専用道具なし!手軽に作れるホットサンド
朝食やランチ、おやつにもぴったりなホットサンド。
手作りしたいけど、たまにしか作らないし置き場所もないしと、ホットサンドメーカーの購入を悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、フライパンで作れるホットサンドのレシピ。
フライパンを使う場合はフライ返しで押さえながら焼くことが多いですが、数分間とはいえ全体を押さえ続けて均一な焼き色をつけるのは意外と大変。家庭にあるものを使って作るアイデアをお教えします。
フライパンで作る基本のホットサンドのレシピ(1人分)
まずはシンプルなハムとチーズのサンドイッチで作り方をマスターしましょう。
今回は8枚切りの食パンを使いましたが、お好みの厚みのパンでどうぞ。
必要な道具
- パンが入るサイズのフライパン
- 重しとなるもの(今回はパンより一回り大きなバットとタルトストーン)
- オーブンシート(パンより一回り大きなサイズにカット)
材料
- 食パン(8枚切り)…2枚
- バター…適量
- ハム…1枚
- スライスチーズ…1枚
作り方
- 2枚の食パンで具材を挟む。
*縁を少し残して挟むのがコツ。
- フライパンにバターを入れて弱火で熱し、1を置く。
オーブンシートをかぶせ、重しをのせる。
- 焼き色がつくまで3~4分間焼く。
*時間は目安です。パンの様子をチェックして調整を。 - 焼き色がついたら重しとオーブンシートを外し、パンをひっくり返す。
- 同様にオーブンシートをかぶせて重しをのせ、焼き色がつくまで3~4分間焼く。
途中、バターに接していない片面に薄くバターを塗る。
- 完成!
こんなものも使える!重しのアイデア
今回のレシピではパンよりひとまわり大きい程度のバットにタルトストーンを入れて「重し」にしました。
タルトストーンはパンの傾きにあわせて平らになるように場所を移動させられるのでバランスがとりやすく、おすすめです。
タルトストーンがなければ、お米や豆類など代用になるものを使えばOK。
重さの目安は、300~500g程度あればじゅうぶんです。
他には、底が平らでパンよりひとまわり大きいやかんや鍋を使用するのも手。
重しとなるものは重すぎるとパンがつぶれ、軽すぎるとプレス不足でばらけやすくなってしまいます。鍋ややかんなら重さが足りない場合、水を入れて重さを調整することができる利点があります。
レシピのポイント
フライパンで焼くホットサンドは、中に挟んだ食材にほどよく熱が伝わるよう強火ではなく弱火でじっくりと加熱しましょう。
火加減が強いと、外側ばかりが先に焦げてしまいます。
チーズやマシュマロなど、溶けたほうがおいしい食材を挟んでいる場合は特に気をつけたいポイントです。
アレンジレシピ:失敗しにくいおすすめの具材4選
ホットサンドメーカーはフタを閉じれば返すのが簡単ですが、フライパンで焼く場合はフライ返しなどでひっくり返す必要があります。多少勢いが必要ですし、中身によっては崩れやすい場合も。
失敗しにくいおすすめの具材をご紹介します。
1.コロッケ+千切りキャベツ
パンにマヨネーズを薄く塗り、千切りキャベツと、ソースをかけたコロッケを挟んで焼きます。
具がばらばらになることがないので食べやすく、食べ応えもあるのでランチメニューにもぴったりです。
コロッケ以外に、ハンバーグやメンチカツなどで作るのもおすすめ。
2.ツナマヨ+チーズ(ツナメルト)
汁気を切った缶詰のツナに、みじん切りの玉ねぎを少量加えてマヨネーズで和えたものを、とろけるチーズと一緒にパンに挟んで焼きます。
チーズがとろけてパンと具がつながるので、作りやすくて食べやすい仕上がりに。
SNSでも人気がある、アメリカの朝ごはんの定番です。
3.あんこ+マーマレード+クリームチーズ
片方の内側にあんこ、もう片方にはクリームチーズを塗ってマーマレードを広げて焼きます。
ホットサンドはスイーツ系も◎
ジャムの種類を変えても楽しめる、デザート感覚の一品です。
4.チョコ+バナナ+マシュマロ
パンに板チョコをのせ、スライスしたバナナとマシュマロを重ねたら、もう1枚のパンで挟んで焼きます。
とろけたチョコレートとマシュマロの食感がたまらないおいしさ。パンとバナナが繋がり、返しやすく食べやすいのが魅力。
熱々のうちにどうぞ。
フライパンがあれば簡単♪手作りホットサンドを楽しもう
ホットサンドをフライパンで作る場合、フライパンに入る大きさであれば、パンの厚みを選ぶ必要がありません。
どんな型で焼いたパンでも作ることができ、重しを工夫すれば挟みたい食材に合わせてプレス具合が調整できます。
特別な道具が必要ないので、アウトドアでも応用できますよ。
いろんな具材を組み合わせて楽しんでくださいね。