食べやすく作りやすい小さな台湾カステラ
たくさんの卵を使うイメージの台湾カステラ。
今回は一人分にぴったりな、Lサイズの卵1個で作れるレシピをご紹介。
他の材料も手に入りやすいものばかりで、何度も作りたくなるレシピに仕上げました。
一人分の台湾カステラにぴったりの型
小ぶりでとってもかわいく、使い勝手も◎の菅又亮輔シェフ監修の小判型。
出来上がったお菓子はちょうど食べやすいサイズ。
今回はこの型で、一人分にぴったりな台湾カステラを作ってみたいと思います。
おひとりさま台湾カステラのレシピ
材料(小判型1個分)
- 太白ごま油…15g
- 薄力粉…25g
- 牛乳…20g
- 卵黄…20g
- バニラオイル…適量
- 卵白…40g
- グラニュー糖…25g
下準備
- 型にオーブンシートを敷いておく。
- 薄力粉はふるっておく。
- 牛乳は、電子レンジまたはコンロで人肌程度(約36℃)になるように温めておく。
- 卵黄は常温に戻し、卵白は冷蔵庫で冷やしておく。
- オーブンを設定温度の20℃高い温度で予熱しておく。
*側面は型より3~4cmほど高くなるように。
「くりかえし使えるオーブンシート」で敷紙を作っておくと、何度も使用できるのでおすすめです。
作り方
- ボウルに太白ごま油を入れる。
- 人肌程度に温めた牛乳を加え、ホイッパーで混ぜる。
- 卵黄を加えてホイッパーで混ぜ、バニラオイルも入れて混ぜる。
- 別のボウルに卵白を入れ、そこにグラニュー糖を1/3程度入れて泡立てる。
- ある程度泡立ってやわらかなツノが立ってきたら、残りのグラニュー糖を加えてハンドミキサーで泡立てる。
- ツノが少しお辞儀をするくらいまで泡立てばOK。
- メレンゲをゴムベラでひとすくい、3のボウルに入れる。
- 7の生地をメレンゲのボウルに全て入れる。
- ゴムベラで底から生地をすくいあげるようにして、メレンゲがきれいになじむまで混ぜる。
- 型に入れる。
- 予熱が完了したオーブンに天板を入れ、水(お湯ではなく水でOK)を張って湯せん焼きをする。
- 型から出して、シートを外す。
- 出来上がり。
そこにふるった薄力粉を一度に加え、ホイッパーで混ぜる。
*薄力粉がきれいに混ざればOK。
その後、残りのグラニュー糖の半分を入れて泡立てる。
*つやがあるなめらかなメレンゲが理想。泡立てすぎないように注意してください。
ホイッパーでメレンゲが見えなくなるまで混ぜる。
*メレンゲがかたすぎると、ここでのなじみが悪い。混ぜすぎになるのでメレンゲの泡がつぶれて、焼いても膨らみにくくなります。
150~160℃35分間程度。
*コンベクションオーブンをお使いの場合、ファンの調整ができるタイプなら切ってください。
焼き色が薄い場合は、30分経過した時点で温度を180℃に上げ、焼き色を付けてください。
「お一人様台湾カステラ」の詳しいレシピページはこちら。
卵黄を30g使うと、卵の味がよりしっかり感じられる仕上がりに。お好みで増やしてくださいね。
クリームを挟んでアレンジ
焼きたてふわふわの台湾カステラは絶品ですが、冷やしてから食べても◎
冷蔵庫で冷やしておき、たっぷりのクリームを挟んでみてください。
手土産などにもどうぞ。
材料(作りやすい量)
- 生クリーム…100g
- グラニュー糖…10g
- バニラペースト…3g
作り方
- ボウルに生クリームを入れて、氷水で冷やしながらハンドミキサーで泡立てる。
- やわらかいツノが立ってきたら、グラニュー糖とバニラペーストを入れてホイッパーに持ち替えて泡立てる。
- 8分立てになれば、口金をセットした絞り袋に生クリームを入れる。
- 台湾カステラを横半分にスライスする。
- 下半分に生クリームを絞り、上半分の台湾カステラをのせれば出来上がり。
クリームをチョコレート味にしたり、あんことクリームとをダブルでサンドしたりするのもおいしそうですね。
いろいろなアレンジができますよ。
動画でおさらい
小さいサイズだから楽しめる♪
大きなサイズで焼くレシピが多い台湾カステラ。
食べたいな…作りたいな…でもちょっと大きいな…。なんて思っていた方にぴったりの食べきりサイズのレシピ。
小さいサイズだからこそアレンジもしやすく、楽しめます。
ぜひ試してみてください。