ミルクハースを作ろう
牛乳を仕込み水に使った白くてふんわりやわらかいパン、ミルクハース。
今回は練乳で甘味をプラスした、ほんのり甘くて癖になるミルクハースのレシピをご紹介します。
ミルクハースとは?
ミルクハースとは、仕込み水に牛乳を使ったやわらかなパンのこと。
ラグビーボールのような楕円のパンにまっすぐクープが入っている形が一般的。
ミルクハースという名前は、英語では「milk=牛乳」「hearth=(窯などの)炉床」。
日本語に訳すと「窯の直火で焼いたミルクのパン」という意味に。
実は「hearth」にはもうひとつ、「家庭」という意味もあります。
ふんわり優しい家庭をイメージしたパンと考えると、なんだか心温まるネーミングですよね。
ミルクハースのレシピ
材料(2本分)
- 強力粉…200g
- イースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…10g
- 練乳…15g
- バター…15g
- 牛乳…140g
下準備
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- ホームベーカリーやニーダーに材料を入れてこねる。
- ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
- 生地が2~3倍の大きさになれば発酵完了。
- 2分割(1個当たり約190g)し、生地を軽く丸め直す。
- 軽く手で空気を抜く。
- 上下にめん棒をかけ、生地を90度回転させて横長に置く。
- 上側から生地を締めるように巻く。
- 転がしながら、長さを16cmにして形を整える。
- 35℃で30~40分間二次発酵。
- 強力粉(分量外)をパン生地の表面に振りかけ、クープを入れる。
- 焼成する。
- 出来上がり。
*お使いの機械によってこね時間は違うので、調整してください。
*室温や生地温度によって前後します。
パンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせて15~20分間ベンチタイム。
生地を上から折る。下からも生地を折り、真ん中で少し生地が重なる程度にする。
*温度だけでなく湿度によっても時間は変わるので、あくまで目安に。
生地が2倍程度になるまでしっかり膨らませましょう。
まず中央に1本入れ、左右に2本ずつ入れる。
*少し深めに入れるのがポイント。
ガスオーブン、180~190℃13~14分間。
電気オーブン、190~200℃14~15分間。
*お使いのオーブンによって火力は違うので、温度・時間は調整してください。
成形を変えてかわいく作りやすく♪
ご紹介したラグビーボールのような成形、ちょっと難しいなぁと感じる方も多いのでは?
そんなときは、丸め直すだけでもOK。
分割数を増やして、ちょっと小さめなサイズに。かわいさと食べやすさもUPします。
分量や一次発酵までは上記と同じ。4個に分割して、まん丸のミルクハースを作りましょう。
作り方
- 4分割(1個当たり約95g)して、生地を軽く丸め直す。
- 成形は丸めなおせばOK。
- 35℃で30~40分間二次発酵。
- 強力粉(分量外)をパン生地の表面に振りかけ、クープを入れる。
- 焼成する。
- 出来上がり。
パンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせて15~20分間ベンチタイム。
生地が2倍程度になるまでしっかり膨らませる。
中央にまず1本入れて左右に1本ずつ入れる。
*こちらも少し深めに入れてくださいね。
ガスオーブン、180~190℃12~13分間。
電気オーブン、190~200℃13~14分間。
*お使いのオーブンによって火力は違うので、温度・時間は調整してください。
「ほんのり甘いふわふわミルクハース」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
おすすめの食べ方
ミルクハースは、ほんのり甘くてやわらかな食感。
そのまま食べてもおいしいですが、実はサンドイッチにもぴったり。
定番の卵サンドにするのが私のお気に入りです。
卵の味付けは、マヨネーズとサワークリームで爽やかに仕上げるのがおすすめ。
また、フルーツサンドにしても◎
やわらかくてほんのり甘いミルクハース
練乳で甘みをプラスした、ほんのり甘くて癖になるミルクハース。
おうちランチやピクニックのお供にミルクハースで作ったサンドイッチがあれば、より楽しい時間が過ごせそうですね。
参考にしてもらえたらうれしいです。