南仏リゾート生まれのスイーツ「トロペジェンヌ」
ブリオッシュにクリームをたっぷり挟んだスイーツ、「トロペジェンヌ」をご存じでしょうか?
今回は、トロぺジェンヌのレシピをご紹介します。
トロぺジェンヌとは
トロぺジェンヌとは、ふんわり焼き上げたブリオッシュに、オレンジ風味のカスタードクリームとバターを混ぜたクレーム・ムースリーヌをたっぷりサンドしたパン菓子。
南仏の港町サン・トロペにある小さなパン屋さんが発祥といわれています。
女優ブリジット・バルドーが名付け親となり有名になったお菓子で、トロぺジェンヌという名前は「サン・トロペのお嬢さん」という意味なんだそう。
トロペジェンヌのレシピ(6個分)
かんきつの香りが爽やかな、軽くて口どけの良いトロペジェンヌを作りましょう。
ブリオッシュ生地を作る
材料
- 準強力粉…150g
- グラニュー糖…24g
- 塩…2.4g
- インスタントドライイースト(耐糖性)…3g
- 卵…60g
- 牛乳…30g
- バニラビーンズペースト…適量
- 無塩バター…60g
- ドリュール(溶き卵と水を同量ずつ混ぜたもの)…適量
- ワッフルシュガー…適量
下準備
- 無塩バターは薄切りにし、使用するまで冷蔵庫で冷やしておく。
- イングリッシュマフィン型にスプレーオイルを吹き付ける。
- オーブンを250℃で予熱する(成形が終わったら予熱スタート)。
作り方
- こね機に準強力粉からバニラビーンズペーストまでを入れて、10~12分間こねる。
- 冷蔵庫から出した冷たい無塩バターを3~4回に分けて加え、10~12分間こねる。
- こね上がった生地をバットに入れてラップをかけ、25~27℃で30~40分間一次発酵。
- パンチをする。
- バットに入れて表面を平らに整えたら、ビニール袋に入れて、冷蔵庫で12~16時間発酵。
- 分割をする。
- 成形をする。
- 28~30℃で40~50分間最終発酵。
- 最終発酵が終わった生地の表面にドリュールをはけで2回塗り、ワッフルシュガーをのせる。
- 180~190℃で10~12分間焼成。
手で押さえながら生地を広げ、左右から1/3ずつ、向こう側と手前側からも1/3ずつ折り返す。
生地を6等分にして丸め、10~15分間ベンチタイム。
めん棒で生地を直径8cmくらいにのばしてピケをし、準備した型に入れる。
型から外して、網にのせて冷ます。
オレンジ風味のクレーム・ムースリーヌを作る
材料
- 卵黄…2個
- グラニュー糖…40g
- 薄力粉…20g
- オレンジジュース…180g
- レモン汁…5g
- コアントロー…小さじ2
- 無塩バター…80g
作り方
- ボウルに卵黄を入れてホイッパーでほぐす。グラニュー糖の半量を入れて白っぽくなるまで混ぜ、ふるった薄力粉も加えて混ぜる。
- 鍋にオレンジジュース・レモン汁・残りのグラニュー糖を入れて火にかけ、沸騰したら1に少しずつ加えて混ぜる。
- 2をこしながら鍋に戻し、ホイッパーで混ぜながら中火で加熱する。
- とろみがつき、鍋底からフツフツと沸いてつやが出てきたらバットに移す。表面をラップで覆い、氷水で冷やす。
- 完全に冷めたらボウルに入れてホイッパーで混ぜてなめらかにし、コアントローを加える。
- 別のボウルに無塩バターを入れてポマード状にする。
5を3~4回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
オレンジのシロップを作る
材料
- 水…25g
- オレンジジュース…20g
- グラニュー糖…15g
- コアントロー…小さじ1
作り方
- 鍋に水・オレンジジュース・グラニュー糖を入れて火にかけ、沸騰直前まで温めてグラニュー糖を溶かす。
- 粗熱が取れたらコアントローを加える。
組み立て・仕上げ
材料
- トッピング用粉砂糖…適量
作り方
- ブリオッシュを横にスライスし、シロップをはけで塗る。
- クリームをたっぷり(1個当たり40~45g)挟む。
- 粉砂糖を振って完成。
「爽やかオレンジのクリームたっぷり♪ トロペジェンヌ」の詳しいレシピページはこちら。
動画でおさらい
冷やして一層おいしく!トロペジェンヌを味わおう
ふわふわブリオッシュと爽やかなオレンジのクリームがよく合うトロペジェンヌ。クリームがしっかり冷えたころが食べ頃です。
ぜひお楽しみくださいね♪