人気スイーツ、フロランタンとパウンドケーキが合体！

今回ご紹介するのは、パウンドケーキの上にフロランタンのアーモンドキャラメル生地をのせた、フロランタンケーキのレシピ。

ポイントを押さえて、きれいなフロランタンケーキを焼き上げましょう♪

フロランタンケーキのレシピ(17cmパウンド型1本分)

カリッとした食感のアーモンド生地と、しっとりやわらかいパウンドケーキの食感は絶品！

パウンドケーキ部分は、全卵を泡立てるジェノワーズ法で作ります。

パウンドケーキ生地を作る

材料

• 全卵…80g
• グラニュー糖…60g
• 薄力粉…60g
• アーモンドパウダー…20g
• 無塩バター…80g

下準備

• 湯せんを用意する。
• 型にオーブンシートを敷いておく。
• オーブンを170℃に予熱しておく。
• バターを湯せんで溶かしておく。
• 薄力粉とアーモンドパウダーをあわせてふるっておく。

作り方

1. ボウルに卵を入れ、グラニュー糖を加えてすり混ぜる。
   湯せんにかけ、36～38℃に温める。
   
2. 湯せんから外し、ハンドミキサーの高速で泡立てる。

   ボリュームが出て生地が折り重なるくらいまで、しっかりと泡立てる。
   最後に1分間低速で泡立て、きめを整える。

   ＊ジェノワーズ法はベーキングパウダーを入れないので、卵の泡立てが重要！しっかりと泡立てて。
   

3. ふるった薄力粉とアーモンドパウダーを半量ずつ入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
   
4. 溶かしバターを3回に分けて加える。
   ゴムベラで底からすくい上げるように、しっかりと混ぜる。

   ＊ここで混ぜが足りないと、焼き上がったときにバターが溜まってしまうので、しっかりと混ぜるのがコツ。
   

5. 型に流し入れる。
   170℃に予熱したオーブンで20分間焼く。
   

アーモンドキャラメル生地を作る

材料

• 無塩バター…20g
• グラニュー糖…20g
• はちみつ…20g
• 生クリーム…20g
• アーモンドスライス…40g

作り方

1. オーブンでパウンド生地を焼いている間に、アーモンドキャラメル生地を作る。

   小鍋にアーモンドスライス以外の材料を全て入れ、中火にかけて沸騰させる。
   

2. 沸騰したら火を止め、アーモンドスライスを入れて混ぜ合わせる。
   

仕上げ

1. 20分間焼いたパウンドケーキをオーブンから取り出す(オーブンは温度が下がらないように、170℃で稼働させておく)。

   ＊このとき、パウンドケーキはまだ焼けていません。
   真ん中に割れ目が入って膨らみ始める前に取り出します。
   

2. アーモンドキャラメル生地をパウンドケーキの上にのせ、ヘラなどで満遍なく広げる。
   
3. 再びオーブンに戻し、170℃で20〜25分間焼成。

   ＊各ご家庭のオーブンによって、温度と時間は調整してください。

   はちみつの種類によっても色付き方が違うので、こんがり焼き色が付くのを目安に取り出してください。
   

4. ケーキクーラーの上にのせて冷ます。
   冷めたら乾燥しないように、ラップに包んでおく。
   
5. アーモンド側を下にして、側面を薄くカットする。ナイフは押さずに、前後に動かして。

   ＊側面にアーモンドキャラメル生地が垂れているので、プレゼントするときなどはカットすると、見た目がきれいに仕上がります。

   カットせずそのままでもOK！
   側面に垂れているアーモンドキャラメル生地も、カリカリでおいしいですよ◎
   

6. 出来上がり。
   

「フロランタンケーキ」の詳しいレシピページはこちら。

レシピのポイント

フロランタンケーキをおいしく仕上げるためのポイントを、3つお教えします。

ポイント1.ジェノワーズ法で作る

ベーシックなシュガバッター法で作るパウンドケーキはどっしりとした食感になりますが、ジェノワーズ法で作るパウンドケーキは、ふわっとしたきめ細かい食感。

カリッとしたアーモンドキャラメル生地には、やわらかいジェノワーズ法の生地がよく合います。

また、シュガーバッター法はベーキングパウダーの力で表面に割れ目がしっかりと入り、真ん中が盛り上がった形に。

ジェノワーズ法なら全体的に膨らみ、割れ目が入る前にアーモンドキャラメル生地をのせることで、平らに焼き上げることができます。

ポイント2.敷紙は少し高めにセットする

パウンド型に敷くオーブンシートは、型よりも2～3cm高めにセットしてください。

パウンド型と同じ高さだと、アーモンドキャラメル生地が型の外側に流れてしまうことがあります。

簡単なひと手間ですが、きれいに焼き上げるためにぜひ行ってくださいね。

ポイント3.型の容量より少なめの生地量にする

今回使用したパウンド型は、バター・砂糖・卵・薄力粉それぞれ100gずつで作るとちょうどよい容量。

でもフロランタンケーキをその分量で焼くと型より盛り上がってしまい、アーモンドキャラメル生地が流れて悲しいことに。

もしいつものパウンドケーキのレシピを応用するなら、8割くらいの分量で焼くとちょうどよく作れます。

おすすめのラッピング

カットしてラッピングすることの多いパウンドケーキ。フロランタンケーキはまるごと1本ラッピングすると、見た目のインパクトがあって◎

「フロランタンケーキのラッピング」の詳しいラッピングページはこちら。

贈り物にも◎絶品フロランタンケーキを作ろう

フロランタンといえばクッキー生地と組み合わせるのが主流ですが、パウンドケーキとの相性も抜群です♪

アーモンドキャラメルのカリカリ食感と、パンドケーキのふわふわしっとり食感を一緒に楽しめるお菓子。
ぜひ作ってみてくださいね。

【おすすめの特集】フロランタンレシピの特集はこちら

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