簡単に作れる絶品おやつ・ラスク
一度は食べたことがあるという方も多そうな人気のお菓子・ラスク。
サクサク、カリカリの食感がおいしいですよね♪
今回のコラムでは、オーブンとフライパン2つの作り方で楽しめるラスクのレシピをご紹介します。
シンプルなパンを使えば、さまざまなフレーバーを楽しむことができますよ。
余ったパンを活用するのも◎
簡単に作れるので、ぜひ試してくださいね^^
ラスクとは
ラスクとは、薄くスライスしたパンの表面にバターや砂糖、卵白と粉砂糖を混ぜたものなどを塗ってオーブンで焼いたパン菓子。
カリカリと香ばしい味わいが特徴です。
ラスクという名前は英語ですが、語源はラテン語の「biscotto」だという説があり、「二回焼いたパン」という意味。
二回焼くことで水分が飛んで乾燥し、保存性も高まります。
オーブンで作る!基本のシュガーラスクのレシピ
材料(約10枚分)
- フランスパン…1/2本
- 無塩バター…30g
- グラニュー糖…適量
下準備
- バターを室温に出してやわらかくしておく。
作り方
- フランスパンを厚さ1cmほどにスライスする。
- 平らなお皿にキッチンペーパーを敷き(パンから水分が出るため)、スライスしたフランスパンを並べる。
電子レンジ600Wで1分~1分半加熱して乾燥させる。*指で押してみて表面が乾燥していればOK。フランスパンの種類や厚さ、並べる位置などによって乾燥状態が異なるので確認を。
- やわらかくしたバターをパンの表面全体に薄く均一に塗り、オーブンシートを敷いた天板に隙間なく並べる。
- パン全面に茶こしでグラニュー糖をきれいに振りかける。
- 130℃に予熱したオーブンで25分間ほど焼成する。
*全体にうっすら焼き色が付くのを目安に。途中で焼き色を確認し、ムラがある場合は天板を反転させるとよい。
- 完成。
フライパンで作る!基本のシュガーラスクのレシピ
材料(16個分)
- 食パン(6枚切り)…1枚
- 無塩バター…20g
- グラニュー糖…大さじ1弱
作り方
- 食パンを4×4の16等分にカットする。
- フライパンにバターを入れ、弱火から中火にかけてバターを溶かす。
- バターが溶けたらカットした食パンを加え、パンをひっくり返しながら全面を焼く。
*表面がしっかりカリカリになるまで、6面全部をじっくり焼くのがポイント!
- 焼き上がったらボウルに移し、グラニュー糖を全体に絡める。
- 完成!
フレーバーをアレンジ
オーブン使用とフライパン使用の2パターンで、基本のシュガーラスクのレシピをご紹介しました。
ここでは、さまざまな風味を楽しんでいただけるようにフレーバーのアレンジをご提案します。
シナモンシュガー・チョコレート・きな粉・抹茶の4種類!
パンのカットや焼成に関しては基本のレシピをベースにしています。お好みの方法でお試しくださいね。
シナモンシュガーラスク
材料
- フランスパン…1/2本
- 無塩バター…20g
- グラニュー糖…15g
- シナモンパウダー…1g
作り方
- 基本のシュガーラスクと同様にフランスパンをスライスしてバターまで塗り、シナモンとグラニュー糖を混ぜ合わせたものを茶こしでふるいながら表面全体に振りかける。
130℃に予熱したオーブンで、25分間ほど焼き上げる。
チョコレートラスク
材料
- フランスパン…1/2本
- チョコレート…70g
- 牛乳…50g
- 無塩バター…6g
作り方
- 基本のシュガーラスクと同様にスライスしたフランスパンを電子レンジで乾燥させる。
- チョコレート・牛乳・バターを耐熱容器に入れ、600Wで1分間加熱してチョコレートとバターを溶かす。
- 2に乾燥させたパンを加え、ひっくり返しながら全体にしっかりしみ込ませる。
*10分間ほど置いておくと、さらにしみ込むのでおすすめ。
- オーブンシートを敷いた天板に隙間を空けて並べ(なるべく乾燥させるため)、140℃に予熱したオーブンで20分間ほど焼き、さらにひっくり返して15分間ほど焼く。
*最終的にカリカリになったのを確認してから取り出す。やわらかい部分がある場合は、追加で焼成する。
きな粉ラスク
材料
- 食パン(6枚切り)…1枚
- 無塩バター…20g
- きな粉…大さじ2
- グラニュー糖…大さじ1
作り方
- 基本のシュガーラスクと同様にカットした食パンをフライパンで焼く。
- あらかじめきな粉とグラニュー糖をあわせておいたところに、焼いたパンを入れてからませる。
抹茶ラスク
材料
- 食パン(6枚切り)…1枚
- 無塩バター…20g
- 抹茶…1.5g
- グラニュー糖…20g
作り方
- 基本のシュガーラスクと同様にカットした食パンをフライパンで焼く。
- 焼けたパンをボウルに入れ、あらかじめ混ぜておいた抹茶とグラニュー糖を茶こしで振り入れてからませる。
*抹茶はダマになりやすいので茶こしでふるいながら加え、からませるのがコツ。
ラスクの保存方法
出来上がったラスクは、保存瓶などの密閉容器に入れて保存するのが◎
カリカリ食感を少しでも長く楽しみたい方は、湿気ないように気をつけて保存しましょう。
特に食パンのラスクは湿度が高い時期などにしんなりしやすいのでご注意を!
アレンジ自在♪お手軽おやつをおうちで手作り
余ったパンがおいしいおやつに生まれ変わるラスク。
オーブンでもフライパンでも、作りやすいほうでぜひチャレンジを!
作り方はほぼ同じなので、仕上がりのフレーバーを変えていろんな味をお楽しみください。