どんなトーストがお好みですか?
“トースト”!
言葉にしたらなんてことはないこの言葉。でも、かなり奥が深いと思うんです。
パンに適度に水分が残っていてパサついていないこと、それでいて香ばしいこと。これが私の思うおいしいトースト。
トーストの作り方はたくさんありますが、「この道具だとうまく焼けない…」なんて思ったことないですか?
実は、どんな道具でもちょっとした一工夫でおいしいトーストが焼けるんです。
そこで今回、どんな風に焼いたらおいしいトーストが焼けるのか、5種類の道具で試してみました。
5種類の道具でトーストを焼いてみました
トーストする食パン
- 角食パン
- 厚さ2㎝にスライスしたもの(6枚切りの厚さ)
焼き比べる道具
- トースター
- オーブンレンジ
- 魚焼きグリル
- フライパン(スキレット)
- 焼き網
これらの道具の長所・短所・おいしい焼き方を紹介します。
*トースター・オーブンレンジ・魚焼きグリルは機種によって焼き時間や焼き上がりが変わることがあります。
トースター
長所
- トースターの大きさにもよるが、一般的なトースターで一度に2枚焼ける。
- 裏返しなしで焼き上げることができる。
短所
- パンが乾燥しやすい。
焼き方
- しっかり予熱。
- 電熱線が赤くなり庫内が熱くなったら、パンをのせて庫内全体に霧吹きをして、裏返しなしで2分~3分程度焼く。
オーブンレンジ
長所
- 今のオーブンレンジはメニューにトーストモードがあるものが多く、とっても便利。ボタン一つで焼き上げることができ、手間いらず!
短所
- 焼き上がるまでに他の道具と比べて時間がかかる(所要時間約7分程度)。
- トースト後、庫内冷却のため電子レンジがしばらく使えない。
焼き方
- メニューでトーストモードを選んで、ボタンを押すだけ。
たくさんの機能があるのがオーブンレンジの最大の長所。その機能を最大限に引き出すために、温度と時間を合わせるオーブン機能を使うより、ボタン一つで簡単においしく焼き上がるトーストモードを選択。焼き色なども調整できるものが多い。
魚焼きグリル
長所
- 焼き色もしっかりついて、食パンの耳まで香ばしい。
- 短時間で焼き上がる。
短所
- 途中でパンの表裏をひっくり返す手間あり。
- パンが乾燥しやすい。
焼き方
- 庫内をしっかり温めるために予熱。
- 庫内が温まったら、パンをおいて、パンと庫内全体に霧吹きをして、焼き色を見ながら途中でひっくり返し、焼く。
- 全部で約4分程度焼く。
*受け皿に水を張らないと使用できないタイプの機種をお持ちの場合は水を張ってお使いください。
フライパン(スキレット)
長所
- 鉄のフライパンは熱を面でパンに伝えられるので、全体的に香ばしく焼き上がる。
- 焼くのも短時間なので、霧吹きなしでも乾燥しにくく中までふんわり焼ける。
短所
- 焼き上がるまでそばで見ている必要あり。
焼き方
- フライパンをしっかりと予熱。
- 火加減は中火。
- フライパンにパンをのせ、1分~1分半程度焼く。ひっくり返して1分~1分半程度焼く。
焼き網
長所
- 焼き目が網状に入る焼き上がりの見た目。
- 香ばしい焼き上がり。
短所
- 焼き上がるまでそばで見ている必要あり。
焼き方
- 焼き網をしっかりと予熱。
- 火加減は中火。
- 焼き網にパンをのせ、2分弱焼く。ひっくり返して約1分程度焼く。
まとめ
しっかり予熱すること、焼き上がりが乾燥しやすい道具を使う場合は霧吹きすること。この二つだけで、出来上がりがかなり変わると思います。
それぞれ良いところがありますので、その日の気分で焼く道具を変えても楽しいですね。
たかがトースト、されどトースト。
自分好みのおいしいトーストで始まる朝は、最高の1日のスタートになること間違いなし!!