふんわり♪純白ちぎりパンのレシピ
甘酒が体に良いことはわかっているけれども、どうやって食生活に取り入れたらいいかわからないという方は多いのでは?
今回は、甘酒をたっぷり使ったちぎりパンのレシピをご紹介します。
粉に対してかなりの量の甘酒が入っているため、生地は少しべたつきます。
ですが、そこまで扱いにくくはないので気軽にチャレンジしてみてください。
材料(18cm角の角型1台分)
- 強力粉…250g
- イースト…3g
- 塩…4g
- きび砂糖…5g
- 太白ごま油…15g
- 甘酒…210g
今回は画像の米こうじ甘酒を使いました。
この甘酒は、さっぱりとした甘さで飲みやすいのでおすすめ。
スーパーなどでも販売されているため、手に入りやすいですよ。
下準備
- 型の側面と底面にオーブンシートを敷いておく。
- オーブンは焼成温度で予熱しておく。
作り方
-
ニーダーやホームベーカリーを使って、全ての材料をこねる。
*お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
-
ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
*室温によって時間は前後します。
-
生地を16分割して軽く丸め直し、パンマットの上に置く。
ぬれ布巾をかぶせて、15~20分間ベンチタイム。
-
手で軽く押さえて空気を抜き、丸め直す。
-
生地を型に入れる。
-
35℃で約30分間二次発酵。
*生地の大きさが2倍程度になれば発酵終了の目安。
-
生地に分量外の強力粉を軽く振る。
-
焼成。
電気オーブン約140℃、15~16分間。
ガスオーブン120~130℃、14~15分間。*お使いのオーブンによって火力は違いますので、焼成温度や時間は調整してください。
-
出来上がり!焼きたては、ほんのり甘酒の香りがします。
「甘酒でもちふわ♡純白ちぎりパン」の詳しいレシピページはこちら。
やわらかいふわふわの生地で、食べるともちもちとした程よいかみごたえ。
かめばかむほど、甘酒のほんのりとした甘さが口の中に広がります。
かんきつ系のジャムなどを合わせるのも◎
今回はゆずジャムを添えてみました。
もちふわな甘酒パンを楽しんで♪
美容や健康にも良い甘酒を使ったちぎりパン。
やわらかくふわふわのおいしそうなイメージが湧きませんか?
ご紹介したレシピは、その期待を裏切ることのないもちふわ食感のおいしいパンです。
甘酒パンは食べやすいので、甘酒の独特の風味が苦手な方でもきっと大丈夫。
ぜひ試してみてください。