パウンド型を活用してパンを焼こう!
パウンド型は、お菓子を作るほとんどの方が持っていらっしゃるのではないでしょうか。
パンをよく作るという方の中にも、お持ちの方が多そうですよね。
今回は多くの方がお持ちのパウンド型を活用して作る、風味豊かな黒糖食パンのレシピをご紹介します。
使用するパウンド型について
今回のレシピで使用するパウンド型は、ブリキ製。
ブリキの型は、さびの原因になるためあまり洗浄しないのがおすすめです。
ただ、レーズンやチョコレートなどを使用したレシピの場合、型にこびりついてしまう場合もありますよね。
そんなときは、洗剤は使用せずに水で洗って汚れを取り除き、水分をきちんと拭き取って。
ブリキの型を洗った後は、しっかり乾かすのがポイント。型の隙間などに水気が残りやすく、放置するとさびてしまいます。
水分を拭き取ったら、熱の残ったオーブンに入れて完全に乾かしてください。
パウンド型で黒糖食パンのレシピ
ご紹介するレシピは扱いやすい生地なので、作りやすさも◎
アクセントとして生地に練り込んだ、レーズンとくるみのおいしさも楽しめます。
材料(内寸:210×80×H60mm 底寸:200×70mmパウンド型1台分)
- 強力粉…200g
- インスタントドライイースト(耐糖性)…3g
- 塩…4g
- 黒糖…40g
- スキムミルク…7g
- 無塩バター…20g
- 水…130g
- くるみ…60g
- レーズン…60g
下準備
- くるみは、160~170℃のオーブンで9~10分間、軽くロースト。冷めたら粗く刻んでおく。
- レーズンは軽く湯通しし、水分をしっかりと取っておく。
- 型に油脂(バターやショートニング、またはオイルスプレー)を塗っておく。
- オーブンは、焼成温度より20℃高い設定温度で予熱しておく。
【ドライフルーツの湯通し方法】
ドライフルーツをザルに入れて熱湯をさっと回しかけ、冷ましながら水気を切る。
生地に加える前に、キッチンペーパーでしっかりと水気を切るのがポイント。水分が残っていると生地がベトベトになり、こねにくくなるので注意してください。
作り方
- ニーダーやホームベーカリーを使って、強力粉から水までの材料をこねる。
- 生地がこね上がったら台に置く。生地にくるみとレーズンをのせ、こねるようなイメージで混ぜ込む。
- ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
- 3分割(1つ約170g)して軽く丸め直し、パンマットの上に置く。
- 成形する。
- 半分に折り、手で押さえて空気を抜く。
- 向きを90度回転させ、合わせ目が上にくるように向ける。
- 生地を半分に折り、手で押さえて空気を抜く。
- 再度向きを90度回転させ、今度は合わせ目が下にくるように向ける。
- 生地を締めるようなイメージで、上から下に向かって両手で引きながら丸めていく。
- もう一度向きを90度回転させ、同じように両手で生地を締めながら引いて丸める。
- 11と同じ動作を1~2回繰り返す。
- 下準備で油脂を塗ったパウンド型に成形した生地を入れる。
- 35℃で約30分間二次発酵。
- 焼成。
- 型をたたいたり台に打ち付けたりしてショックを与え、型から出したら出来上がり。
*お使いの機械によってこね時間が違うため、調整してください。
*こね上がり5分前に、ニーダーやホームベーカリーにくるみとレーズンを入れてこね上げるのでもOK。
*時間は、室温によって前後します。
ぬれ布巾をかぶせ、15~20分間ベンチタイム。
とじ目を上にして軽く手で押さえ、空気を抜く。
生地が少しずつ丸くなってくるので、きれいな丸い形になったら成形終了。
*大きさが2倍程度になれば発酵終了。
電気オーブン、200~210℃で15~18分間。
ガスオーブン、190~200℃で15~16分間。
*お使いのオーブンによって火力が違うため、焼成温度・時間は調整してください。
「パウンド型で黒糖食パン」の詳しいレシピページはこちら。
そのままでもトーストしても◎おいしい朝食に
そのままでもおいしい黒糖食パンは、トーストするのもおすすめです。
分厚くカットしたパンに格子状に切り目を入れてトーストし、バターを塗って召し上がってみてください。
小ぶりなサイズで分厚いトーストがなんともかわいく見え、テンションの上がる朝食になるはず!
ぜひお持ちのパウンド型で試してもらえたらうれしいです。