小麦粉よりも手軽でモチモチ!絶品・米粉のカヌレ
最近ひそかなブームが訪れているスイーツ「カヌレ」。でも粉をふるったり、ひと晩休ませたりと少し面倒な工程も多いですよね。
その点、今回ご紹介する米粉のカヌレのレシピなら、粉ふるいも休ませる時間も不要!生地を作った当日焼き上げることができるから、その日のおやつにも◎
小麦粉で作ったものよりもやわらかく食べやすいので、ぜひ作ってみてください。
使用する米粉
今回は、cottaでも好評を博している米粉、「ミズホチカラ」を使用しました。
ミズホチカラには、お菓子やパンの出来上がりに影響する“でんぷん”を傷つけず、細かい粒子に加工できるという特徴があります。
通常、米粉で作ったパンやお菓子はグルテンがないため膨らみづらいもの。でもミズホチカラを使えば、やわらかくふっくらと仕上がりますよ。
米粉で作る基本のカヌレレシピ(テフロンカヌレ型5個分)
思い立ったらすぐできる、シンプルな基本のカヌレのレシピです。
材料
- 牛乳…250ml
- 無塩バター…15g
- バニラビーンズペースト…小さじ1/2(2.5g)
- 砂糖(グラニュー糖)…80g
- 米粉…50g
- 全卵…1個
- ラム酒…大さじ1(15ml)
下準備
- カヌレ型に分量外の無塩バターを塗っておく。
- オーブンを220℃に予熱しておく。
作り方
- 鍋に牛乳・バター・バニラビーンズペースト・グラニュー糖を入れ、中火で60℃まで温めます。
*グラニュー糖をしっかりと溶かすため&温度が高すぎると次の工程で卵が固まってしまうので、牛乳の温度は60℃を目安にしましょう。
- ボウルに米粉を入れ、温めた牛乳を少しずつ加えて泡立て器で混ぜます。
- 卵とラム酒を加え、泡立てないよう静かに混ぜます。
- 茶こしで生地を一度裏ごしします。
*ここで計量カップに入れると、型に注ぎやすくなるのでおすすめ。
米粉の溶け残りや卵のカラザなどをここで取り除くことで、口当たりがなめらかな生地に仕上がりますよ。
- カヌレ型に生地を均一に注ぎます。型の8分目くらいの量が目安です。
- 天板にのせて220℃のオーブンで20分間焼き、そのまま温度を190℃まで下げて約40分間焼きます。
*焼き時間はトータル1時間が目安です。190℃で焼き始めてから20分後に一度オーブンから取り出し、型を台に2~3回トントン落とすと、表面にもしっかりと焼き色が付きますよ。
- 型のまま粗熱を取り、網の上で逆さまにして冷ませば、出来上がり。
「モチモチ食感!米粉のカヌレ」の詳しいレシピページはこちら。
小麦粉で作ったカヌレとはここが違う!米粉で作るメリット
カヌレは、薄力粉と強力粉を使うものが一般的。作るのが少し大変なイメージのカヌレですが、米粉を使えば手間もなくとっても気軽に作れますよ。
米粉で作るメリットを3つ、解説します。
メリット1.粉ふるいの必要なし!
米粉は小麦粉に比べて粒子が細かくダマになりにくいので、粉ふるいの必要がありません。
米粉(左)と小麦粉(右)を両方撮影したので、参考にご覧ください。
米粉は他の材料とそのまま混ぜ合わせるだけで、面倒な手間もなし。
ミズホチカラのお菓子用米粉はパン用に比べて、さらに粒子が細かいのでとても使いやすいですよ。
メリット2.ひと晩休ませなくてOK
米粉には、小麦粉に含まれるお菓子やパンを膨らませる「グルテン」が含まれていません。
そもそもカヌレの生地を冷蔵庫でひと晩休ませるのは、グルテンの発生を抑え、焼いているときに生地が爆発するのを防ぐため。
米粉で作ったカヌレなら休ませる必要がないので、生地を作ったその日に食べられちゃいますよ。
グルテンフリーの米粉は、小麦アレルギーの方でも安心して食べられるのも、うれしいポイント!
メリット3.小麦粉で作ったものよりモチモチ
米粉は名前のとおりお米が原材料なので、モチモチとした食感が楽しめます。
写真でもわかるように、右の小麦粉のカヌレと比べてみると左の米粉で作ったカヌレのほうがやわらかそうに見えますよね。
カヌレらしい気泡もばっちり!
中身だけでなく表面も固くないので、お子さんでも食べやすいですよ。
カヌレを贈ろう!ラッピング紹介
カヌレを1個ずつ包んだ、プレゼントにもぴったりなラッピングです。
ヘッダーシールを使えば、簡単&おしゃれに仕上がります。
「ヘッダーシールを使ったカヌレの簡単ラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。
米粉でモチモチ食感のカヌレを作ろう
手間も少なく簡単に作れる米粉のカヌレ。小麦粉で作ったカヌレに比べると表面のカリカリ感は減りますが、その分やわらかでモチモチとした食感が楽しめます。
好みにもよりますが、私は米粉で作ったカヌレのほうがお気に入りです!
とっても気軽にできる焼き菓子なので、ぜひおうちで作ってみてください。