オレンジジュースでパンを作ろう!
パンを作るときの仕込み水には、水や牛乳を使うことが多いですよね。
今回ご紹介するのは、なんとオレンジジュースを使ったパン。
爽やかで夏らしい香りの楽しめる生地で作る、シュガートップのレシピをお教えします。
オレンジジュースを使うときのポイント
オレンジジュースを使う場合も、作り方は普通のパンとほぼ同じ。仕込み水としてオレンジジュースを使えばOKです。
気をつけるべきポイントをひとつ挙げるなら、オレンジジュースの温度。
オレンジジュースは普段冷蔵庫で保存していますよね。冷えた仕込み水をパン生地に使用すると、こね上がりの生地温度がかなり低めになってしまいます。
オレンジジュースを常温に戻すか、少し温めてから使用することで、いつもどおりの一次発酵の時間で作業を進めることができますよ。
ですが、冷蔵庫から出したてを使ってしまった場合も焦らなくて大丈夫!時間をかければしっかり発酵します。
また、室温が上がる夏場は、比較的発酵しやすい時期。
ホームベーカリーなどを使用する場合も、こね上がりの生地温度が上がりやすいので、環境に合わせて調整してみてください。
オレンジジュースで爽やかシュガートップのレシピ
パン作りに使用するオレンジジュースは、果汁100%のものがおすすめ。
オレンジの風味がしっかり感じられるので、おいしいパンが作れます。
材料
- 強力粉…200g
- ドライイースト…2g
- 塩…3g
- 砂糖…20g
- スキムミルク…5g
- 無塩バター…15g
- オレンジジュース…140g
- レーズン…60g
- ワッフルシュガー…適量
- 有塩バター…適量
- 全卵(照り卵用)…適量
下準備
- レーズンは湯通しし、しっかり水分を取っておく。
- 照り卵用の全卵はほぐしておく。
- トッピングの有塩バターは細くカットしておく。
- オーブンは焼成温度より20℃高い設定温度で予熱をしておく。
作り方
- ニーダーやホームベーカリーを使って、強力粉からオレンジジュースまでの材料をこねる。
- 生地がこね上がったらこね台に置き、レーズンをのせる。
- ボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
- 生地を6分割(1個あたり72~75g)し、軽く丸め直す。
- 上から軽く手で押さえて空気を抜く。
- 丸め直す。
- 全て同じように成形する。
- オーブンシートを敷いた天板の上に置き、35℃で約30分間二次発酵。
- 照り卵をハケで塗り、トップをハサミで十文字にカットする。
- カットしたところに細く切った有塩バターを置き、ワッフルシュガーを散らす。
- 焼成。
- ケーキクーラーに移して冷ませば、出来上がり。
*お使いの機械によってこね時間が違うため、調整してください。
生地を手でこねるイメージで、レーズンを混ぜ込む。
*ホームベーカリーやニーダーでレーズンを混ぜ込んでもOK。
*時間は、室温によって前後します。
パンマットの上に置いてぬれ布巾をかけ、10~15分間ベンチタイム。
*大きさが2倍程度になれば発酵終了。
電気オーブン、200~210℃で12~14分間。
ガスオーブン、190~200℃で11~12分間。
*お使いのオーブンによって火力が違うため、焼成温度・時間は調整してください。
焼きムラが出やすいオーブンの場合は、焼成時間の半分が過ぎた時点で、天板の向きを変えてください。焼きムラが解消されます。
「オレンジジュースで爽やかシュガートップ」の詳しいレシピページはこちら。
いつものパンも爽やかに♪
仕込み水をオレンジジュースに変えるだけで、いつもとはひと味違う爽やかなパンが出来上がります。
今回はレーズンを加えましたが、オレンジピールを入れてオレンジずくめにしてもおいしそうですね!
ぜひいろいろアレンジして作ってみてくださいね。