スタイリッシュな型でミルク食パンを作ろう!
今回ご紹介するレシピは、仕込み水全てを牛乳で作るミルク食パン。
おしゃれなブーランジェリーに並んでいるようなスタイリッシュなフォルムの食パンが焼ける、「イギリス食パン型」にぴったりの配合をお教えします。
ふわふわでやわらかいミルク食パンをお楽しみください。
イギリス食パン型ってどんなもの?
プロ級のパン作りの腕前を持つインフルエンサー・vivianさん監修の、とってもかっこいい食パンが焼ける「イギリス食パン型」。
実際にパンを焼いてみて、いろんなうれしい工夫がされていることを実感。この型を使い出したら、他の型の出番がなくなってしまうかも(笑)。
特徴1.既存の1斤型用レシピが使える
一般的な1斤型と比べると高さがありますが、横幅と奥行が短いので容量はほぼ同じ。
既存の1斤型レシピ(粉量250~300g程度)で作ることができます。
特徴2.耐熱塗装のブラックカラー
スリムな形状だけでなく、目を引く本体の黒い色。これ、気になりますよね?
この黒い色は耐熱塗装。通常のシルバーの食パン型よりも遠赤効果が高く、パンがふっくら焼けるんです。
また、型を初めて使うときに行う面倒な空焼き作業も不要。
内側にはフッ素加工がされているので、使うときにスプレーオイルをシュっと一吹きすればすぐに使えます。
後片付けも拭くだけでオッケーなので、とっても楽ちん◎
特徴3.随所に施された工夫
焼き上がりの美しさに一役買ってくれるのが、他の型では見ることの少ない、全面に施された斜線状の凹凸と、底に開いた2か所の穴。
背の高いパンは、何より腰折れが心配。斜線状の凹凸はこれを防止してくれます。
斜めに入る焼き色は、見た目もおいしそう♪
底の穴には空気穴としての役割があり、パンの発酵を促したり、火通りをよくしたりという効果が。型離れにも、うれしい影響があります。
見た目だけでなく機能面でも優れている「イギリス食パン型」。パン作りを楽しくしてくれる型としておすすめです。
ミルク食パンのレシピ
材料(イギリス食パン型1斤分)
- 強力粉…300g
- ドライイースト…3g
- 塩…6g
- 砂糖…15g
- 無塩バター…15g
- 牛乳…210g
下準備
- 型に軽くオイルスプレーをしておく。
- オーブンを焼成温度より20℃高い温度で予熱しておく。
作り方
- ニーダーやホームベーカリーに材料を入れてこねる。
- こね上がったらボウルに移してラップをかけ、室温で40分~1時間一次発酵。
- 2分割(1つ270g程度)し、手で軽く押さえてガスを抜いたら丸め直す。
- 成形する。
- 真ん中で生地が少し重なる程度に、上下から生地を折る。
- 向きを90度変え、めん棒を上下にかけたら上部から空気を抜くように巻く。
- 生地を2つともに同じように成形する。
- 巻き終わりを下にし、オイルスプレーをした型に入れる。
- 35℃で約35分間、二次発酵。
- 焼成。
- 焼き上がったら、台などにたたきつけてショックを与える。
*お使いの機械によってこね時間が違うため、調整してください。
*時間は室温によって前後します。生地が2~3倍の大きさになるまで発酵させてください。
パンマットの上に置いてぬれ布巾をかぶせ、15~20分間ベンチタイム。
とじ目を上にして軽く手で押さえて空気を抜いたら、めん棒を上下にかける。
*生地を折るたびに、軽く手で押さえてガスを抜いてください。
ガスオーブン、190~200℃25~27分間。
電気オーブン、200~210℃27~30分間。
*お使いのオーブンによって火力が違うため、焼成時間・温度は調整してください。
その後、型から出せば出来上がり。
「ミルク食パン」の詳しいレシピページはこちら。
おすすめの食べ方
私は、軽くトーストしたこのパンをサンドイッチにして食べるのが好きです。3等分にカットしたときの見た目と、食べやすさがお気に入り♪
毎日食べたい!ふわふわ食パン
仕込み水を全て牛乳にした、ふわふわでやわらかな食パンは、毎日食べたいパンをイメージして作りました。
他の食パン型と一線を画す、スリムでスタイリッシュなフォルムの「イギリス食パン型」。置いてあるだけでもかっこいい型で焼くミルク食パン、ぜひお試しください。