インパクト抜群!話題のマリトッツォ
生クリームが溢れんばかりにたっぷり挟まったマリトッツォ。
見た目のインパクトから、ひと目見て食べてみたい!と心を奪われてしまったという方も多いのではないでしょうか。
今回は、日本でも最近ブームとなっているマリトッツォのレシピをご紹介。
購入できるお店も増えていますが、自分好みにアレンジできる手作りは楽しいもの♪
パン作りからとなるとハードルが高いと思われるかもしれませんが、成形の難易度が比較的低めな丸パンなので手作りしやすいと思いますよ。
マリトッツォとは
マリトッツォとは、イタリア・ローマの伝統菓子のひとつ。
本場では、バールで朝食として親しまれているごくありふれたパン菓子です。
名前の由来は諸説ありますが、夫(イタリア語で“マリート”)が妻のために甘いパンを買いに行ったことから付いたといわれているそう。
マリトッツォのレシピ(6~8個分)
マリトッツォは、たっぷりの卵・バター・砂糖、そして牛乳を使うブリオッシュで作るのが一般的。
ですが今回お教えするのは、冷やして食べる前提であること、たっぷりの生クリームと合わせることなどから、生地が締まりにくく、冷えてもおいしい軽めのブリオッシュで作るレシピです。
ブリオッシュ生地を作る
材料
- 強力粉…180g
- 薄力粉…20g
- 砂糖…30g
- 塩…3g
- 卵黄…20g
- 練乳…20g
- スキムミルク…10g
- 水…105g
- ドライイースト…3g
- 無塩バター…30g
- 塗り卵…全卵5g+牛乳2g(牛乳のみでも可)
作り方
- ホームベーカリーに強力粉からドライイーストまでを入れ、こねる。
- こねが終了したら生地を丸めてボウルに移し、乾燥しないようにラップなどをかぶせて2~2.5倍の大きさになるまで一次発酵。フィンガーチェックをして確認。
- 作業台に出してガス抜きし、お好みで6~8分割にする(8分割だと、焼き上がりの直径は7cm程度)。
- 生地を丸め、ラップなどで乾燥を防ぎながら15分間ベンチタイム。
- 表面を張らせるように丸め直し、とじ目をつまんでとじる。
- 塗り卵をして、200℃に予熱したオーブンで約11分間焼成。
こね開始から10分後に無塩バターを投入。
*目安:30℃で約1時間半。
*生地が扱いにくい場合は、少量の打ち粉をしてください。
一回り大きくなるまで二次発酵。
*目安:35℃で25分間。
クリームを作る
材料
- 生クリーム…120g
- 練乳…30g
- マスカルポーネ…65g
- ラム酒…小さじ半分
生クリームは、動物性と植物性を半々にすると重くならないのでおすすめ。ラム酒もほんの少量ですが、格段においしくなるのでぜひ入れてみてください♪
作り方
- 生クリームに練乳を加えて7~8分立てにする。
- マスカルポーネとラム酒を加え、さらにしっかりとしたクリームを作る。
*クリームが緩いとパンにたっぷり挟みにくいので、かためにホイップしてください。
仕上げる
材料
- フルーツ各種…お好みで
- 粉糖…お好みで
作り方
- パンが完全に冷めたらカットする。
- お好みでフルーツを入れる。
- クリームを絞り袋に入れる。
- たっぷりとクリームを絞り、パレットナイフで表面をならして整える。
- 出来上がり。
*真横ではなく、画像のように少し斜めにカットするのがポイント。
切り落としてしまわないように気をつけながら、できるだけ深く切り込みを入れましょう。クリームがたっぷり挟めます。
*奥のほうにフルーツを置くと、パンが開いてクリームが入れやすいのでおすすめ。
*絞り袋に入れて絞ると、パンにクリームが付いて汚れるのを防げます。
仕上げに、粉糖をかけてスライスしたフルーツを飾るとかわいさUP!
冷やすと、パンとクリームがなじんでさらにおいしく◎
冷蔵庫でしっかりと冷やしてお召し上がりください。
朝食用の作り置きとして、翌日まで冷やしておくのもいいですね。
「マリトッツォ」の詳しいレシピページはこちら。
ミニマフィン型を使ったプチマリトッツォのレシピ
いろんなフルーツを入れたり、クリームの種類を増やしたりとさまざまな楽しみ方ができるマリトッツォ。ですが、1個でかなりボリュームがあります。
一度に数種類の味を楽しみたいという方にぴったりの、ミニサイズのレシピをご紹介します。
「cottaオリジナルマフィン型(12個取)」にぴったりの分量は、レシピページをご覧ください。
作り方
- 一次発酵までは、上記の「マリトッツォ」と同じ。
- 一次発酵後、12分割し、丸めて15分間ベンチタイム。
- ミニマフィン型に離型油をスプレーし、丸め直した生地を入れて一回り大きくなるまで二次発酵。
- 塗り卵をして、200℃で約9分間焼成する。
- パンが冷めたら半分にカット。
- お好きなフルーツを入れたり、相性のいいあんこと組み合わせたりしてクリームを絞る。
- パレットナイフでクリームを整える。
- お好みで、粉糖・ココアパウダー・抹茶などを振りかけて出来上がり。
クッキーを砕いて加え、クッキークリームにアレンジしても◎
一度に2~3個食べられる、うれしいプチサイズ♪
「ミニマフィン型で作るプチマリトッツォ」の詳しいレシピページはこちら。
バリエーションは無限大!自分好みのマリトッツォを作ろう!
マリトッツォは、アイデア次第でどんどんバリエーションを広げられます。
自分好みのマリトッツォを見つけて、おうちで楽しんでもらえたらうれしいです♪