卵白があったら作って欲しい!サクサク・ラングドシャ
今回はシンプルな材料なのにとってもおいしくて、卵白消費にもぴったりなおすすめのお菓子・ラングドシャのレシピをご紹介します。
作り方は意外と簡単!
絞って作る方法とラングドシャ用の型を使う方法をお教えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ラングドシャとは
ラングドシャとは、小麦粉・卵白・バター・砂糖などを使用した薄焼きクッキー。
サクッと軽い食感と、ふわっと優しい口どけが特徴です。
「ラング・ド・シャ」はフランス語で「猫の舌」という意味。
薄い楕円の形とザラザラとした質感が猫の舌に似ているところから名付けられたんだそうですよ。
今では、四角や丸などいろいろな形がありますよね。
基本のラングドシャのレシピ(25枚分)
名前の由来になった「猫の舌」のような形で、基本のラングドシャを作りましょう。
材料
- 卵白…40g
- 粉糖(卵白用)…20g
- 無塩バター…40g
- 粉糖(バター用)…20g
- 薄力粉…40g
- アーモンドパウダー…10g
下準備
- バターと卵白を暖かい室内に置いて常温にしておく。
- 薄力粉とアーモンドパウダーをあわせてふるう。
- オーブンは170℃に予熱する。
作り方
- 出来上がりの大きさがそろうように、下紙に6cm幅の線を引いてシルパットを重ねておく。
- 卵白に粉糖20gを加え、ハンドミキサーでツノがお辞儀するくらいまで泡立ててメレンゲを作る。
- 指がスッと入るくらいにやわらかくなったバターを別のボウルに入れ、ハンドミキサーで混ぜる。
- 粉糖20gを加えて白っぽくなるまで混ぜる。
- メレンゲを3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
- ふるった粉類を加えて混ぜる。
- 粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- 10mmの丸口金を絞り袋にセットし、生地を詰める。
- シルパットに口金の直径で生地を絞る。絞り終わりは上に向けて切る。
*一定の太さで絞るのがきれいに仕上げるコツ。
天板の凹凸で広がり方にムラができるので、フラットな天板を使うのをおすすめします。
- 焼くと広がるので、生地と生地の間を3cmくらい離して絞る。
- 170℃に予熱したオーブンで10分間前後焼く。
*お使いのオーブンによって、焼き時間や温度を調整してください。生地の周りに焼き色が付くのを目安にすればOK。焼きムラがある場合は、均一に焼けるように途中天板の前後を入れ替える。
- 粗熱が取れたら、早めにケーキクーラーの上に移して冷ませば完成。
*シルパットに置いたままだと、接地面が湿気でやわらかくなってしまうので注意。
「ラングドシャ」の詳しいレシピページはこちら。
アレンジも◎
出来上がったラングドシャの表面にチョコレートでお絵描きすると、かわいいのでおすすめです!
シンプルな基本のラングドシャなら、肉球を描いて猫の手にするのも◎
そのまま食べるだけでなく、ガナッシュやチョコレートを挟んでもおいしい!
ラングドシャ専用型の使い方
絞って作るのはある程度技術が必要で、慣れていないと大きさが違ったり不恰好になったりと、なかなか同じ形にそろえるのは難しいものです。
そんなときには、専用型を使うのも一つの手。
専用型を使えば、同じ大きさや厚みのものが誰でも簡単にできます。
cottaさんにはかわいい型がたくさんあり、シンプルなラングドシャもあっという間にかわいくなります♪
お気に入りの型を探してみるのも楽しいと思いますよ。
型の使い方
- シルパットに型を置く。
*クッキングシートでも可能ですが、シルパットなら滑らずしっかり固定できるのでぜひ使ってみてください。
- 生地を置いていく。
- スケッパーやパレットなどで隙間なく擦り切る。
- ゆっくり型を持ち上げたら、後は焼くだけ!
生地が温かいうちにめん棒などに沿わせると、やわらかなカーブを描くように曲げられます。ピンクの生地を丸い型で焼けば、まるで花びらのよう♪
チョコレートやガナッシュなどを同じ型に流し固めるとぴったりサイズになるので、チョコサンドにする場合もきれいに仕上がります。
型を使った「桜ラングドシャ」の詳しいレシピページはこちら。
型を使う際のポイント
型を使う場合は、ひと手間かければよりきれいな仕上がりに!
焼き縮みを防ぐためのポイント
小麦に含まれるグルテンの作用で生地が縮むので、1時間ほど休ませてから作業するのがおすすめです。
きれいな形にするためのポイント
型を外した後、15分間ほど冷蔵庫で冷やしましょう。
冷やすことで生地が広がるのを防ぎ、きれいな形が保てます。
人気の薄焼きクッキー・ラングドシャを作ろう
絞れば短時間で大量にでき、型を使えば同じ形にそろえて焼けるラングドシャ。
卵白が余ったときに作るレシピとしてもおすすめです。
サクサク食感のおいしい薄焼きクッキー、おやつや贈り物に作ってみてくださいね。