太陽のような形のパンを作ろう
「太陽」という意味を持つフランス語、「ソレイユ」。
パイ生地で作った太陽のような形のタルトソレイユが有名ですが、実はパンでも作ることができるのです。
今回は、「ソレイユ」の形に作るパンのレシピをご紹介。
いろいろな成形方法がありますが、中でも気軽に作れる簡単な方法をお教えします。
ダブルチーズのソレイユパンのレシピ
ご紹介するのは2種類のチーズとウィンナーをフィリングにした、総菜系のハードパン。
ハードパンは敷居が高く感じますが、このレシピならチャレンジしやすいはずです。
材料(4個分)
- 強力粉…240g
- 薄力粉…60g
- イースト…3g
- 塩…6g
- 砂糖…8g
- 水…205g
- クリームチーズ…120g
- プロセスチーズ…80g
- ウインナー…160g
- ブラックペッパー…適量
*今回は強力粉と薄力粉を合わせて使っていますが、300gの準強力粉に置き換えが可能です。
下準備
- ウインナーは幅1cm程度にカットしておく。
- クリームチーズは常温に戻しておく。
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- こね機やホームベーカリーに材料を入れてこねる。
- ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
- 生地が2~3倍の大きさになるまで発酵すればOK。
- 生地を4分割する(1個当たり約120g)。
- 軽く丸め直してパンマットの上に置く。
- 軽く手で空気を抜き、めん棒を使って伸ばしていく。
- クリームチーズ(1個当たり約30g)を全体に塗る。
- プロセスチーズ(1個当たり約20g)とウインナー(1個当たり約40g)を置く。
- ブラックペッパーを振りかける。
- 生地を巻き、とじ目をしっかりとじる。
- 生地の左右を合わせてとじ、丸いドーナツ状にする。
- オーブンシートにのせ、35℃で30~40分間二次発酵。
- 強力粉(分量外)を振りかけ、はさみでカットする。
- 焼成する。
- 出来上がり。
*お使いの機械によってこね時間は違いますので、調整してください。
*室温、生地温度によって前後します。
ぬれ布巾をかぶせて15~20分間ベンチタイム。
長さ30~33cmくらい、幅10cm弱を目安に。
*幅は自然に出るので、長さを伸ばすようにめん棒をかければOK。
無理やり伸ばさず、休ませながらゆっくり作業すると伸びやすい。
*横長になるように生地を置いて、上部から巻いて棒状にしてください。
生地が2倍程度になるまでしっかり膨らませる。
*温度だけでなく湿度によっても時間は変わるので、目安にしてください。
*生地幅の2/3程度まで切るように、横から深めにはさみを入れる。
全体に切れ目が入ればOK。
ガスオーブン、200~210℃12~14分間。
電気オーブン、210~220℃14~15分間。
*お使いのオーブンによって、火力や時間は調整してください。
切れ目から溢れ出たチーズが香ばしく、食欲をそそります♪
個人的にはブラックペッパーを多めに振るのがおすすめですが、お好みで加減してくださいね。
ウインナーの代わりにベーコンを入れるのも◎
クリームチーズの上にくるみやクランベリーをのせても、趣向が変わっておいしいと思います。
「ダブルチーズのソレイユパン」の詳しいレシピページはこちら。
ソレイユ成形で作るパンを楽しもう
出来上がったパンは大きめ。でも、はさみで切り込みを入れてから焼き上げているので、ちぎって食べやすくなっています。
フィリングを変えればいろいろなアレンジも楽しめるソレイユ成形。
見た目にも華やかなので、ぜひ作ってみてくださいね。