ロングセラーの「あのクッキー」を作ろう!
「外はさっくり、中はしっとり」のフレーズといえば、スーパーなどでおなじみのソフトチョコチップクッキーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、子どもからお年寄りまで幅広い世代に人気の「あのクッキー」の再現レシピです。
あのソフトチョコチップクッキーの再現レシピ(15枚分)
最大の特徴と人気の理由は、外側のさっくり感と内側のしっとり感という食感の二重構造!
中に入っているチョコチップもいいアクセントになっています。
内側の生地を作る
材料
- 白あん…25g
- 水あめ…8g
- きび砂糖…5g
- 無塩バター…8g
- バニラオイル…1滴
- チョコチップ…15g
- 薄力粉…18g
作り方
- 常温に戻したバターをクリーム状に練り、白あん・水あめ・きび砂糖・バニラオイルを入れてその都度よく混ぜる。
- チョコチップを入れて混ぜる。
- 薄力粉をふるい入れて混ぜる。
- ボウルにラップをかぶせ、冷凍庫で30分間程度休ませる。
外側の生地を作る
材料
- 無塩バター…25g
- きび砂糖…20g
- 卵…4g
- バニラオイル…2滴
- 薄力粉…45g
作り方
- 常温に戻したバターをクリーム状に練り、きび砂糖・バニラオイルを入れてその都度よく混ぜる。
- 卵を2回に分けて入れ、よく混ぜる。
- 薄力粉をふるい入れてさっくりと混ぜる。
- 生地をラップで包み、冷蔵庫で30分間以上休ませる。
成形~焼成
作り方
- 内側の生地は5gずつ、外側の生地は6gずつ切り分ける(15等分ずつ)。
手に打ち粉(分量外)を振って軽く丸める。
*生地が冷えているうちに手早く行うのがコツ。
- 外側の生地を薄くのばし、内側の生地をのせる。
- 外側の生地で内側の生地を包む。
打ち粉をした手で丸め、表面を整える。
- 中央を手で押して丸い形を作る。
オーブンシートを敷いた天板に並べる。
- 170℃に予熱したオーブンで16分間~焼けば完成!
「外はさっくり、中はしっとり!あのソフトチョコチップクッキー」の詳しいレシピページはこちら。
保存方法
焼きたてはサクッとしっとり。冷めると少しかたくなります。
粗熱が取れてから密閉容器に入れておけば、よりしっとりします。
レシピのポイント
1970~1980年代にアメリカで人気だった「焼きたてクッキー」を元に作られたというソフトチョコチップクッキー。
「あの食感」を再現するための3つのポイントをお教えします。
ポイント1.生地を二層にする
生地を内側と外側のニ層にすることで、「外はさっくり、中はしっとり」という最大の特徴を再現。
内側の生地は水分を多めにしてソフトになるように、外側の生地は水分が少なめでサクッと仕上がるように、全く異なる配合で2種類の生地を作ります。
ポイント2.白あんと水あめを入れる
内側の生地の独特のしっとり感の秘密は、白あんと水あめです。
白あんを入れることで、しっとりしつつほろっとした食感に。
水あめを入れると少し粘度のある食感が生まれ、しっとり感が長続きします。
ポイント3.焼きすぎない
焼きすぎると食感がかたくなってしまいます。
裏面にしっかり焼き色が付けばOK。
表面は周りに少し焼き色が付いていれば、中央の焼き色は薄めで大丈夫です。
アレンジレシピ:ココアバージョン
ココアパウダーを加えたアレンジレシピ。
基本のバニラ風味とどちらがお好きでしょう♪
材料(15枚分)
内側の生地
- 白あん…25g
- 水あめ…8g
- きび砂糖…5g
- 無塩バター…8g
- チョコチップ…15g
- 薄力粉…15g
- ココアパウダー…3g
外側の生地
- 無塩バター…25g
- きび砂糖…20g
- 卵…4g
- 薄力粉…40g
- ココアパウダー…4g
薄力粉とココアパウダーをあわせてふるい、他の手順は基本のレシピと同じでOKです。
絶品ソフトクッキーをおうちで再現してみませんか
「あのクッキー」は筆者も個人的に大好きなおやつです。少し甘いものが食べたいとき、小腹が空いたとき、朝の目覚めに、子どものおやつに、手土産に、たくさんお世話になってきました。
今回ご紹介したレシピは、「あのおいしさ」を再現するために試行錯誤を重ねて完成したレシピです。
冷めてもおいしいですが、焼きたてを食べられるのは手作りならでは。焼きたては「外はさっくり、中はしっとり」がさらに際立ち、格別のおいしさです。
ぜひ手作りしてみてくださいね。