話題のスイーツ・ボンボローニを作ろう!
イタリアの郷土菓子「ボンボローニ」をご存じですか?
ここ最近、置いているお店も増え、SNSでもよく見かけるようになりましたよね。
今回は、話題のスイーツ・ボンボローニのレシピをご紹介。
シンプルなカスタードクリームの他に、人気のレモンクリームとチョコクリームなどの作り方もお教えします!
ボンボローニとは
ボンボローニとは、発酵生地を揚げたもの(いわゆる揚げドーナツ)にクリームを詰めたお菓子。
発祥といわれるイタリアでは、朝食やおやつの定番なんだそう。
丸い形がとってもかわいいボンボローニは、この形が名前の由来になったという説があります。
なんでも、丸い形が爆弾(イタリア語で「bomba」)のように見えるからなんだとか。
かわいい見た目からは想像がつかない由来ですね。
ボンボローニのレシピ(7個分)
今回私が作るボンボローニは、食べやすいよう、少し小さめにしています。
パン生地を作る
材料
- 強力粉…100g
- 薄力粉…75g
- ドライイースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…30g
- 無塩バター…25g
- 卵黄…15g(1個分)
- 牛乳…60g
- 水…25g
- 揚げ油…適量
下準備
- 約5cm四方にカットしたクッキングシートを、7枚用意しておく。
- 二次発酵終了前に、揚げ油の準備をしておく。
作り方
- こね機もしくはホームベーカリーに、強力粉から水までの材料を入れてこねる。
*お使いの機械によってこね時間は違います。調整してください。 - ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
*時間は室温によって前後します。生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させてください。
- 分割する。
生地を7等分(約43g)する。
- 軽く丸めてパンマットの上に置き、ぬれ布巾をかぶせて15分間ベンチタイム。
- 成形する。
手でパン生地を軽く押さえて空気を抜き、軽く丸めなおす。
全て同じように丸め直す。
- 下準備でカットしておいたクッキングシートにのせる。
- 二次発酵。
30℃程度の発酵機に、20~25分間入れる。または、布巾などをかぶせて乾燥しないようにして、常温に置いておく。
*時間は室温で変わるため、40~60分間を目安に。生地が2倍程度膨らむまでしっかり発酵させましょう。
- 揚げる。
鍋にたっぷりの油を入れ、170℃になったらオーブンシートごと生地をゆっくり入れる。
- 約2分半で裏返し、さらに約2分間揚げる。
- 油を切る。
クリームを作る
材料
- 卵黄…35g(約2個)
- グラニュー糖…50g
- 薄力粉…15g
- 牛乳…220g
作り方
- 卵黄とグラニュー糖をボウルに入れ、ホイッパーで混ぜる。
- ふるった薄力粉を加えて軽く混ぜる。
*グルテンが出ないようにゆっくり混ぜるのがポイント。
- 鍋に牛乳を入れて火にかけ、沸騰したら止める。
- 牛乳をレードル(おたま)で1杯、2のボウルに入れて軽く混ぜる。
- 残りの牛乳を全て入れて混ぜる。
- 鍋に戻し、中火にかける。
ホイッパーで円を描くように、ゆっくり混ぜながら炊いていく。
- 鍋底から剥がれてきたら、火を止めてボウルに移す。
- 氷水を当てて冷やす。
仕上げる
材料
- グラニュー糖…適量
作り方
- グラニュー糖をビニール袋に入れる。
粗熱が取れたパンを入れて振り、砂糖をまぶす。
- お箸などでパンの側面に穴を開ける。
- シュークリーム用口金をセットした絞り袋にクリームを入れ、注入する(1個あたり30~40g)。
- 完成。
「ボンボローニ」の詳しいレシピページはこちら。
クリームはアレンジ自在
ご紹介したクリームは、スタンダードなカスタードクリーム。
アレンジすれば、お好みのフレーバーにするのも簡単です!
レモンの皮を加えて
出来上がったカスタードクリームに、すりおろしたレモンの皮を入れると、とっても爽やかなレモンカスタードクリームの出来上がり!
上記の分量に、1個分のレモンの皮を氷水で冷やす前に入れてください。
生クリームを加えて
レモンの皮の代わりに泡立てた生クリームを加えると、まろやかなディプロマットクリームになります。
生クリームはカスタードをしっかり冷やした後に混ぜてください。
上記の分量なら、50gの生クリームを加えるとちょうど。
チョコレートを加えて
チョコレートを加えたクリームもおいしいのでおすすめ!
「ダブルチョココルネ」のレシピのクリームを参考にしてください。
イタリアの定番の味・ボンボローニ
イタリアでは朝ごはんとして人気のメニュー・ボンボローニ。私たちには、おやつとして食べるほうがピッタリくるかもしれませんね♪
基本のレシピを押さえれば、クリームのアレンジは簡単!
その時の気分で、いろんなフレーバーを試してみてください。