パルミエで個性的なバターサンドを作りませんか?
今回ご紹介するのは、パルミエを使ったリッチなバターサンドのレシピ。
パルミエは、特別な道具がなくても、冷凍パイシートを使えば家庭で簡単に作れます。
ひと手間かけて、個性豊かなスイーツを仕上げてみませんか♪
パルミエとは
パルミエとは、折り込みパイ生地を使ったフランス生まれの焼き菓子の一種。
パルミエという言葉には、フランス語で「ヤシの木」という意味があります。
有名な市販の「あのお菓子」の影響もあり、日本ではなじみ深い形ですよね。
パルミエサンドのレシピ(8個分)
そのままでもおいしいパルミエに、チョコレートバタークリームをサンド♪
見栄え良く、ぜいたくな味わいのパルミエサンドを楽しみましょう。
パイを焼く
材料
- 冷凍パイシート(10cm四方のもの)…4枚
- グラニュー糖…適量
- チョコレート…60g
下準備
- 冷凍パイシートを冷蔵庫で解凍する。
- オーブンを180℃に予熱する。
作り方
- パイシート2枚を1cm程度重ねる。
重ねた部分にハケで薄く水(分量外)を塗る。
- めん棒で全体を軽くのばす。
*重なった部分の段差をなくし、しっかり接着する。
- パイシートの表面に水(分量外)を薄く塗り、全体にグラニュー糖を少量かける。
*グラニュー糖が多すぎるときれいなハート型にならないので、かけすぎないよう注意。
- パイシートの両端を3cm程度たたむ。
再度、水(分量外)を薄く塗り、グラニュー糖を少量かける。
- 4を繰り返し、写真のような状態にする。
- 冷凍庫に20分間程度入れ、冷やし固める。
*冷蔵で長い時間置くと砂糖と水が流れ出てきて作業性が落ちるので、冷凍でさっと冷やし固めるのがコツ! - 端を落として1cm幅にカットする。
- 切り口にグラニュー糖を付け、オーブンシートを敷いた天板に並べる。
- 180℃で18分間程度焼成し、天板のまま冷ます。
- 溶かしたチョコレートをハケで塗り、冷蔵庫で冷やし固める。
バタークリームを作る
材料
- バター…60g
- チョコレート…パイに塗った余り(30g程度)
下準備
- バターを室温に置いてやわらかくする。
作り方
- パイに塗った余りの溶けたチョコレートにやわらかいバターを加え、均一になるまでゴムベラで混ぜる。
- 氷水に当て、白っぽくなるまでハンドミキサーで立てる。
- 星口金8切5番をつけた絞り袋に入れる。
仕上げる
作り方
- パイのチョコを塗った面にクリームを絞る。
- パイを重ね、クリームをサンドする。
- 冷蔵庫で冷やし固めたら完成!
おすすめの材料
パルミエサンドがおいしく手軽に作れる、おすすめの材料をご紹介します。
冷凍 パイシート10cm×10cm(30枚入)
今回は10cm角の冷凍パイシートを使用しました。
このパイシートは、小さなパイのお菓子を作るのはもちろんのこと、今回のようにつなぎ合わせて大きなサイズにすることもできて便利。
味の面でも、バターがリッチに香る大満足のおいしさです。
コンパクトなパッケージで、冷凍庫の中で場所を取らない点も◎
我が家の常備パイシートはこれ!と決めているので、この商品を使ったレシピをご提案しました。
スーパーなどで見かける長方形のパイシートで作っても、もちろんOK。
クーベルチュールフレーク
クーベルチュールフレークは、刻む手間なしですぐに使える便利アイテム。子どもから大人まで楽しめる、ちょうど良い甘さのチョコレートです。
溶けやすく作業性が良いので、気に入ってよく使っています。
今回のレシピでは、チョコレートのテンパリングを取る必要はありません。
チョコレートは、電子レンジを使って溶かしても大丈夫。その場合は、600Wの設定で1分間ずつ加熱してください(焦げ付き防止のため)。
1分間加熱するごとに軽くゆすって、溶け具合を確認しましょう。
バタークリームとの相性◎おうちで出来たてパルミエサンド
型抜きクッキーで作るバターサンドとは違った魅力のあるパルミエサンド。
カリッとカラメル化したサクサクパイに、相性抜群のチョコレート。なめらかなチョコレートバタークリームが食欲をそそります。
パイの膨らみで表情が微妙に変わるので、その質感も味と一緒に楽しんでいただけたらと思います。
おうちで出来たてを楽しんでくださいね。