マスカルポーネを練り込んだ、人気のパンを作ろう
ティラミスで一躍有名になり、お菓子作りで使われることの多いチーズ「マスカルポーネ」。イタリアの代表的なチーズで、なめらかで上品な甘みと濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
今回は、このチーズをぜいたくに使ったパンのレシピをご紹介。
「あの会員制倉庫型店舗」で人気のマスカルポーネロールを目指して作ります。
マスカルポーネロールパンのレシピ(8個分)
マスカルポーネチーズをたっぷり練り込み、ふんわりソフトで歯切れがよく、リッチな風味が楽しめるパンのレシピです。
材料
- 強力粉…200g
- 砂糖…30g
- 塩…3g
- マスカルポーネ…70g
- 卵…12g
- インスタントドライイースト(耐糖性)…4g
- 水…68g
- 無塩バター…25g
下準備
- マスカルポーネと卵を混ぜ合わせる。
- 塗り卵(卵2:水1の割合)を用意する。
作り方
- 水にインスタントドライイーストを振り入れ、ホイッパーで混ぜる。完全に溶けていなくてもOK。
- ホームベーカリーに強力粉・砂糖・塩を入れ、混ぜ合わせたマスカルポーネと卵、イースト水を加えて8~10分間こねる。続いて無塩バターを加えて8~10分間こねる。
- ボウルに入れてラップをし、28~30℃で50分間一次発酵。
- パンチをする。
ボウルから生地を取り出して正方形に整え、左右から1/3、向こう側と手前側からも1/3ずつ折る。
- バットに入れて平たく整える。ラップをして冷蔵庫で30分間、一次発酵の続きを行う。
- 成形をする。
生地を台に出し、18cm×36cmにめん棒でのばす。生地のきれいな面が下になるように置き直して三つ折りする。裏返してめん棒で15cm×25cmにのばし、ビニールまたはラップをかけて15分間ほど休ませる。
- スケッパーで8個に切り分ける。
- オーブンシートに生地を並べ、34~36℃で35~40分間最終発酵。
- 最終発酵中に230℃でオーブンの予熱を始める。
オーブンの発酵機能を使用している場合、15~20分間発酵させた後オーブンの予熱を開始。取り出した生地は室温で発酵させる。 - 表面に塗り卵をハケで塗る。
- 230℃で予熱したオーブンの温度を180~200℃に設定し、10~12分間焼成すれば出来上がり。
「マスカルポーネのテーブルロール」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
マスカルポーネを加えたパン生地を、おいしく焼き上げるための3つのポイントを押さえましょう。
ポイント1.生地温度に注意する
油脂分(マスカルポーネと無塩バター)の配合が多い生地の場合、生地の温度が高くなるとやわらかくダレやすくなるので注意。
こね上がった生地の温度は26℃前後になるようにします。
また、パンチ後に生地を冷蔵庫に入れると扱いやすくなり、成形も楽ちんに。
ポイント2.生地を休ませる
成形で三つ折りして形を整えた後、生地を休ませましょう。
のばした生地は縮もうとする力が働くので、お休みさせて生地の緊張を取ってから切り分けるときれいに仕上がります。
ポイント3.焼成時間はレシピをチェック!
焼成は、レシピに記載の時間内で焼き上げましょう。
時間が長くなるとパサつきの原因に。
アレンジ自由!おすすめの食べ方
リッチなおいしさのマスカルポーネロール。手軽に楽しめるおすすめの食べ方をご紹介します。
マスカルポーネを添えて
朝食やおやつなら、「バター」もいいけど「マスカルポーネ」をつけて食べてみて。
バターと生クリームの中間のようなマスカルポーネとの相性は◎ お好みでジャムなどを添えて。
トーストしてもおいしく、サクサクと軽い食感が楽しめますよ。
サンドイッチに
サンドイッチなら定番のハム&チーズをはじめ、スモークサーモン、たまごサラダなどお好きな具材を挟んで楽しんで♪
カツサンドやハンバーガーにもおすすめです。
また、簡単アレンジでお惣菜パンはいかが?
切り込みを入れてカップ状にし、ツナマヨネーズを詰めてピザチーズとマヨネーズをトッピングして焼いて完成!
スイーツ系にも
スイーツ系のおすすめは「シナモンロール風サンド」と「ブレッドプディング」!
シナモンロール風は、バターとシナモンシュガーでトーストしたらクリームチーズフロスティングをサンド。
ブレッドプディングは、小さくちぎったマスカルポーネロールとドライフルーツに、アパレイユと溶かしバターを混ぜてベイク。残ってしまったときのおすすめアレンジです。
ふんわりやわらか♪お店みたいなマスカルポーネロール
今回は、マスカルポーネチーズを混ぜ込んだテーブルロールのレシピをご紹介しました。
やさしい甘みとミルクの風味に、ふんわりやわらかな食感が楽しめるこのパンは、どなたからも愛される味。お店で人気なのも分かります。
カゴやトレーにのせてお料理と一緒に並べたら、ご家族やお客さまにも喜ばれるはず。
ぜひ、作ってみてくださいね。