やわらかさの秘密は?生フランスパンを作ろう!
コンビニなどでも発売されている、しっとりやわらかな食感が特徴の生フランスパン。見たり聞いたりした方も多いのではないでしょうか。
今回は初心者の方でも挑戦しやすい生フランスパンのレシピをご紹介します。
時間はかかりますが、こねない作り方で簡単にできますよ!
生フランスパンのレシピ(3本分)
生クリームを配合した、ソフトな食感の生フランスパンのレシピです。
前日に生地を冷蔵発酵させておき、次の日に成形して焼き上げます。
材料
- 準強力粉(リスドォル)…200g
- 塩…4g
- 砂糖…15g
- ドライイースト…1g
- 生クリーム(乳脂肪分35%)…30g
- 水…105cc
※準強力粉をお持ちでない方は強力粉150g、薄力粉50gでも作れます。
生地を作る
作り方
- ボウルに生クリームと水以外の材料を全て入れ、ヘラなどでしっかりと混ぜ合わせます。
- 生クリームと水を加え、粉気がなくなるまでしっかりと混ぜます。
- ラップをかけて30分間生地を置いておきます。
30分経過したらヘラで端を持ち上げ、中央に向かって折りたたみます。これを全角度から1周分行います。
- 再びラップをかけ、30分間生地を置いておきます。
30分経過したら3と同じ作業をもう一度行います。 - 生地が乾燥しないようにしっかりとラップをかけ、冷蔵庫で一晩発酵させます。
*約2倍の大きさになるまでを目安にしましょう。
分割・成形・焼成を行う
作り方
- 一晩たち、2倍の大きさに発酵した生地。
- 打ち粉を振って作業台へ出し、長方形に形を整えたら3等分にします。
- 軽く三つ折りにし、ラップをかけて15分間ベンチタイムを取ります。
- 分割の際の切り口が左右にくるように置き、生地が張るように奥のほうから2/3を折ります。
*成形のときにガスをつぶさないようにするのが大事なコツ!
- さらに、写真のように生地が張るように折り、とじ目をきちんととじます。
- とじ目が上にくるように、さらに半分に折り、とじ目をきちんととじます。
- 約20cmの長さになるまでコロコロと転がして伸ばします。
- フランスパン用天板にのせ、乾燥しないようラップをかけます。
- 一回りほど大きくなれば、二次発酵終了です。
- オーブンを230℃に予熱します。天板ごと予熱してください。
*スチーム機能がある場合は使用し、ない場合は普通の予熱で構いません。 - 予熱している間に生地に打ち粉をし、クープを1本入れます。
霧吹きで水を振りかけます。
- 予熱が完了したら220℃に下げ、スチーム機能で6分間焼成。その後190℃で14分間焼成します。
*スチーム機能がない方は、オーブン庫内に霧吹きで水を吹きかけて焼いてください。 - 焼き上がったらクーラーに移して粗熱を取り、完成です♪
「*捏ねない!生フランスパン*」の詳しいレシピページはこちら。
生フランスパンの食感や味は?
生フランスパンは普通のフランスパンとは異なり、少しソフトな食感に仕上がります。
今回のレシピは、小麦のうまみとやさしい甘さがとてもおいしいですよ♪
レシピのポイント
生フランスパンをきれいにおいしく仕上げるポイントをお教えします。
しっかり発酵させる
パン生地は、一次・二次ともにしっかり発酵させるのが大事なポイント!
特に発酵によって生じたガスが焼き上がりのクラムの気泡に繋がります。
時間はかかってしまいますが、しっかりと発酵を取りましょう。
成形時には生地を優しく扱う
成形時に強い力をかけたり、手荒く扱ったりすると、せっかく生じた気泡がつぶれてしまいます。
優しく扱って成形しましょう。
食べ方いろいろ♪アレンジレシピ
そのまま食べてももちろんおいしい生フランスパン。でもアレンジするとさらにおいしく食べられます!
おすすめの食べ方をいくつかご紹介します。
はちみつ×バター
ばちみつとバターというシンプルな組み合わせですが、パンのおいしさがより際立つアレンジです。
1本ペロリと食べられてしまいますよ!
あんこ×バター
あんバターサンドといえば、鉄板の組み合わせ!まさに間違いのないおいしさです。
あんこもバターも惜しまずたっぷりサンドするとより幸せな一品に♪
他にも、生クリームをサンドしたりクリームチーズを合わせたり、アレンジ方法は無限大!お好みのアレンジを見つけてくださいね。
朝食やランチに、ぴったりですよ!
こねずに簡単♪リッチな生フランスパンを作りませんか
今回のコラムでは、やわらかな食感が特徴の生フランスパンのレシピをご紹介しました。
普通のフランスパンとは違い、生クリームが入ることでリッチな味わいとソフトな食感を生み出す生フランスパン。
普通のパンの作り方より時間はかかってしまいますが、こねる作業がない簡単レシピです。ぜひ作ってみてください。