おせち料理の黒豆でアレンジあんぱんを作ろう♪
縁起の良い黒豆は、お正月のおせち料理に欠かせない食材。甘く煮た黒豆はおいしいですよね。
今回は黒豆を活用した、豆大福風あんぱんのレシピをご紹介します。
余ってしまうこともある黒豆を、最後までおいしく食べきりましょう♪
おせち料理の黒豆の意味
おせち料理には、一つひとつの食材におめでたい意味やいわれがあります。
黒豆にはどんな意味があるのでしょう?
「まめ」は「元気・健康」という意味がある言葉。「まめに働く」という語呂合わせも良いことから、「今年も健康で元気に」「まめまめしく働けますように」などの願いが込められています。
また、黒いものは邪気を払って災いを防ぐといわれ、魔除けの意味合いも。
黒豆は栄養豊富な食材!
黒豆は栄養が豊富で体に良い食材です。
抗酸化作用があり、目の健康や美肌を促すアントシアニン、骨粗しょう症や更年期障害の改善が期待できるイソフラボンなどの成分がたくさん。
また、高血圧や動脈硬化、便秘の予防にも効果があるといわれています。
黒豆を使った豆大福風あんぱんのレシピ
黒豆と相性のいいあんこを入れた、豆大福風あんぱんのレシピです。
材料(6個分)
- 強力粉…150g
- 牛乳…105g
- 砂糖…15g
- 塩…2.5g
- ドライイースト…2g
- 無塩バター…15g
- 黒豆…90g
- 粒あん…240g
- 強力粉(仕上げ用)…適量
下準備
- 材料は常温にする。
- 黒豆は汁気を切ってから、キッチンペーパーで汁気を取る。
- 粒あんは1つ40gに丸める。
- 牛乳は、暑い時期以外は35℃程度に温める。
作り方
- ボウルに、牛乳・ドライイースト・砂糖・強力粉・塩を入れて混ぜ、水気がなくなれば台に出して手でこねる。
- 生地をひとつに丸め、とじ目を下にしてボウルに入れる。
- 生地を手で押さえてガスを抜き、スケッパーで6等分にする。
- 乾燥しないようにボウルをかぶせ、15分間休ませる。
- 黒豆がつぶれないように、生地を優しく押さえてガスを抜く。
- とじ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べる。
- 生地がひとまわり大きくなれば発酵完了。
- 180℃に予熱したオーブンを160℃に下げて、13分間〜焼く。
- 出来上がり。
生地がつながってきたら無塩バターを入れ、押したりたたきつけたりして表面がなめらかになるまでこねる。
*ホームベーカリーを使用してもOK。
ラップをして暖かい場所(約30℃)で一次発酵。生地が約2.5倍の大きさになれば発酵完了。
生地を広げて黒豆を15gずつ包んでとじ目をとじる。
とじ目を上にして直径10cm程度の円形に広げ、丸めた粒あんを中央に置く。
生地を少し引っ張るように包んで、とじ目をとじる。
湿気のある暖かい場所(約35℃)で、生地が乾燥しないようにして二次発酵。
発酵が終わる少し前に、オーブンを180℃に設定して予熱を始める。
生地の表面に強力粉(仕上げ用)を振る。
「豆大福風*黒豆あんぱん」の詳しいレシピページはこちら。
失敗なしで作るための3つのポイント
1.黒豆の汁気はしっかり取る
汁気が残っているとベタついて上手に成形ができません。
キッチンペーパーで汁気をしっかり取りましょう。
2.黒豆は生地を分割した後で入れる
分割した後で黒豆を入れると、つぶさずに均等に入れられます。また、表面に黒豆が見えるように成形しやすいところも◎
3.低温で焼き色を付けずに焼く
低温で焼くことでもっちりした食感に。見た目も白くて、より豆大福のような出来上がりです。
黒豆のレシピ
簡単に作れる黒豆煮のレシピもお教えします。
ぜひ手作りしてみてくださいね♪
材料(作りやすい分量)
- 黒大豆…200g
- 水(☆)…800g
- 砂糖(☆)…160g
- しょうゆ(☆)…大さじ2
- 塩(☆)…小さじ1/2
- 重曹(☆)…小さじ1/2
作り方
- 黒大豆は水で洗ってザルにあけ、水気を切る。
- ☆の材料を鍋に入れて沸騰させ、火を止める。
- 黒大豆を入れ、5~6時間漬ける。
- 鍋を火にかけて沸騰したらアクを取る。
- 落と蓋をして豆がやわらかくなるまで2~3時間煮る。
- 出来上がり。
*豆が煮汁から出ないよう、煮汁が減ってきたら水を足しながら煮るのがポイント。
まとめ
黒豆を手作りすると一度に大量にできるので、お正月に食べ切れずに余ってしまう、というご家庭も多いかと思います。
パン生地に黒豆を混ぜるだけの黒豆パンももちろんおいしいですが、少し変わった豆大福風あんぱんにリメイクしてみてはいかがでしょう。
ぜひお試しくださいね。