しっとりふんわり♪マーラーカオを作ろう
最近、コンビニやスーパーでもよく見かけるようになったマーラーカオ。
しっとり・ふんわりとした、中華風蒸しパンです。
今回はマーラーカオのレシピをご紹介します。
マーラーカオとは
マーラーカオとは、中国で人気の蒸しパンのようなお菓子。漢字では「馬拉糕」と書き、点心としても愛されているのだとか。
レシピを見ると、日本の蒸しパンに比べて油脂の量が多いよう。そのため、よりしっとり蒸し上がるのではないでしょうか。
本場のマーラーカオは、時間をかけて発酵させる作り方が一般的。でも日本では、ベーキングパウダーなどを用いて、手軽に短時間で作れるようにしたものが広まっています。
マーラーカオのレシピ
私が作るマーラーカオは、直径15cmのデコ型を使ってドンと大きく蒸し上げたもの。
蒸し器を開けたとき、大きなマーラーカオが顔を見せる瞬間をお楽しみください。
材料(15cmのデコ型1台分)
- 全卵…160g(3個分)
- きび砂糖…60g
- はちみつ…10g
- 牛乳…40g
- 太白ごま油…30g
- しょうゆ…3g(小さじ1/2)
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…4g
- 重曹…2g
下準備
- 型にクッキングシートを敷いておく。
- 蒸し器を火にかけ、しっかり蒸気が出るまで温めておく。
- 薄力粉・ベーキングパウダー・重曹を合わせてふるっておく。
クッキングシートを35cm×35cmの正方形にカット。水でぬらしてしっかり絞り、型に敷き込む。
*スポンジを焼くときのように底と側面を分けた型紙だと型から出しにくいため、簡単に取り出せるこの方法がおすすめです。
作り方
- ボウルに全卵を入れてホイッパーで混ぜる。
- きび糖とはちみつを入れてホイッパーで混ぜる。
- 牛乳を入れてホイッパーで混ぜる。
- 太白ごま油を入れてホイッパーで混ぜる。
- しょうゆを入れてホイッパーで混ぜる。
- 下準備で振るっておいた薄力粉・ベーキングパウダー・重曹を2回に分けて加え、混ぜる。
- 型に入れる。
- しっかり蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で18~22分間蒸す。
- 竹串などを刺して生地がつかなければ、蒸し上がり。
- 粗熱が取れたら、型から出しましょう。
ここがポイント
粉類を入れてから混ぜすぎると、グルテンが出て生地がかたくなる原因に。混ぜすぎないよう注意が必要。
1回目の粉を入れたらホイッパーで混ぜ、ある程度混ぜたら一度手を止める。粉っぽさが残っていてもOK。
2回目の粉を入れてホイッパーで混ぜる。
ゴムベラに持ち替えてボウルの周りをきれいにし、ざっくりと混ぜ合わせる。
*蒸し器の大きさ・蒸気の量・火力などによって蒸し時間が変わるため、調整してください。
蒸したてがおいしいのはもちろんですが、冷めてもやわらかな食感が楽しめます。
「マーラーカオ」の詳しいレシピページはこちら。
大きな型ではなく、プリンカップなどの小さなものでも作れます。プリンカップで作る場合は、グラシンカップなどを入れてくださいね。
シンプルなマーラーカオはアレンジも自在
今回ご紹介したマーラーカオは、とってもシンプル。このレシピを基本に、いろいろとバリエーションが増やせると思います。
例えば、きび砂糖を黒糖に置き換えても◎
また、レーズンなどのドライフルーツを加えたり、くるみなどのナッツ類を入れたりしても、食感が楽しめます。
チョコレートも、お子さまに気に入ってもらえそうですよね。
おやつにも朝食にもおすすめ
手に入りやすい材料で簡単に作れるマーラーカオ。
甘さ控えめのレシピは、おやつにはもちろん、朝食にもぴったりです。
いろいろ作って楽しんでもらえたらうれしいです。