夏にぴったり!金魚のちぎりパン
日本の夏の風物詩「金魚」。優雅に泳ぐ姿は涼しげで、見ているだけで癒されますね。
そんな金魚を、今年の夏はかわいいちぎりパンで楽しみませんか?
細かなパーツの成形はクッキー型を活用してちょっぴり手軽に。
練乳たっぷりのいちご生地と竹炭生地にチョコチップを包んだ、金魚のちぎりパンの作り方をご紹介します。
金魚のちぎりパンの作り方
パン生地を作る
材料(18cmデコケーキ型1台分)
- 強力粉…150g
- インスタントドライイースト…小さじ1/3
- 塩…2g
- 練乳…40g
- 水…78g
- 無塩バター…15g
- いちごパウダー…7g
- 竹炭パウダー…小さじ1
- バタフライピーパウダー…小さじ1/10程度
- チョコチップ…21g
下準備
- オーブンは180℃に予熱しておく。
- 型にオーブンシートを敷いておく。
作り方
- 強力粉から塩までの材料をボウルに入れ、ざっと混ぜる。
- 練乳と水を加えてひとまとめにしたら、台に出してこねていく。
- 表面がなめらかになり、手に付かなくなってきたらバターを加えてなじませ、再びつるんとなめらかになるまでこね上げる。
- 生地を計量し、赤生地分120g、黒生地分120gを取り分ける。残りの生地が青生地になる。
- 3色の生地がくっつかないようにオーブンシートなどで仕切りをしたボウルに入れ、フタをする。
- 赤生地と黒生地は、それぞれパーツ分として4gずつ取り分け、残りの生地を3等分にして丸める。
- パーツ分を除いた生地のとじ目を上にして丸く薄くのばし、チョコチップを3gずつ包む。
- 青生地は上から軽くつぶし、直径7cmほどにのばして型の中央に置く。
- 青生地の縁に少し重なるように、赤生地と黒生地を交互に並べる。
- 発酵を進めている間にパーツを作る。
- 生地をオーブンシートごと持ち上げ、いったん型から取り出す。
- 残りのパーツはドレッジで縦半分にカットし、それぞれ背びれ、胸びれにして貼り付ける(余った生地は丸めて一緒に焼いてください。少し早めに取り出すと〇)。
- オーブンシートごと型に戻したら、乾燥しないようぬれ布巾をかける。
- 180℃に予熱したオーブンを140℃に下げ、15分間ほど焼成。
- 焼き上がったら型から出し、クーラーの上で粗熱を取る。
それぞれ、いちご・竹炭・バタフライピーパウダーを加えてムラなくこね上げる。
*色付けは、明るい色から。いちご→バタフライピー→竹炭の順に行う。竹炭パウダーは粒子が細かいので、舞い散らないよう気をつけてこね始めになじませましょう。
ふっくらと2倍の大きさになるまで1次発酵させる(目安:35℃で30~40分間)。
青生地はそのまま丸める。
ぬれ布巾をかけて10分間休ませる。
乾燥しないようぬれ布巾をかけ、常温で二次発酵させる。
パーツ生地をめん棒で薄くのばし、1.5cmほどのハート型で8個ずつ抜く。
抜いたパーツのうち3つを写真のように青生地部分に軽くのせ、尾びれにする。
*パーツの付け根をつまようじの先で刺してなじませておくと、発酵・焼成時にずれにくい。
ふっくらと一回り大きくなるまで、引き続き発酵を進める。
アルミホイルをかけ、さらに5分間焼成する。
デコレーションして仕上げる
材料
- ホワイトチョコチップ…8個程度
- 竹炭パウダー…適量
- いちごパウダー…適量
作り方
- 竹炭パウダーを少量の水(分量外)で溶き、箸や竹串の先で赤い金魚の目と口を描く。
- 黒い金魚の目は、溶かしたチョコでチョコチップを2個ずつ貼り付け、水で溶いた竹炭パウダーで黒目を描く。
- 赤い金魚は少量の水(分量外)で溶いたいちごパウダーで、黒い金魚は溶かしたホワイトチョコにいちごパウダーを混ぜたもので、頬にちょんと赤みを付けたら出来上がり。
残りのチョコチップをピンセット先で削り、口と黒目の中の光をつける。
「ぷっくり♪金魚のちぎりパン」の詳しいレシピページはこちら。
見ているだけでかわいい♪金魚たち
ぷっくりとしたフォルムに、小さなヒレがかわいらしい金魚のちぎりパン。
丸めた生地に型抜きしたパーツを貼り付ければ、たちまち金魚に♪過程も楽しく、見た目より手軽に作れる点も魅力です。
すやすや眠らせたり、きらきらおめめにしたり。愛らしく仕上げて癒しのひとときをお楽しみください。