レモンピールを作ろう!
国産レモンの時期も、あと少し。
おいしいレモンを加工して、これからのお菓子作りに生かしてみませんか?
今回は、レモンピールの作り方をご紹介します。
レモンピールとは?
“レモンピール”は、“レモンの皮”のこと。
製菓材料では、レモンピールはレモンの皮をシロップで煮て、乾燥させたものや砂糖漬けにしたもののことを指します。
レモンの洗い方
レモンピールを作る際はレモンの皮を使用するので、レモンを洗う作業がとても大事になります。
国産レモンでも、栽培中には農薬が使われていることがあります。外国産よりも多少安心感はありますが、きれいに洗う作業は必須です。
レモンの湯通し
- レモンに塩をつけてこすりながら洗い、その後、水で洗い流す。
- たっぷりの水を鍋に入れて、沸騰させる。
- 沸騰したお湯にレモンを入れて、30秒間ほどゆでて取り出す。
レモンピールの作り方
材料
- レモンの皮…2個分(今回は90g)
- グラニュー糖…レモンの皮と同量(90g)
- 水…適量
- レモンの絞り汁…レモンの皮の1/3の量(30g)
作り方
- レモンを湯通しする。
- レモンを半分に割り、果汁を絞る。
- スプーンで中の身と白い皮の部分を取り除く。
- 皮の重さを量る。
グラニュー糖、レモン果汁も計量して用意しておく。 - 皮を1/4の大きさにカットする。
- 鍋に皮を入れ、ヒタヒタになるまで水を入れて、火にかける。
- 沸騰したら、ゆでこぼしを3回行う。
- 皮にかぶるくらいの水を鍋に入れ、やわらかくなるまで弱火で煮る。
- グラニュー糖を加えて、10分程度煮る。
- 粗熱が取れたら、レモン汁を加えて一晩置く。
- 鍋に戻し、火にかけ水分を飛ばす。
- 粗熱が取れたら、鍋から皮を取り出す。
- 10分~15分程度、乾かす。
- キッチンペーパーなどを使用してシロップを軽く拭き取り、一つずつラップをかけて密封容器に入れて保存。
*途中で水がなくなってきたら、水を足す。
*お菓子作りに使用するなら、砂糖をまぶす手前で保存しておくと使いやすいかと思います。
冷凍、冷蔵保存どちらも可。
使うときに、用途に合わせてカットして使います。
レモンピールの砂糖がけ
材料
- レモンピール…適量
- グラニュー糖…適量
作り方
- 出来上がったレモンピールを細くカットし、乾燥させる。
- グラニュー糖をまぶして出来上がり。
残ったシロップも楽しめます!
レモンピールを作った際に鍋に残ったシロップは、瓶などに入れて保存します。
炭酸水で割ったり、お湯で割ったりして飲むとおいしいです。
炭酸で割る場合は溶けにくいので、同量のお湯でシロップを溶かしておくのがおすすめ。
ほろ苦いレモン感で、大人のレモンスカッシュに!
レモンの保存方法
レモンピールを作ろう!と意気込んでレモンを購入しても、なかなか時間が取れなくて後回しになったり、おっくうになったりする事もあるかと思います。
少しでも鮮度を保ちながら、レモンを保存する方法です。
- レモンを1個ずつラップで包む。
- ラップで包んだレモンを、新聞紙や紙などでくるんだり、紙袋に入れて冷蔵庫に入れる。
*包むことで、レモンから水分が蒸発するのを防ぎます。
この方法でかなり長持ちします。
動画でおさらい
まとめ
手作りのレモンピールの味は格別です。
工程が多く時間がかかりそうなイメージですが、置いておく時間が長いので気軽に作れます。
ぜひ試してみてください。