フルーツたっぷりのタルトをきれいにカットしたい!
こんにちは。
本格的な夏を前に、SNSでは素敵なスイーツの写真があふれていて、見ているだけでわくわくしますね!
特に季節のフルーツをたくさん盛り付けたタルトは、注目度抜群の大人気スイーツ。
そんなタルト、いざカットしてみたら崩れてしまって残念な気持ちになったことはありませんか?
今回は、タルトをきれいにカットする方法をご紹介します。
今回カットしてみたのは…
「オレンジづくしのマスカルポーネタルト」の詳しいレシピページはこちら。
クリームの上に薄いオレンジを重ねたフルーツタルト。やわらかなマスカルポーネクリームと果物の層がとても切りづらそうですね。
ポイントを押さえて、目指せ、萌え断!
準備するもの
切れ味の良いナイフを準備!
切れ味の良いナイフを準備できれば、ポイントのほとんどを押さえてしまえるといっても過言ではないほどナイフ選びは大切です。
私は現在コッタさんで購入したVORINOXのウェーブナイフを使用していますが、本当に切れ味がよく重宝しています。
包丁によっては刃に厚みがあって扱いづらかったり、刃が細すぎて断面が斜めになりやすかったりと余計なストレスがかかりがち。
一生物の頼もしい相棒を手にすると、そんなストレスともお別れです。
良いナイフを揃えると急にカットが上達し、お菓子を切り分けるのが待ち遠しくなりますよ!
その他に準備するのは…
- 80℃くらいのお湯
- ナイフの汚れを拭き取るための布巾
- カット台(まな板)
*布巾は水でぬらして、固く絞っておきましょう。
もしご自宅にナイフが浸かるくらいのお湯の入る入れ物があれば、そちらも準備してください。なければ、やかんから直接お湯をかけてもOK。
カットするタルトも下準備
カットした後に盛り付けたほうがよさそうな食材は外しておきます。
今回のタルトの場合だと、エディブルフラワーやケーキタグなどですね。
いよいよカット
- ナイフをお湯で温め、余計な水分を拭き取りましょう。
- タルトに対して斜めにナイフを入れます。
- 刃を大きく前後に動かしながら、果物→クリーム→タルトの順に切っていきます。
- きれいにカットできました!
*前述したように、やかんから直接お湯をかけても構いません。
*このとき重要なのは手に力を全く入れず、刃の重みで切るのを意識すること。余計な力が入ると果物がつぶれてずれてしまったり、刃が斜めに入ったりして汚い断面になりやすいです。
腕に力が入っているときはいったん深呼吸。体を楽にして刃を入れてみてください。驚くほどあっさり切れますよ。
先ほど外しておいたエディブルフラワーなどもかわいく盛り付けて、完成。
刃は一度使うごとにきれいにしましょう
一度使ったナイフはクリームなどで汚れていますし、せっかく温まっていた刃も冷めて切りにくくなっています。
必ず、一度切るたびにナイフをお湯であたためる→ふき取る作業を行いましょう。
タルトを切りやすくするには?
自分で作ったタルトを切りやすくするためにできる工夫は、二つあります。
- タルトをしっかり冷やして崩れにくくすること。
- フルーツを使ったタルトは加熱性のナパージュを塗ること。
見た目のみずみずしさも保ちながら果物同士を接着させカットが容易になります。見た目もぐっとお店みたいになりますね!
均等な大きさでカットするには?
目見当で切るとどうしても偏りが出ることがあります。
便利なカットマットもあるのでそちらを利用して切ると確実ですし、今回のタルトのようにひだがあるタイプでしたら、ひだの数を数えてカットすると、均等にカットできますよ!
持ち運びやすくする工夫
きれいにカットしたタルトはかわいい箱に入れて、お土産にしても喜ばれそうですね。
箱に入れる際、タルトの下をアルミやグラシン紙のカップでとっておくと箱も汚れませんし、いただいた方も食べやすいと思います。
ごく簡単な方法ですが、このアルミもきれいに準備する技がありますので、ご紹介します。
- アルミカップ(又はグラシン紙のカップ)を平らにする。
- パレットナイフなどを使いタルトの大きさに合わせて折る。
- タルトをのせる。
あらかじめ跡をつけておいてからタルトを乗せることで、ピシッと整った印象を与えることができます。
簡単ですので、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はタルトでご紹介しましたが、カットのポイントはほとんどすべてのお菓子やサンドイッチにも応用できます。
ほれぼれするような美しい萌え断で、お菓子をもっと楽しみましょう。