プリン以外にも!カラメルタブレットでお菓子作り
こっくりとした甘みとほろ苦さで、ファンの多いキャラメルを使ったお菓子。
でもお砂糖を焦がすというところで、意外にハードルが上がりますよね。
そんなときに使ってほしいアイテムが、「カラメルタブレット」!
今回はカラメルタブレットを使って気軽に作れる、キャラメルのマーブルケイク(パウンドケーキ)のレシピをご紹介します。
カラメルタブレットってどんなもの?
カラメルは、プリンに欠かせないけれど作るのが苦手という方、多いのではないでしょうか。
ぜひ一度試してみてほしいのが、「カラメルタブレット」。
2gずつのタブレット状になっているカラメルです。
これがあれば、やけどをする心配もなく、焦がし過ぎたりすることもなく、とっても気軽にプリンが作れる優れもの。
苦過ぎないのでどなたでも食べやすく、原材料がお砂糖のみなのも安心ですね♪
カラメルタブレットで簡単!キャラメルクリームの作り方
カラメルタブレットは、プリンだけじゃなくキャラメル味のスイーツを作りにも使えるのがうれしいところ!
アイスにかけたり、ジャム代わりに使ったりできるキャラメルクリームだって、簡単に作ることができます。
余ったカラメルタブレットがあれば、ぜひ試してほしいレシピです。
材料は以下の通り。
- 余ったカラメルタブレット…全量
- 水…カラメルタブレットの重量の38%
- 無塩バター…カラメルタブレットの重量の25%
カラメルタブレットと水を入れた鍋を火にかけて溶かし、バターを加えるだけと簡単!
冷蔵庫で2週間程度保存できるので、多めに作っておけばいろいろ使えます。
生クリームを使わないので、思い立ったときにすぐに作れるのが◎
このキャラメルクリームを使って、マーブルケイクを作りましょう。
キャラメルのマーブルケイクのレシピ(内寸18cmパウンド型1台分)
ケイク生地は、全ての材料を同じタイミングで合わせる最も簡単なオールインワン法。
溶けやすい粉砂糖を使うことで、砂糖の溶け残りもありません。
タンパク質低めの粉を使って、ふんわりと焼き上げます♪
キャラメルクリームを作る
材料(出来上がり量:50g程度)
- カラメルタブレット…40g
- 水…15g
- 無塩バター…10g
- 塩…ひとつまみ
作り方
- 小さめの鍋にカラメルタブレットと水を入れ、中火にかけて沸いたら弱火にする。
ゴムベラで混ぜながら、カラメルタブレットを溶かす。
- 溶けたらすぐに火を消し、無塩バターを入れてよく混ぜ溶かす。
- ボウルに移し、塩ひとつまみも加えてよく混ぜ、そのまま30℃以下まで冷ましておく。
ケイク生地を作って焼く
材料
- 無塩バター…100g
- 粉砂糖…90g
- 全卵…105g(Mサイズ2個程度)
- 薄力粉(バイオレット)…105g
- ベーキングパウダー…小さじ1/2
- キャラメルクリーム…50g程度(上記分量でできる分全て)
下準備
- ベーキングペーパーを、型の縦横それぞれの幅+高さ×2よりも大きくなるようにカット。
型の底の四つ角まで横向きにハサミを入れ、型に敷き込む。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて計量する。
- 全卵は溶きほぐし、常温に戻しておく。
または、600Wの電子レンジに10秒間ほどかけ、冷たくない状態にしてもOK。
- 無塩バターを常温に戻しておく。
または、600Wの電子レンジに10秒間ずつ2~3回かけ、その都度全体を混ぜて溶けない程度(20℃くらい)にやわらかくしておく。
- 天板をオーブンに入れ、170℃に予熱しておく。
*お使いのオーブンによって火力が弱い場合は、10~20℃高めに調整してください。
作り方
- 大きめのボウルにやわらかくした無塩バターを入れる。
粉砂糖をふるい入れ、粉気がなくなるまでゴムベラで混ぜる。
- 全卵を全て入れ、薄力粉とベーキングパウダーも一気にふるい入れる。
- ホイッパーで中心からぐるぐると、ムラがなくなるまでよく混ぜる。
- できた生地のうち約80g(1/5程度)をキャラメルクリームのボウルに取り分け、ゴムベラでムラがなくなるまでよくなじませる。
- 元のボウルの生地の上に、画像のように2か所に分けてキャラメル生地を入れる。
垂直に2本切り込みを入れるようにざっと混ぜる。ここがポイント
型に生地を流し入れるときにも混ざるので、ここでは混ぜ過ぎないよう注意!
- 準備しておいた型に生地を流し入れる。
- 予熱していたオーブンに入れて170℃で35~40分間焼く。竹串を刺して、何も付いてこなければOK。
*お使いのオーブンによって火力が違うので、温度や時間は調整してください。
- 5cmほどの高さから落として蒸気抜きをし、型から外す。
紙を付けたままアミの上で粗熱を取る。
- 触れる熱さになったら紙を取ってぴったりとラップで包み、完全に冷ます。
- 出来上がり。
食べ頃と保存方法
作った翌日からしっとりとし、5日目くらいまでが食べ頃です。
乾燥しないようぴったりとラップをして保存しましょう。
動画でおさらい
カラメルタブレットはお菓子作りの便利アイテム!
プリンのイメージが強いカラメルタブレット。でも、さまざまなキャラメルスイーツに活用できるんです。
おうちお菓子作りの幅を広げてくれる、とても便利なアイテムだと思います♪
一つ買い置きしておけば、思い立ったときに気軽に使えそうですよね!