ロングセラーの定番パン・アップルリングパンを作ろう!
りんごを使ったパンというと、ふわふわのパン生地にりんごをたっぷり巻き込んだリング形のパンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ボリュームのあるサイズと印象に残るリング形。
今回は定番パンともいえるアップルリングパンがおうちで作れるレシピをご紹介します。
アップルリングパンのレシピ(18cmエンゼル型1台分)
ふわふわのパン生地にしゃきっとした甘酸っぱいりんごが相性抜群のアップルリングパンが作れるレシピです。
フィリングを作る
材料
- りんご(紅玉) …小1個(約200g)
- 砂糖(上白糖)…40g
- レモン汁…小さじ1
作り方
- りんごは4等分にして皮を剥いて芯を取り除く。さらに3等分のくし切りにして5mm程度のいちょう切りにする。
- 深さのある大きめの耐熱容器にりんご・上白糖・レモン汁を入れて混ぜ合わせる。
ラップをせずに電子レンジ600Wで4分30秒間加熱し、冷ましておく。
パン生地を作る
材料
- 強力粉…160g
- 薄力粉…40g
- 水…110g
- 砂糖(上白糖)…16g
- 卵…16g
- スキムミルク…8g
- 塩…3g
- インスタントドライイースト…3g
- 無塩バター…20g
- 溶き卵(焼成前に塗る用)…適量
下準備
- 材料を全て常温にする。
- 型にオイルを塗る。
- 卵を溶きほぐす。
- 暑い時期以外は、水を人肌程度に温めておく。
作り方
- ボウルに強力粉からドライイーストまでの材料を入れてカードで混ぜる。
水気がなくなれば、こね台に出して手でこねる。生地がつながってきたら無塩バターを混ぜ込み、押したり台にたたきつけたりしてこねる。表面がなめらかになり、手でのばすと薄い膜が張ればこね上がり。
*はじめはべたつくが、こねるうちにまとまる。ホームベーカリーなどのこね機を使用してもOK。
- 生地をひとつに丸め、とじ目を下にしてボウルに入れる。
ラップをして暖かい場所(30~35℃)で、一次発酵(45分間~)。生地が約2.5倍の大きさになれば発酵完了。
- 生地を手で押さえてガスを抜き、カードで2等分にして丸める。
乾燥しないようにボウルをかぶせ、15分間休ませる。
- 再びガスを抜き、めん棒でそれぞれ22cm×15cm程度の長方形にのばす。
生地の奥側を2cmあけてりんごの1/2量ずつを均等に広げる。
手前から生地を巻いていき、巻き終わりのとじ目をしっかりとじる。左右もとじる。
- 巻き終わりを下にして置く。
一つの生地をカードで3等分に切る。*上からカードを当て、一気に押すように切るのがコツ。スパッと切れます!
- 生地を型に入れる。
カットした面を上に向け、巻き終わりを内側にしてバランス良く並べる。
- 湿気のある暖かい場所(35℃)で、生地が乾燥しないように二次発酵(45分間~)。
発酵が終わる少し前に、オーブンを190℃に設定して予熱を始める。生地が約2倍の大きさに膨らめば発酵完了。
- ハケで溶き卵を表面に塗り、190℃のオーブンで20分間~焼き色が付くまで焼く。
型から出して冷ます。
仕上げる
材料
- 砂糖(粉砂糖)…40g
- 水…7g~
作り方
- 粉砂糖と水をボウルに入れてよく混ぜ合わせ、仕上げ用のアイシングを作る。
スプーンでパンの上にかける。
- アイシングが乾いて固まれば、完成。
「アップルリングパン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
完成度が高く、おいしいアップルリングパンを作るためのポイントをご紹介します。
りんごは紅玉を使う
フィリングのりんごは、「紅玉(こうぎょく)」を使いましょう。
紅玉は、煮崩れしにくい緻密な果肉をもつ品種。酸味がしっかり感じられ、甘味とのバランスも良い、香り豊かな製菓・製パンに適したりんごです。
その他のりんごを使用する場合は、果肉が崩れやすく水分が出やすいので、汁気をしっかり切って使ってくださいね。
エンゼル型を使ってきれいなリングに仕上げる
今回のレシピで使ったエンゼル型は、ひとつ持っておけばお菓子やパン、料理とさまざまなシーンで大活躍♪
リングの形が崩れずに焼けます。
オーブンで使用する場合はフッ素樹脂加工のものを選ぶと型離れが良く、おすすめです。
パーティーや手土産にも◎おうちで作るアップルリングパン
みんなが大好きな、おなじみのアップルリングパン。
大ぶりなリング形にアイシングを飾った華やかな見た目は、パーティーや手土産にもぴったりですよ。
ぜひおうちで作ってみてくださいね。