レモンが香る食パンを作ろう!
レモンは、爽やかな酸味と香りが特徴の人気のフルーツ。さまざまな料理や飲み物、お菓子などに活用されていますよね。
今回は生地にレモンの果汁を加えて作る、レモン食パンのレシピをご紹介します。
国産レモンが人気
現在国内で出回っているレモンの大半は輸入レモン。ですが、近年は安心安全志向によって国産レモンの人気が高まっています。
防腐剤・防かび剤・ワックスを使わない国産レモンは、皮まで丸ごと食べられるのが特徴のひとつ。
国産のレモンは、10月から5月頃まで手に入りやすいので、ぜひ探してみてください。
皮ごと使う場合の注意点
収穫後の薬剤は不使用という国産レモンの中にも、生産過程で農薬が使われていることがあります。
皮ごと使用する場合は、手で塩をもみ込むようにしてこすり、水でよく洗い流してから使いましょう。
国産レモンが手に入らない時期は、輸入レモンの中でも防腐剤などを使用していないものを選べると安心。見つからない場合は、果汁だけ使ってくださいね。
レモン食パンのレシピ
レモンの果汁を加えた、ほんのりレモン味の爽やかな食パンです。
材料(正角食パン型一斤分)
- 強力粉…250g
- 砂糖…30g
- スキムミルク…5g
- 塩…4g
- インスタントドライイースト…3g
- 水…148g
- レモン果汁…12g
- 無塩バター…20g
下準備
- 材料は常温にする。
- 型にオイル(分量外)を塗る。
- レモンをよく洗って半分に切り、果汁を搾る。
- 水とレモン果汁は人肌程度に温める。
作り方
- ボウルにバター以外の材料を入れて混ぜ、水気がなくなれば手でこねる。
- 生地をひとつに丸め、とじ目を下にしてボウルに入れる。
- 生地を手で押さえてガスを抜き、丸め直す。
- ガスを抜いて、めん棒で約30×25cmにのばす。
- とじ目を下にして型に入れ、生地を上から押さえて形を整える。
- 湿気のある暖かい場所で、生地が乾燥しないようにして二次発酵。
- 200℃のオーブンで26分間~焼く。
- 焼き上がったら、型ごとまっすぐ台に落として空気を抜く。
生地がつながってきたらバターを入れ、表面がなめらかになるまでこねる。
*ホームベーカリーを使用してもOK。
ラップをして暖かい場所で一次発酵をする。生地が2〜2.5倍の大きさになれば発酵完了。
乾燥しないようにボウルをかぶせ、10分間休ませる。
左右の生地を中心まで折り畳み、手で押さえて空気を抜く。手前から生地を巻いていき、とじ目をとじる。
生地が型の高さのすぐ下まで膨らめばフタをする。
発酵が終わる少し前に、オーブンを200℃に設定して予熱を始める。
型からパンを出して冷ませば、出来上がり。
爽やかな風味のレモン食パンは、サンドイッチにするのもおすすめですよ。
「レモン食パン」の詳しいレシピページはこちら。
レモンカードでレモン感をプラス!
レモン好きの方にぜひおすすめしたいのが、レモンカード。
「curd(カード)」は、「凝固したもの」という意味で、レモン果汁にバターや卵を加えたレモンクリームです。
トーストしたレモン食パンにレモンカードを塗れば、甘酸っぱく濃厚なレモン風味が味わえます。
レモンカードのレシピ
材料(作りやすい分量)
- 卵…1個
- グラニュー糖…60g
- レモン果汁…40g
- レモンの皮のすりおろし…1個分
- 無塩バター…40g
作り方
- レモンは塩でよく洗って半分に切る。果汁を搾り、皮はすりおろす。
- フライパンに湯せん用の水を適量入れて火にかけ、70〜80℃くらいにする。そのまま弱火にかけておく。
- バターを湯せんで溶かす。
- ボウルに卵を入れて泡立て器でよく溶く。グラニュー糖・レモン汁・レモンの皮を入れて混ぜる。
- 4にバターを入れて湯せんにかけ、ヘラで底から絶え間なく混ぜる。
- ザルでこしてバットに入れ、冷ます。
- できたレモンカードは、煮沸消毒をした瓶に入れ、冷蔵庫で保存。
5〜10分間加熱し、とろみがつけばOK。
*保存期間は約1週間。
まとめ
搾りたてのレモン果汁を入れた爽やかなレモン食パン。
ぜひ作ってみてくださいね。