フランスパン用天板でちぎりパンを作ろう!
フランスパン用天板は、難易度の高いフランスパンが身近に作れるようになるアイテム。
ですが、用途が限られていると、購入を悩む方も多いのでは?
ひとつで何役もこなせる型や道具は、やっぱりうれしいですよね。
今回はフランスパン用天板が活用できる、ちぎりパンの作り方をご紹介します。
フランスパン用天板とは?
フランスパン用天板とは、その名のとおり、フランスパンを焼くときに使う天板。
初めてフランスパン用天板を使ったときには、あまりの便利さに感激したアイテムです。
フランスパン用天板は、成形・二次発酵・クープ入れ・焼成まで、これ1枚で完結。余計な粉も使わず、窯入れも3本同時にできる優れものなのです♪
フランス用天板で2色のちぎりパンレシピ
今回ご紹介するのは、とってもやわらかでふわふわのちぎりパン。
プレーン生地とコーヒー生地、2種類の風味を楽しめます。
プレーン生地の列、コーヒー生地の列、2種類の生地を交互に並べた列を作って♪
3本に並んで焼き上がる、この天板ならではのちぎりパンです。
材料(長さ27cm程度のちぎりパン3本分)
- 強力粉…250g
- ドライイースト…3g
- 塩…4g
- 砂糖…40g
- バター…20g
- 牛乳…100g
- 水…75g
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インスタントコーヒー…5g
*インスタントコーヒーは、5g入れるとしっかりコーヒー風味。
やさしい風味にしたいときは、3~4g程度に調整を。
下準備
- フランスパン用天板に軽くオイルスプレーをしておく。
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
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こね機やホームベーカリーに、インスタントコーヒー以外の材料を入れてこねる。
こね上がり5分前に生地を取り出し、約225gを取り分ける(2分割)。取り分けた生地は、インスタントコーヒーを入れてこねる。
残りの生地は、そのままこね続ける。*お使いの機械によってこね時間は違うので、調整してください。
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ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させる。*室温によって発酵時間は前後します。
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それぞれの生地を9分割(1個当たり25g程度)して軽く丸め直し、ぬれ布巾をかぶせて10~15分間ベンチタイム。
*画像は8個ずつですが、9個分取れます。
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手で軽く生地を押さえて空気を抜き、丸め直す。
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1列6個ずつになるようにフランスパン用天板に並べ、35℃で30~40分間二次発酵。
生地が2倍程度の大きさになるまでしっかり膨らませる。*1列目はプレーン生地のみ、2列目はコーヒー生地とプレーン生地を交互に、3列目はコーヒー生地のみになるように並べています。
発酵時間は温度や湿度によって変わるので、目安にしてください。
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分量外の強力粉を振る。
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焼成。
電気オーブン、150~160℃13~15分間。
ガスオーブン、150~160℃12~14分間。*お使いのオーブンによって火力が違うので、温度と時間は調整してください。
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出来上がり!
「フランス用天板で2色のちぎりパン」の詳しいレシピページはこちら。
今回はフィリングを入れずに、シンプルに生地の味を楽しめるようにしました。
チョコチップ・レーズン・チーズなどのフィリングを入れても、おいしいと思います。
アレンジしやすい生地なので、お好みでいろいろ試してもらえるとうれしいです。
フランスパン用天板でいろいろなパンを作ってみて♪
フランスパン用天板の使い方はさまざま。アイデア次第で他のパンにも使えます。
フランスパンだけではもったいない!
フランスパン用天板を活用して、いろいろなパンをお楽しみください。