実験みたいで楽しい!シュワッとおいしいラムネ作り
子どもから大人まで、お好きな方も多いお菓子の「ラムネ」。
お家で作れたらな~と思ったことはありませんか?
実はラムネって、意外と簡単に手作りできちゃうんです。
今回は口に入れるとシュワッとして、スーッと消えていくラムネのレシピをご紹介します。
ラムネ作りに欠かせない材料
ラムネを作るのに重要な材料は、なんとお掃除に使うイメージの強いクエン酸と重曹。
この2つは、必ず食用を選んでください。
1回買えば大量に作れるので、コスパは悪くありません◎
基本のラムネのレシピ(15個分~)
混ぜて固めるだけでできる簡単レシピ。
大さじと小さじがあれば、はかりがなくても作れます(はかりをお持ちの方は、かっこ内の分量で)。
材料
- 粉糖…大さじ4と小さじ1(50g)
- コーンスターチ…大さじ2(12g)
- クエン酸…小さじ1/2(2g)
- 水…小さじ1/2(2.5g)
- レモン汁…小さじ1/2(2.5g)
- 重曹…小さじ1/2(3g)
- 食紅(粉末)…適量
下準備
- 粉糖とコーンスターチをあわせてふるっておく。
- クエン酸・水・レモン汁をあわせて溶かしておく。
作り方
- ボウルに粉糖とコーンスターチを入れ、クエン酸・水・レモン汁を加えます。
- 手でまとめるようにして水分がなくなるまでよく混ぜます。
*水気が残らないようしっかりと混ぜましょう。
- 重曹を加え、手のひらでこすり合わせるようにして全体を混ぜます。
*着色をする場合は、このタイミングで粉末状の食紅を加えてよく混ぜ合わせましょう。
- 2本の小さじ1/2スプーンの半分くらいまでラムネを入れ、指で押して詰めます。
- ラムネをこんもり盛って、2本のスプーンの縁をあわせてぎゅっと押し固めます。
*指で押すとサラサラの粉状に戻るので、失敗した場合は一度戻せばOKです。
- バットなどにそっと置き、そのまま半日~1日乾かせば完成です。
「はかり不要♡基本のラムネ」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
失敗なくラムネを作るためのポイントをお教えします。
重曹は水分がなくなってから混ぜる
作り方2でしっかりと混ぜて水分がなくなってから、重曹を加えるのが大事なポイントです。
水分が残っているうちに重曹を加えると、モコモコと泡立ってしまいます。
これはクエン酸入りの水(酸性)に重曹(アルカリ性)を加えると、化学反応が起きて二酸化炭素が発生するため。
クエン酸水に重曹を加えた実験画像を見てみましょう。
重曹を入れるタイミングを間違えないように気をつけてくださいね。
食紅を入れるタイミングに注意する
食紅などの食品用色素を加える場合は、製品の形状によって入れるタイミングを変えましょう。
粉末状の色素を加えるタイミングは重曹を加えて混ぜたとき。
付属のスプーン1/3程度を少しずつ入れて色味を見るのがコツです。
液体タイプの色素を加える場合は、重曹が反応してしまうのを防ぐため作り方1の水と一緒に加えてください。
赤・青・黄色があれば、組み合わせでほとんどの色が作れますよ。
いろんな形に成形できる
丸底の計量スプーンを使用すればコロンとかわいらしい形のラムネができますが、他にもいろんな型が使えます。
モールドを使う
モールドを使う場合は、ラムネをぎゅっと詰めて1日乾かしたあと、そっと取り出して半日乾燥させます。
シリコンの型でも作れますが、取り出すときにラムネが崩れやすいのでプラスチックなどかための素材がおすすめです。
製氷皿を使えば、四角いラムネも作れますよ♪
クッキー型を使う
バットの底でラムネを押し固めて平らにし、お好みのクッキー型で抜けば、薄くてかわいい見た目のラムネが出来上がります。
水の量を1~2g増やすと、ボロボロ崩れずに型抜きしやすくなりますよ。
かき氷シロップやジュースでアレンジ
ラムネに風味を付けるなら、夏に活躍するカキ氷シロップが使えます。
分量は水小さじ1/2と置き換えるだけでOKです。
ブルーハワイシロップで作ったところ、きれいな水色のラムネになりました。味もプレーンに比べると少し甘め♪
ジュースも同じく代用できます。
かんきつ系の100%ジュースを使う場合は、レモン汁と置き換えるとちょうどいい酸味に。
子どもたちが大喜びすること間違いなし!
自由研究にも◎カラフルおいしいラムネ菓子を作ろう
ラムネは口の中に入れるとひんやりとして、シュワシュワ溶けていきますよね。これは重曹とクエン酸の反応のおかげ。
少し科学の実験っぽいので、自由研究のテーマにもおすすめですよ。
いろいろな形や色へのアレンジも自由自在!ぜひお家で手作りラムネをお楽しみください♪