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ボネのレシピ、イタリアのココアプリンの作り方

date
2024/03/27
writer
natsue
category
お菓子作り

濃厚なココアプリン、ボネはいかが♪

皆さんは、「ボネ」というイタリアのお菓子をご存じでしょうか?

イタリアのスイーツといえば、ティラミスやパンナコッタが有名ですよね。
プリンのような見た目のボネは、ココアやアマレッティを使用した、濃厚でおいしい大人のドルチェ♪

今回は、濃厚なココアプリン「ボネ」のレシピをご紹介します。

ボネとは

ボネとは、チョコレート風味の濃厚なココアプリン。
イタリア・ピエモンテ州の南部ランゲ地方の代表的な伝統菓子で、郷土の方言で「ベレー帽」という意味をもつ言葉です。

名前の由来は、ベレー帽に似た型を使用するからといわれたり、外出の準備でベレー帽をかぶるタイミングと同様に食事の締めくくりに食べるからといわれたりしています。

一般的なココアプリンと違うのは、アマレッティというサクサクとしたアーモンドクッキーが入っていること。
アマレッティは、マカロンの原型となった焼き菓子なんだそうですよ♪

風味を増すため、アマレットというアーモンドのような香りのする杏のリキュールがたくさん入っているのも特徴のひとつ。
大人にぴったりなドルチェです。

ボネのレシピ(20cmのパウンド型1台分)

かためのプリン生地とアマレッティ、カラメルソースの組み合わせがたまらないおいしさ。
ココアやアマレットの風味が舌に残る、濃厚な一品です。

アマレッティを作る

材料

  • 卵白…20g
  • 砂糖(グラニュー糖)…35g
  • アーモンドパウダー…50g
  • アマレット…5g

作り方

  1. ボウルに入れた卵白にグラニュー糖を三回に分けて加え、ハンドミキサーでメレンゲを作る。
    *つやがあり、持ち上げるとツノが下がる程度に泡立てればOK。

  2. アーモンドパウダーをふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。

  3. アマレットを入れ、混ぜ合わせる。

  4. 絞り袋に入れ、間隔をあけて直径5cm程度に絞っていく。

  5. 150℃に予熱したオーブンに入れ、焼き色が付くまで約30分間焼成する。

カラメルを作る

材料

  • 砂糖(グラニュー糖)…50g
  • 水…小さじ1

作り方

  1. 小鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかける。

  2. ある程度色が付いてきたら火を止め、余熱で火を入れる。

  3. パウンド型にカラメルを流し、冷蔵庫で冷やしておく。

ココアプリンを作る

材料

  • 全卵(Mサイズ)…2個
  • 卵黄…1個
  • ココアパウダー…50g
  • 砂糖(グラニュー糖)…60g
  • 生クリーム(乳脂肪分36%)…50g
  • 牛乳…200g
  • アマレット…16g

  • 卵白(Mサイズ)…1個
  • 砂糖(グラニュー糖)…20g

  • アマレッティ…50g

下準備

  • 湯せん焼き用に熱湯を用意しておく。

作り方

  1. アマレッティをビニール袋などに入れ、めん棒で砕く。
    *大きさはお好みでOK。

  2. ココアパウダーとグラニュー糖60gをボウルに入れ、ホイッパーでよく混ぜ合わせておく。

  3. 全卵と卵黄を入れ、ホイッパーで混ぜていく。

  4. 生クリーム・牛乳・アマレットを順に入れ、その都度混ぜ合わせる。
    生地を一度こす。

  5. ボウルに卵白を入れ、グラニュー糖20gを2~3回に分けてを加えてメレンゲを作る。
    *ハンドミキサーを上げるとツノが下がり、つやがあればOK。

  6. 4のココア生地を数回に分けてメレンゲに入れ、泡がつぶれないようにゴムベラで底からすくい上げて混ぜていく。

  7. アマレッティを入れて混ぜ合わせる。

  8. パウンド型に流し入れる。

  9. 型より大きめのバットに入れ、60℃くらいのお湯を注ぐ。

  10. 150℃に予熱したオーブンに入れ、湯せん焼きで45~55分間焼成。

    *ご家庭のオーブンによって焼き時間は異なるため調節してください。竹串を刺して何も付いてこなければ焼き上がり。

  11. 粗熱を取り、冷蔵庫で一晩寝かせる。

  12. パレットナイフを型の周りに沿わせ、型ごとひっくり返してお皿に出す。

  13. 完成♪

ボネ」の詳しいレシピページはこちら。

レシピのポイント

ボネを作る際の、3つのポイントを押さえましょう。

ポイント1.プリン液の卵は混ぜすぎない

プリン液を作る際、卵を泡立てすぎてしまうと、気泡のような「す」ができてしまう原因になります。
「す」ができると見た目が悪くなるのはもちろんのこと、食感も悪くなってしまうので注意が必要。

ホイッパーで優しく混ぜ合わせましょう。

ポイント2.必ずこす

工程4で卵液を茶こしでこすのも、「す」ができにくくなるための大事な作業。

省かないようにしましょう。

ポイント3.アマレッティの大きさは好みで調節を

ボネは、アマレッティを砕く大きさで、見た目も食感も変わってきます。

アマレッティの食感をより味わいたい方は、粗めに砕くのがおすすめ。
お好みに合わせて調節してみてください。

大人が楽しめるイタリアの郷土菓子、ボネを作ろう

今回のコラムでは、イタリアのココアプリン「ボネ」のレシピをご紹介しました。

普通のココアプリンとは違い、アマレッティの食感とアマレットの香りが口いっぱいに広がってとってもおいしいボネ♪

レシピのポイントに注意して、ぜひ作ってくださいね!

【おすすめの特集】チョコレートプリンレシピチョコレートプリンレシピの特集はこちら

date
2024/03/27
writer
natsue
category
お菓子作り
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かわいいお菓子を見るのも食べるのも大好き♪ 今では息子も食べられる優しいおやつを作ることも楽しみの一つです♡

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