シフォン型はパン作りにも使える!
シンプルな材料で気軽に作れて、幅広いアレンジやデコレーションが楽しめるシフォンケーキ。
シフォンケーキを焼くための“シフォン型”を持っているという方、多いのではないでしょうか。
シフォン型は、実はシフォンケーキだけに使うのはもったいないくらい優秀な型。
今回はおすすめのシフォン型活用法として、ちぎりパンのレシピをご紹介します。
使用するシフォン型について
今回のレシピで使用するのは、アルミ製のシフォン型。
アルミ製のシフォン型は熱伝導が良く、レシピ本でおすすめされていたり、プロも愛用していたりと広く使われています。
他にも、アルタイト製・テフロン加工のもの・ステンレス製・シリコン製など、さまざまな材質のものが販売されているシフォン型。
材質によって、焼き色の付き方や火の通り方が変わるので、温度や焼き時間は型に合わせて調整してくださいね。
17cmのシフォン型には1斤分の生地がぴったり
17cmのシフォン型は、食パン1斤分の生地量を焼くのにぴったり。
目安は強力粉250g分です。
シフォン型で焼くはちみつミルクパンのレシピ
ご紹介するのは、砂糖を使わずたっぷりのはちみつと牛乳を加えて作る、はちみつミルク食パンのレシピ。
よりふんわり感が楽しめるように、ちぎりパンに仕上げました。
生地が手にくっつきにくく、こねやすいのもポイントです◎
材料(アルミ製のシフォンケーキ型 17cm1台分)
- 強力粉…250g
- はちみつ…60g
- 塩…4g
- ドライイースト…5g
- 無塩バター…20g
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牛乳…165g
*牛乳は低脂肪や無脂肪のもの、スキムミルクだと打ち粉をしてもべたつきやすくなります。
必ず「牛乳」と表示されたものを使用してください。
下準備
- バターは室温に置くか、様子を見ながらレンジで加熱し、指で押すとすっとへこむ程度の状態にする。
- 牛乳を30~35℃程度に温めておく。
- はちみつが冷えて固まっている場合は、温めてさらさらの状態にして計量する。
作り方
- 粉類を軽く混ぜ合わせてから牛乳とはちみつを加え、こねる。
- まとまってきたら無塩バターを加えて混ぜ込む。
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台に出し、表面がなめらかになるまでたたいて返すようにしてこねる。
*10~15分間を目安に。 -
生地をボウルに入れて、乾燥しないようにラップや布巾などをかぶせる。
約2倍の大きさになるまで、30℃で40分間程度発酵させる。 -
手で押さえるなどしてガス抜きし、8分割して丸める。
乾燥に気を付けつつ、約10分間休ませる。その間に型に分量外の油脂を塗る(もしくはオイルスプレーを吹き付けておく)。
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分割したそれぞれの生地を、めん棒で4×10cm程度の長方形にのばす。
短い辺からくるくると巻き、巻き終わりをとじ、とじ目を下にする。 -
うず巻き側が型に当たるように並べ入れ、平らになるように全体を軽く押さえる。
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表面に軽く霧吹きをする。
生地が型の8分目当たりの大きさになるまで、30~35℃で最終発酵する。*40~50分間を目安に。
たまに表面を確認し、乾いていたら軽く上面を霧吹きで湿らせるなどして、乾燥しないよう注意する。
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オーブンを180℃に予熱し、予熱が終了したら手早く型を入れて20分間焼く。
*アルミ製以外の型を使う場合は、焼き色の付き方や火の通り方が変わるので、温度や焼き時間は型に合わせて調整してください。
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型から外し、網の上で冷まして出来上がり。
焼きたてのふわふわとしたやわらかさがたまりません♪
シフォン型でふわふわのちぎりパンを焼こう
シフォン型は中央に穴が開いているため、熱が伝わりやすい型。
もしお好みの食パンのレシピをシフォン型で焼く場合は、食パン型よりも少し短めに焼くのがおすすめです。
ぜひ、シフォンケーキ以外でもシフォン型を活用してみてくださいね。