抹茶ずくめのぜいたくなデコレーションケーキを作ろう
今回ご紹介するのは、生地にもクリームにも抹茶を加えた風味豊かなデコレーションケーキのレシピ!
抹茶のほろ苦さで、ケーキの後味はすっきり。緑茶にも合うので、ぜひ作ってみてくださいね。
抹茶のデコレーションケーキレシピ(5号サイズ1台分)
抹茶のジェノワーズを作る
材料
- 卵…100g(Mサイズ2個)
- グラニュー糖…70g
- 水あめ…4g
- 薄力粉…58g
- 抹茶…4g
- 牛乳…25g
- 無塩バター…15g
下準備
- デコ型に敷き紙をセットする。
- 水あめをグラニュー糖の上に計量しておく。
*水あめは容器に付くと、ベトベトして扱いにくくなるので注意!
- 薄力粉と抹茶を一緒にふるっておく。
- 天板を入れ、オーブンを170℃で予熱する。
作り方
- 耐熱容器に牛乳と無塩バターを入れて湯せんで温め、バターを溶かしておく。
- 直径24cmくらいのボウルに卵を割りほぐし、グラニュー糖と水あめを加えて混ぜる。
- 50℃程度の湯せんにあてながら、卵が人肌程度になるまで温める。
*ハンドミキサーの羽を手で持ち、なじませるように混ぜればOK。特に、水あめの塊がないか確認しましょう。
- 湯せんからボウルを外し、生地にボリュームが出てきてふんわりするまで泡立てる。
*ハンドミキサーは中速から高速で。羽に絡んで流れ落ちた生地の跡がくっきりと残るのが目安。
- ハンドミキサーを低速にし、生地のキメを整える。
ここがポイント
きめ細かな生地を作るための大切な工程です。
大きな起泡が残っていると、焼き上がったときの食感が粗くなる原因に。大きな起泡をなくし、安定したつぶれにくい生地を作ります。
ツヤのある生地を目指しましょう。
- ふるった粉を加える。
ゴムベラを底まで差し込み、手首を返すように混ぜる。左手でボウルを反時計回りに回しながら、粉気がなくなるまで混ぜる。
混ぜ終わった生地は、ふんわり。
- 温めた牛乳とバターに生地の一部を加え、軽く混ぜ合わせる。
- 6のボウルに戻してゴムベラを底まで差し込み、手首を返すように混ぜる。
出来上がった生地は、6の状態よりもサラサラと流れ落ち、ゆっくりと跡が消える。
- 生地を型に流し入れる。
- 大きな起泡を抜くため、型をトントンと数回台にたたきつける。
- 予熱が終わったオーブンに入れ、170℃で25~30分間焼成する。
*ご家庭のオーブンに合わせて、温度と時間は調整してください。
- 焼成後、すぐに型ごと10cmくらいの高さから1回落とす。
*中の蒸気を外に逃がすことで、腰折れを防ぐ。
シロップを作る
材料
- 水…30g
- グラニュー糖…15g
作り方
- 小鍋に全ての材料を入れる。
中火にかけて沸騰させたら、火を止めて冷ましておく。
仕上げる
材料
- 生クリーム(脂肪分40%)…200ml
- グラニュー糖…18g
- 抹茶パウダー…3g
作り方
- グラニュー糖と抹茶をスプーンでよく混ぜ合わせておく。
- ボウルに生クリームと1を入れ、最初はハンドミキサーの羽を手で持って混ぜる。
全体が抹茶色になったら羽を本体にセットし、ツノが軽くおじぎするまで泡立てる。
- ジェノワーズを1.5cm厚に3枚スライスする。
- 回転台の真ん中に、スライスした一番下のジェノワーズをのせる。
ハケでシロップをうつ。
- ホイッパーでひとすくい分のクリームをのせ、パレットナイフで平らに広げる。
- 2枚目(スライスしたときの一番上の生地)を5にのせる。
工程4と5を繰り返す。
- 全体にクリームを薄く塗り、「下塗り」をする。
- クリームを足して「本塗り」する。上面・側面・角をパレットナイフで整える。
*側面を塗るときは、パレットナイフを時計の7~8時の位置にあてながら、回転台を時計回りに回すときれいに塗れる(注:右利きの場合)。
- ケーキの下の部分にパレットナイフをあてて回転台を回し、余分なクリームをきれいにする。
- 口金をセットした絞り袋に、8分立てにしたクリームを入れる。
- ケーキの上面に絞る。
*今回は、星口金と丸口金の2種類の絞りでデコレーション。絞り袋にセットした星口金の上から丸口金をかぶせて絞ると、ひとつの絞り袋でまかなえます。
- 外側から順番に、星口金と丸口金でクリームを絞っていく。
- 抹茶パウダーを振りかけ、ケーキピックを飾る。
- 完成!
誕生日ケーキやおもてなしに
抹茶をたっぷり使用したデコレーションケーキのレシピ、いかがでしたか?
抹茶は種類が変わると風味が変わるアイテム。ぜひおいしい抹茶で作ってみてください。
お好きな濃さに調整もできますよ♪